DJI、産業利用に最適化されたドローン「MATRICE 200シリーズ」発表 6月頃出荷

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DJIは、新型の産業用ドローン「MATRICE 200シリーズ」を発表した。空撮による点検や検査、データ収集など、産業利用に最適化されたエンタープライズ向けのプラットフォームとなっている。操作と導入が容易で、空撮技術により業務効率の向上が期待できる。

 
「MATRICE 200シリーズ(M200シリーズ)」は、耐候性と防水性を備えた折りたたみ式の機体で、持ち運びも組み立ても容易に設計されており、さまざまな環境下で行われる現場作業に適している。DJIで初となる上向きジンバルマウントを搭載したことで、橋梁や鉄塔、電波塔などの底面や裏側の点検や検査も可能だ。

 
「ZENMUSE X4S」と「ZENMUSE X5S」カメラのほか、「ZENMUSE Z30」や「ZENMUSE XT」カメラに対応しているため、高性能のズーム撮影や赤外線撮影も可能。パイロットは前方向きFPVカメラから、カメラオペレーターはメインカメラの映像をデュアルコントローラーから確認できる。

 
機体の前部、上部、下部の障害物回避センサーと、近くを飛行する有人機の飛行位置情報を受信できるADS-B受信機によって安全性を向上。デュアルバッテリー構成で、カメラ搭載時、最大およそ35分の飛行に対応する。

 
【主な産業用途】
・インフラの点検および検査(送電線、通信電波塔、橋梁など)
・エネルギー施設の点検および検査(送電網、風力タービン、石油掘削施設など)
・建設現場での測量および地図作成
・捜索救援活動

 

 
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シリーズには、スタンダードタイプの「M200」、単一下方/デュアル下方/単一上方の複数ペイロード構造の「M210」、cm単位の高精度ナビゲーションが可能なD-RTKモジュールが使用できる「M210 RTK」の3タイプを用意している。

 
DJI エンタープライズソリューションズのディレクターであるPaul Guo氏は以下のようにコメントしている。

 
●DJI エンタープライズソリューションズ ディレクター Paul Guo氏 コメント
「ドローンは、産業分野における標準ツールとなり、DJIの技術は、効率的に空撮データを収集したい企業や団体にとって不可欠になってきています。DJIが今回発表したM200シリーズは、複数の最新センサーを組み合わせた産業用途に設計した包括的なソリューションであり、各産業におけるワークフローに革命を起こします。橋梁の点検・検査、土地測量、捜索・救助活動といった高度な技術を必要とする業務の安全性と信頼性を、これまでにない高いレベルで実現します」

 
●M200・M210・M210 RTK
・製品出荷時期:6月頃予定
・価格:未定(後日案内)
・先行予約実施:DJI 正規代理店

 
●関連リンク
MATRICE 200シリーズ 紹介ページ
DJI ウェブサイト

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