AMD、新グラフィックスカード「Radeon Pro WX」シリーズを含むソリューションを発表

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AMDは、新グラフィックスカードシリーズ「Radeon Pro WX」および、一連のグラフィックス・テクノロジーとソリューションを発表した。

 
最新のコンテンツ制作やエンジニアリングに対応する強力な新型ソリューションとして、プロフェッショナル・グラフィックスカード「Radeon Pro WXシリーズ」を発表。数々の受賞歴を誇る「Polaris」アーキテクチャーを採用し、没入型コンピューティングの時代に向けて、優れた機能を提供するよう設計されている。「Radeon Pro」とは、異なるアプローチとなる本製品シリーズは、オープンソース・ソフトウェア向けに最適化されており、クリエイティブ・プロフェッショナルや、科学、技術、エンジニアリングの境界を広げるプロフェッショナル向けに設計されている。製品の構成は以下の通り。これらの3製品は2016年第4四半期に販売開始予定。

 
●Radeon Pro WXシリーズ
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Radeon Pro WX 7100
設計工学やメディア、エンターテイメントのワークフロー処理に対応。プロフェッショナル向けのVRコンテンツ制作に対応した、AMDで最もコストパフォーマンスが高いワークステーション・ソリューション。

 
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Radeon Pro WX 5100
製品開発向けソリューション。デザイン・ビジュアライゼーション分野におけるゲームエンジンの進化に対応。

 
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Radeon Pro WX 4100
ハーフハイト設計で優れたパフォーマンスを発揮。CADプロフェッショナルの求めるミッドレンジのアプリケーション性能をスモール・フォームファクター(SFF)・ワークステーションで実現。

 
また、同社の物理ベースのレンダリング・エンジンをオープンソース化し、ソースコードを開発者向けに公開することを発表。

 
「GPUOpen」イニシアチブの一環である「Radeon ProRender」(旧名称「AMD FireRender」)は、写真のようにリアルなレンダリング技術によって強化された高性能のアプリケーションとワークフローの提供通じて、クリエイターのアイデアに命を吹き込む。開発者への支援を目的としたAMDのイニシアチブで、コストを費やすことなく、オープンな開発ツールとソフトウェアの利用を通じて、大幅な高性能化と実物のような体験を実現。画期的なゲーム、プロフェッショナル・グラフィックス・アプリケーション、GPU演算アプリケーションの制作を支援する。

 
ほかのレンダラーとは異なり、「Radeon ProRender」は、同一のシステム上で同時に、複数のGPUとCPUの演算機能をバランスをとりつつ処理することが可能となる。最先端のGPUアクセラレーション機能を通じ、高精度な結果を迅速に生み出す。すでに提供開始されている「Radeon ProRender」プラグインは、Autodesk 3ds Max、Dassault SystèmesのSOLIDWORKS、Rhinoなど、一般的な3Dコンテンツ制作アプリケーションに対応し、Autodesk Mayaにも近日対応予定。また、Windows、OS X、Linuxの各種OSと、AMDおよび他社ベンダーのGPU、CPU、APUに対応している。

 
さらに、大規模データセット・アプリケーション向けの新型「Radeon Pro」ソリューションの開発に取り組んでおり、まずは開発キットとして提供すると発表。1TBの「Radeon Solid State Graphics(SSG)」の採用により、「Radeon Pro」テクノロジーは、既存のGPUと比較して、10倍以上のメモリ容量を実装する。これにより、大幅な高性能化が実現し、8K動画のリアルタイム・ポストプロダクション、高解像度レンダリング、VRコンテンツ制作、石油・ガス探査、計算工学、医療画像処理、ライフサイエンスなど、次世代のユースケースにも最適となる。

 
世界初となる「Radeon Pro SSG」ソリューションのデモ公開では、8K RAW動画のタイムライン・スクラブにおいて、17フレーム/秒から90以上という優れたアクセラレーションが行われた。現在、開発キットの申込みを受付けており、2017年中には全面的な提供開始を予定。開発キットに関する詳細と申込みについては、Radeonの特設サイト(英語)を参照。

 
●関連リンク
Radeon 特設サイト(英語)

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