1枚絵からキャラをぐりぐり動かせる「E-mote」に注目! VR化の用途にもぴったり【TGS】

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東京ゲームショウの4-N05に出展しているM2では、キャラクターを描くだけで、立体的にキャラクターを動かすことができるアニメーションツール「E-moto」(エモート)のデモを行なっていた(関連記事)。

 
同サービスは、コンシューマーゲームを中心に多く採用されているものだが、VRにも対応可能である部分をプッシュしていた。もちろん、ベースは平面のイラストだが、左右45度あたりまで立体にすることができ、また表情や動きも自由にできるということがよくわかるもの。正面だけでいいなら十分なものではないだろうか。

 
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写真のキャラクターは元は1枚のイラスト。

 
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VRデモはHTC Vive+Leapmotion。

 
実際にどのようなワークフローで行なうものなのかを体験することもできた。ポイントはイラストはPSDで作成し、動かしたいパーツをレイヤーに分けておくこと。そのデータをE-motoに読み込ませると、輪廓やシャドウを計算して、動きをつけてくれる。それをレイヤーごとで実行して、最終的にひとつの動きになる。

 
デモでは自分の描いた絵が動くところをチェックでき、描いてすぐ立体的なキャラクターとして動くさまは実に不思議なものだった。来場したときには要チェックだ。

 
またE-moto側での調整項目は豊富であり、違和感がないように調整を加えていけることも可能だ。1枚のイラストからアニメにしやすいということで、LINE用スタンプのデモも用意されていた。この制作も体験することができる。

 
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作画はいわゆるイラスト作成環境でいい。PSDで出力できるかどうかだ

 
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E-motoエディットにPSDデータを読み込ませたところ。顔パーツだけでなく、体の向きなど豊富に用意されている。

 
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E-motoエディットを利用して、LINE用スタンプアニメーションを作成したデモ。

 
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作成代行を受け付けている。コンシューマーゲームで見ような細かさまでもっていくのは大変な作業であるため、1体あたりはかなり高めだ

 
使用するためには1年間のライセンス契約をしなくてはならないが、UnityやCocos2dのほか、iOSやAndroid、Direct X、吉里吉里2/KAG3、YU-RISなど幅広く対応することを考えると、安い部類に入るといってもいい。また無料版としてE-mote Free Movie Maker「えもふり」があり、E-motoの性能の一部を体験できる。こちらは6枚のレイヤーを用意すると、キャラクターがかんたんに動くというもの。無料なので、気になる人はチェックしてみよう。

 
ともあれ、実際に動くデータ作りを大変できることが面白い。もっぱら、そのVR版のデモのほうに人が集まっていたのだが、制作の過程を経験してみると、とくにモーション作りの部分で、新たな知見を得られるだろう。

 

 
(Text by 林佑樹

 
 
●関連リンク
E-mote
M2

 

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