本当に彼女はそばにいる 「サマーレッスン」最新情報ステージを濃密レポ【TGS】

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千葉県・幕張メッセで9月18日まで開催中の東京ゲームショウ2016において、バンダイナムコエンターテイメントはPlayStation VR専用ソフト「サマーレッスン」の最新情報を披露するイベント「サマーレッスン:TGS 2016 Study Stage-発売間近!最新情報トークステージ」を開催した。

 
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バンダイナムコエンターテイメントからはもうおなじみのこの二人、クリエイティブプロデューサーの原田勝弘氏とディレクターの玉置絢氏、さらにスペシャルゲストとして、「サマーレッスンは開発初期段階から追っかけてきた」と自負するプロレスラーのザ・グレート・サスケ氏も登場。

 
まず「サマーレッスン」の歴史について触れられた。まずVRのキャラクター研究の一環で鉄拳のブライアンというキャラクターでサマーレッスンと同様のコンテンツを作ろうとしたが、これは失敗。理由は間違いなくキャラの選定が原因と思われ(笑)、女子を愛でる方向での制作に変更。開発当時はVRブームが来ていないこともあって頓挫しかけたときもあったが、2014年に発表されたPS4用Project Morpheus(後のPS VR)に合わせ開発をしていることを発表。同年の東京ゲームショウ2014で試遊を行う、というところまで行ったのだが、あまりの反響の多さに試遊自体を断念せざるを得ない、という異例の事態に。その後2014年の年末に改めて試遊会が開かれた。

 
2015年にはE3出展向けの海外版が開発され、同年の東京ゲームショウでは満を持しての試遊出展にステージイベントも開催された。2016年に入り、PS VRの発売日も決まったことで研究試作から商品へと格上げ、ローンチタイトルとしてのリリースが決定した。そして先日のSIEJAプレスカンファレンスで「サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム」としてのリリースが発表された、というわけだ。

 
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開発初期は「部活(業務外)で作れ」と言われた頃もありました。

 
商品としてのリリースを行うことで、ゲームとしての明確な目的が追加された。それは「ちょっと勉強不足のひかりちゃんに勉強を教えて新学期早々行われるテストで恥ずかしくない点を取る」ということだ。期間は8月25日から31日までの7日間。学習成果は日々評価されていく。もちろんVRコンテンツならではのハプニングも多数用意されている。ちなみにCERO対象年齢はセクシャル表現では上限のD(17歳以上対象)になる模様。

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成績はかなりヤバ目といわれるひかりちゃん。そういえば2014デモではクローゼットの上に教科書をのせてたのでアホの子説も……。

 
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なんだかんだでひかりちゃんとの距離の近さが本作の一番の売りです。

 
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その近さを実際に試す原田&サスケ両氏。

 
また、話題になった追加シチュエーションについても触れられた。神社に外出、喫茶店でメイド服(店がメイド喫茶ではない)、花火大会などのシチュエーションが追加で用意される。なお、リリース順は未確定。また本作はVRキャラクターをどうやって表現するかを実験する場でもあり、新しい表現等が開発されればそれを使ったシチュエーション追加DLCとして配信することも考えているそうだ。

 
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そんな話を聞いてうずうずするサスケさんの目の前にPlayStation VRが登場! 本邦初の実機プレイ配信を行うことに。

 
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マスクの上からでもかぶれるPS VR!(笑)

 
今回のバージョンはマスターちょい手前くらいのバージョンで、SIEブースで出展されているものと同一のものを使用している。まずはDAY 0、ひかりちゃんとの出会いのシーンをプレイした。

 
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オープニングは喫茶店から。いろいろな場所を見回しながら「有名人のサインがある!」「扇風機が回ってる!」と指さすサスケさん。ちなみに原田さんのバグ出し指摘もこんな感じで、はたから見ると虚空を見ながら指をさすへんなおじさんにしか見えない(汗)。

 
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初対面シーン。部屋の中で待機していると、警戒してしまうひかりちゃん。それをなんとか身振りを交えて誤解を解こうとするサスケさん。身振り手振りはゲームには反映されないのだが、ついリアクションをしてしまうのだそうだ。また国によっても違いがある、とのこと。

 
とりあえず、部屋に入っている変質者、との誤解を解いて家庭教師ライフを始めるサスケさんだが、一度PS VRを外されて感想を聞くことに。開口一番「キャラの造形がすごい!」と感嘆するサスケさん。もともと「鉄拳」シリーズというで人間の造形やモーションを長年続けてきたスタッフだったが、格闘ゲームの“固い動き”とは異なったモーションを求められたり、まばたき一つにしても格闘ゲームでの決めポーズで使われるものと違ってカメラが固定でなく、どういう角度から見られるかわからない、ということもあり、キャラの造形やモーションの実装には試行錯誤が行われた。さらにVRは初めての試みであり、ゲーム開発20年のキャリアを持つ原田氏でも過去の経験には頼れない、と語り、改めて本作がVR、そしてゲームの新たな道を切り開く作品であるということを証明した形だ。

 
そして、サスケ氏にはもう一度PS VRを装着してもらい、いよいよ試遊台では体験できないシチュエーションにトライしてもらうことに! それはヘッドホンを片耳ずつ装着して二人で同じ音楽を聴く、というもの。当然二人の距離はヘッドホンのコード分しか距離がないわけで……

 
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非常に近距離! そして思わず「ひかりちゃんの音楽の趣味いいなぁ」と聞き惚れてしまうサスケさんに原田さんが開口一番「あ、それ鉄拳のメニュー音楽だから」とひどいカウンターを……(笑)。

 
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最後にまとめスライドで終了。玉置さんのパワーポイント資料の作り方が安定していて「まるで会社の会議のよう(笑)」と原田さん。

 
技術デモからVRキャラクターの可能性を探るため、継続的なアップデートを行う形のプロジェクトとなった「サマーレッスン」。配信日まで続々と新しい情報を出していく、ということなのでまずはそれらを追いつつ、PS VRの発売を待とう。「サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム」は10月13日、PlayStation VRと同時発売。PlayStation Storeではプリロード対応でPS VRを買って接続したらひかりちゃんにすぐ会える予約発売も実施中だ。

 
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「PS VRを買ったらまずはひかりちゃんに会ってあげて下さい」!

 
© BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

 
(TEXT by Shogo Iwai)

 
 
●関連リンク
「サマーレッスン」公式ページ

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