カップルで得点を競い合うことも ゲーセンのVR「大怪獣カプドン」オープン1ヵ月後の今を聞く

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昨今のVRムーブメントにおいて、日本では店舗型VRが目立っているジャンルのひとつとして挙げられる。

 
VRに興味はあるけど、機材を買うまででもない……という層に向けて、「VR ZONE Project i Can」(10月10日に営業終了)や東京ジョイポリスVR Centerなど、多くの新店舗が立ち上がってきた。ネットカフェや遊園地などでもVRコンテンツの導入が進んでおり、かなり広まってきている印象だ。

 
9月16日より稼働し始めたカプコンの「特撮体感VR 大怪獣カプドン」もそうした店舗型VRのひとつだが、ゲームセンターの「プラサカプコン吉祥寺店」で展開しているというのが新しい。事前の予約不要で、500円の1コインで遊べるという試みは、どんな成果をもたらしているのだろうか。同店を訪れてカプドンを体験してみた。

 
 

破壊の限りを尽くせるのが楽しい

 
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プラサカプコン吉祥寺店の店舗奥にカプドンコーナーはある。今回はコーナーのオープン前にお邪魔した。

 
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利用しているVRゴーグルは、HTC Vive。4.3m四方というかなり贅沢なスペースを確保して、ぞんぶんに歩き回れるのが特徴だ。

 
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体験前には遊び方を解説してくれる。

 
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総プレー時間は約3分。街を破壊して、防衛隊を撃破しながら、子供怪獣を探し出す3ステージを3つこなすとゲームクリアー。途中で3分経ってしまうとタイムオーバーだ。なおプレイヤーは怪獣なので、どんなに攻撃を受けても不死身だ。存分に暴れよう。

 
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HTC Viveのコントローラーを動かして街を破壊、人差し指のトリガーを引いて掴んで放して投げる、足で踏みつけて破壊というのが基本操作。さらに、親指のトラックパッドを押し続けてチャージし、目線で目標に合わせて放すと火の玉を吐いて遠隔攻撃できる。

 
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足のトラッキングに使うのもHTC Viveコントローラー。サンダルを履くだけなので装着もカンタンだ。

 
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イスに座ってHTC Viveを装着。

 
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モーションコントローラーを両手に握って体験スタート!

 
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足で蹴り飛ばしたり、手で軽く薙ぎ払うだけで、目の前の街がバリバリ破壊されていく。すげー! 街がゴミのようだー! 壊れてもすぐに復元されるので、プチプチを無限に潰すように壊しまくれるのが○ですね。

 
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街に顔を近づけると逃げ惑う人々や車などの細部をチェックできます。制限時間を気にして、子供怪獣を探すために破壊に夢中になっていると気付きにくいですが、随所を作り込んであるのがいい感じです。

 
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子供怪獣を見つけたら確保しよう。

 
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終了すると得点が出る。自分の手と足で破壊の限りを尽くせる──。そんなVRならではの気持ちよさをストレートに実現したのが、このカプドンといえるだろう。

 
 

平日も休日も「12〜16時の間が狙い目」

 
さらに店員の方にお願いして、近況もインタビューした。

 
 
──お客さんの反応はどうでしょう?

 
やってみたら楽しいという方がたくさんいらっしゃいます。最初は開発者の方が多かったんですが、今はもう一般の方との割合が半々ぐらいです。やっぱり見ていて楽しそうなので、やってみようという。

 
──元々、カプドン目当てで来てる方が多いですか? その場で見て遊ぼうという方のほうが多い?

 
両方いらっしゃいますね。VRだけやりに来たという方もいらっしゃれば、雑誌やウェブを見て来たという方もいる。なんとなく遊びに来て面白そうだからやってみたという場合もあります。

 
──お客さんの反応でこれは印象に残っているというのはありますか?

 
最初はハードルが高いようで、抵抗があるみたいですが、勇気をだしてやってみたら、皆様楽しかったと言っていただけますね。VRのゲームを色々と遊ばれている方々からは、自由度が高くてこれだけ歩き回れるVRはなかなかないですよとご好評いただいてます。

 
──(笑)。例えば、カップルや友達同士など、グループでいらっしゃる方も多いのでしょうか?

 
そうですね、いらっしゃいます。1人がプレーしているときに、待っている方が携帯電話で動画を笑いながら撮影して、あとで笑いながら見直すということが多いですね。みなさん楽しんでいらっしゃいますね。

 
──対戦台や協力プレーなど、ゲームセンターはコミュニケーションツールとしても機能していますが、VRでも同じようなことが起こっているんですね。

 
はい。カップルですと、まず彼氏の方がやって、その後彼女の方がやって、お互いに得点を競い合う方々もいらっしゃいます。

 
──これは印象に残っているというゲームプレーはありますか?

 
そうですね……。破壊だけに集中して、子供を一切助けない方とか、逆にすぐに子供を助けちゃって時間が1分ぐらい余っちゃって終わるという方もいらっしゃいました。

 
──えーっ! 時間が余るなんてことはあるんですか。

 
いらっしゃいましたね。壊したくないみたいな感じで。撫でるように破壊されて、子供だけ助けるという。

 
──こうした遊び方がオススメみたいなところはありますか?

 
時間をめいっぱい使って壊していただいて、いろいろ壊していただいてから子供を助けていただく方が満足度が高いかなと思われます。逃げ回る人をつかんで耳のところに持っていくと、いろいろなことを喋ったりしてくれます。そうした細かな作り込みも含めて、時間いっぱい楽しんでいただけたらと思います。

 
──最後に、どの時間帯が一番遊びやすいというのはありますか?

 
土日も含めてカプドンブースオープンの12時から16時まで比較的待ち時間なくご案内できます。ぜひ遊びに来て下さい。

 
 
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(TEXT by Minoru Hirota

 
 
●関連リンク
特撮体感VR 大怪獣カプドン

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