うわさのセルフVRステーションを試した!! TSUTAYA馬事公苑店のVR体験&レンタルが開始

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既報の通り、27日〜1月31日までの期間限定で、東京都世田谷区にあるTSUTAYA馬事公苑店にてHTC VIVEの店頭体験、およびIDEALENS K2のレンタルを提供する実験展開がスタートした。

 
専用コーナーはどんな雰囲気なのか? 無人で運用するセルフVRステーションとはどんなものなのか? 初日に現地を取材したので早速レポートしていこう!

 
 

レンタル業界もロケーションVRに参入!

 
昨今のVRというと、日本においてはロケーションビジネスでの展開が目立っている。VR ZONE東京ジョイポリスVR PARK TOKYOといったアミューズメント施設、自遊空間アイ・カフェといったネットカフェ、イオンレイクタウンイオンモール長久手といったショッピングモール、シダックスJOYSOUNDカラオケの鉄人のカラオケといった具合に、今年だけでさまざまな業態にVRが導入されてきた。

 
まさに「VR元年」といった盛り上がりだが、その年の最終月に新たに名乗りを上げたのが、レンタル業界の最大手であるTSUTAYAだった。同社の広報によれば、社内でも上層部の肝入りでスタートしたプロジェクトとのこと。その言葉通り馬事公苑店の体験スペースを見ても、単純にVR機器を置いているだけでなく、オリジナルの装飾やポスターを作り込んでおり、かなり力が入っていることが伝わってくる。

 

場所はココ。

 
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VRの体験スペースは、2階にあるレンタルコーナー入ってすぐのところ。

 
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HTC VIVEは、こんな感じで2台用意している。ちなみに位置トラッキング用のセンサーは1組。

 
VR業界的に注目なのは、無人での運用を前提としたセルフVRステーションの導入だろう(ニュース記事)。外でのVR体験というと、操作のやり方を教えたり、安全性を確保するために、係員が1人以上付いているところがほとんどだ。一方で、コンテンツが増えれば増えるほど、この案内のために人員を増やす必要があって、採算が取りにくくなる面もある。

 
そこでセルフVRステーションの登場だ。今回、2台導入されたものは、HTC VIVEの国内代理店でもあるデジカが米国から取り寄せたもので、この馬事公苑店が初めての導入となる。

 
2台の中身は同じではなく、片方がチュートリアル+海底を体験できる「theBlu」、もう片方がチュートリアル+4つのコンテンツから3つを選んで連続プレーとなっている。前者が初めてVRを体験する初心者向け、後者がハンドコントローラーでより深いゲーム体験を楽しめる中級者向けといった感じだ。

 
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入り口に近い方が、チュートリアル+海底体験「theBlu」。コントローラーの細かい操作を覚えることなく、360度映像に包まれて、バーチャル世界を歩けるという楽しさを味わえる。

 
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奥側のほうが、チュートリアルのほか、theBlu、弓矢を打つ「The Lab」内の「Longbow」、3次元お絵かきツールの「Tilt Brush」、リズムゲームの「Audio Shield」──から3つを選べる。最初にマウスで選んでおけば、体験中は一定時間が経過すると次のコンテンツに自動で切り替わる仕組みだ。

 
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予約なしで、ふらっと立ち寄って空いていたら遊べるのが気楽だ。手順としては、まずカゴに手荷物を置いておこう。

 
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奥側のステーションでは、マウスで遊ぶコンテンツを選んで、VRゴーグルをかぶる。HTC VIVEはちょうどこめかみの部分にマジックテープがあるので、いったん外してからゴーグルをつけてヘッドバンドを回し、マジックテープをきつく締めるといい。メガネの人で装着しづらい場合、ゴーグル内にメガネを入れてからはめるという手もある。

 
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お次はコントローラーをピックアップ。マイクロUSBケーブルに刺さった状態なので抜いて使うべし。なお、ゴーグルをつけたバーチャル空間でも、コントローラーが現実世界と同じ位置にCGで表示されているので取りやすい。

 
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奥側のステーションにあるLongbowやTilt Brush、Audio Shieldは、コントローラーの操作を覚える必要がある。初めてVRを触ったり、ゲームに慣れていない人が、いきなりこのコントローラーを扱うのは正直難しい。可能なら、今までVRを体験したことがある人が一緒に行って、「VRおじさん」として解説してあげるといいだろう。

 
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TSUTAYAの店員さんも運用のレクチャーを受けているので、わからない場合は聞くことも可能だ。写真は初日のオープン直後に「VRがどんなものか体験してみたかった」とこのステーション目当てでやってきた第1号のお客さん。

 
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さらに団体客がやってきて、体験している様子を写真で撮って楽しんでいた。グループで来てワイワイ楽しむのもありですね! ってか平日の午前中に立て続けにお客さんが来ていたので、かなりびっくりしました。

 
 

アダルトも追加予定のIDEALENSレンタル

 
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体験コーナーの隣には、IDEALENS K2のデモ機が展示されていた。同製品は、PCやゲーム機、スマートフォンといったものを用意せずに、単体で動作する一体型のVRゴーグルになる。

 
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1泊1000円、2泊で2000円、7泊で4000円というプライスだ。

 
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使い方もシートにまとまっている。OSを操作することなく、かぶってコンテンツを選んですぐに体験できる気軽さが一番のウリだ。

 
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今のところシューティングやパズル、フライトゲームなど14種類のコンテンツを用意。アダルトコンテンツも追加していくとのことなので、これは期待大だろう。

 
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ちなみにPANORAでプロデュースした、無料の小冊子「HTC VIVEスタートガイド」も置かれているのでぜひゲットしてみてください!!

 
 
TSUTAYA広報によれば、実験展開の結果を見て、全国展開も視野に入れているとのこと。特に近隣には東京農業大学があるので、農大生はぜひ訪れて試してみるべし! 友達と一緒に行くと盛り上がりますよ。

 
 
(TEXT by Minoru Hirota

 
 
●関連リンク
TSUTAYA 馬事公苑店
TSUTAYA

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