カシオ、アウトドアに最適な全天周カメラ「EX-FR200」9月中旬発売 2つのカメラで全天球撮影も
カシオ計算機は、9月中旬にデジタルカメラ「エクシリム Outdoor Recorder」の新製品として、ワンシャッターで180度の全天周映像を記録できる「EX-FR200」を発売する。価格はオープン価格。1つのコントローラーで2つのカメラが操作できるため、カメラ部単体の「EX-FR100CA」「EX-FR200CA」もあわせて発売される。
180度空間まるごとを記録する「全天周撮影モード」のほか、周囲（水平）360度を記録する「パノラマ撮影モード」や、レンズの撮影範囲の中央部分をトリミングした対角208度の「超広角撮影モード」に対応。撮りたいシーンに応じて切り替えできる。さらに、2つのカメラを使用した「全天球撮影モード」に対応。カメラ部2台を同時に使用することにより、水平・垂直方向を360度の範囲で捉えた全天球映像が撮影できる。
このほかにも、ハンズフリーで静止画と動画を織り交ぜながら“ながら撮り”ができる「インターバル機能」、肉眼では捉えきれないスピーディな動きを高画質な240fpsで撮影する「ハイスピードムービー」、アクティブなシーンに最適な「手ブレ補正」など、実用性の高いさまざまな機能が搭載されている。製品本体も、アウトドアでの使用を想定した耐衝撃、耐低温、防水、防塵性能を充実させた。
カメラ部とコントローラー部を分離した「セパレートスタイル」や、レンズと液晶面を同一面に配置した「セルフィースタイル」、カメラ部を折り畳んだ「カメラスタイル」など、シーンに応じて自由な撮影スタイルが選べる。また別売のオプションアタッチメントとして、リュックサックなどにカメラ部を取り付けて360度回転できる「マルチアングルクリップ（EAM-2）」（2500円 税抜）、カメラ部を先端にコントローラー部を手元にとりつけて1045mmまで伸ばせる「マルチアングルスティック（EAM-4）」（8000円 税抜）などを用意。さらに、カメラ2台をセッティングできる「マルチカメラマウンター（EAM-8）」（5000円 税抜 10月下旬発売予定）も新たにラインアップされた。
撮影した全天周・全天球イメージは、専用のスマートフォンアプリ「EXILIM ALBUM」に送ることで、静止画なら3箇所、動画なら2箇所の表示位置を自動で選択し、歪みを補正して分割表示。撮った映像を複数の視点から同時に見ることで、臨場感を味わえる。気になった箇所は全画面表示も可能。アプリ内に作成したアルバムから、静止画・動画を自動でセレクトして作成されるタイムライン表示およびムービーコンテンツは、SNSでの共有に最適だ。
全天周または全天球モードで撮影した静止画・動画の再生・編集・書き出しができるPC用アプリとして「EXILIM 360 Viewer」も用意される。YouTubeの「360°Video」対応のファイル形式に変換してアップロードできる。
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・カシオ計算機 EX-FR200 製品紹介ページ
