Google「Tilt Brush」のVRアートをDaydreamで体験 ライブペインティングもスゴい!【SXSW 2017】

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10〜19日まで米国オースティンにて開催しているクリエイティブコンテンツの祭典「SXSW 2017」。街中にGoogleが用意した光ファイバー事業「Google Fiber」の拠点では、VRお絵かきソフト「Tilt Brush」と映画「Wonder Woman」がコラボした「The Art of Wonder」という展示を実施していた。店舗を訪れたところ、Tilt Brushのライブペインティングも実施していたのでまとめてレポートしていこう!

 

座ってのVRライブペインティングが新しい!?

Tilt Brushといえば、「HTC VIVE」や「Oculus Rift」といったPC向けVRゴーグルで利用できるお絵かきソフトだ。平面に描くのではなく、3次元に筆を走らせて立体的にイラストを作成していけるのが新しい。さらに作成過程を記録しておいて、あとで再生して体験できるというのも特徴的だ。

日本でもVRアーティストのせきぐちあいみさんが個展を開いたり、SXSWでもInteractive Innovation AwardsのVR & AR部門で受賞者として選ばれたりと、VRの定番ソフトとしての地位を築きつつある。

 

 
一方でWonder Womanはアメコミ原作の実写映画で、米国では6月公開予定だ。

 

 
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というわけでやってきましたGoogle Fiber。ガラス張りのおしゃれ店舗です。

 
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入り口にはWonder Womanのポスター。

 
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お品書き。

 
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Wonder Womanのアートが置いてあったり……。

 
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モニターにも表示していたりとめちゃくちゃアピールしていた。

 
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入り口近くでは、スマホ向けVRゴーグル「Google Daydream」を被って、ライブペインティングのアート2作品と、Wonder Womanのトレイラーを見られるデモを実施。

 
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奥では、ダンボール製の「Google Cardboard」をデコるワークショップに多くの人が集まっていた。その奥では、Tilt Brushのライブペインティングを定期的に実施していた。

 
実際にDaydreamの行列に並んで見てみたが、VRゴーグルをかぶると主人公であるDiana Princeなどが太い線で描かれたVRアートの中に入れて、オートプレーで視点がゆっくりと移動して360度いろいろ見られるというものだった。

HTC VIVEなどで体験するのとは異なり、Daydreamには位置トラッキングがないため頭を近づけてもアートが拡大表示されないものの、それでも周囲を見回して、好きな視点でアートを楽しめるというのが素晴らしい。むしろVRにあまり慣れていない人にとって、何も操作せずに座っているだけでOKというのが気軽だろう。

 
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後半のWonder Womanのトレイラーは、普通に大画面が目の前に現れる感じでした。

 
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筆者が訪れた16日は、1日4回ライブペインティングを実施していた。パッと目につかないところも含めて、目の前で3次元イラストをパパッと制作していく様は、「アーティストの頭の中はどうなっているんだろう……」と感じざるを得ないスゴさだった。その様子を動画で撮影してきたので、ぜひチェックしてほしい。

 

 
SXSWは、音楽と映画、インタラクティブを中心にしたお祭りなので、その領域をクロスオーバーするような今回の展示はまさにドンピシャだと実感した。日本でもVRライブペインティングが見てみたいですね!

 
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なお、主旨には全然関係ないが、オースティンの緩やかな雰囲気は、われわれ取材班の間で日本の埼玉に似ていると話題だった。会場近くを流れるコロラド川は、まるで荒川のよう……。

 
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SXSWの公式アプリでGoogle Fiberの位置が間違っており、必死に周囲をぐるぐる回っていた市民センターは大宮ソニックシティだろうか(違う)。

 
 
*SXSW 2017まとめページはこちら

 
 
(TEXT by Minoru Hirota

 
 
●関連リンク
Tilt Brush
Wonder Woman
SXSW 2017

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