VRクリエイターが見るHololens(その2) 空間に浮く第4ディスプレーとしての活用が◎

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hololens
邂逅編につづいて、NPO法人オキュフェス、および株式会社桜花一門の代表である高橋建滋氏にマイクロソフトのMRゴーグル「HoloLens」をレビューしていただく。

 
 

インプットがしんどいので、アウトプットに使う

 
日常使いにHololensが使えないかと思っている自分ですが、一番の感想が「Google Chromeがないとつらい」でした。

 
自分の仕事や生活やらの情報を全部グーグルにあずけているので、スケジュールにしろ仕事で使うさまざまなウェブサービスにしろ、全部グーグルに一度アクセスしないとままならないというのが辛かった。このあたりMicrosoft Edgeユーザーでありながらグーグルのサービスを使いまくっている人がいれば解決策があるのかもしれません。

 
また、指での入力がやっぱりしんどい。仕事の中のインプットものじゃなくアウトプットに使うことを考えてみました。

 
まずはチケット管理用クラウドサービスを立ち上げ、空間に固定して、第4ディスプレーとして使ってみました。クラウドなので入力はモニターとキーボードを使い、HoloLensは確認だけです。

 
HoloLens17
自分の場合、モニターがゲームエンジンの「Unity」と3D CG作成ソフトの「Maya」と、どちらも2画面専有するアプリを使う事が多く、さらにSVN(ソースコードなどを集中管理するシステム)でコミットとかいうときに、下の方に潜ったチケット管理画面を掘り起こすのに大変だったりしました。

 
HoloLens19
そうしたときに第4のディスプレーとしてホロレンズが使えるのは大変よかったです。

 
HoloLens03
また似たような使い方で、Google カレンダーを中空に浮かせて……。

 
HoloLens04
PCで調整さんに入力、なんてこともしておりました。

 
一方で、Google マップを表示させつつ自転車に乗ろうとおもったら、知らない場所に行くとスキャンが始まってウィンドウが出ないし、これはオフィスから出ると無線LANが無いので使い物にならない。文字入力が日本語未対応っぽく、検索も全部アルファベットなのでなかなか思ったものが探せないというのもありました。

 
VRと違うなーと思ったのはやっぱりディスプレーが透過している点で、「ホロレンズを被りつつ、ガラケーで電話を受け、PCでスケジュールを確認して、紙とペンでメモを取る」という19世紀から21世紀まで入り交じった情報の使い方ができるというのが面白かったです。

 
あとHololensを被りながらコップでお茶を飲むのがつらいです。

 
以上、Hololens日常使い編でした。次回に続きます。

 
 
(TEXT by 桜花一門

 
 
●関連リンク
高橋建滋氏(Twitter)
株式会社桜花一門
HoloLens

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