HTC、深センでカンファレンスを開催 Viveportやワーナーブラザーズとの提携など

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27日、台HTCは中国の深センでVRをテーマとしたカンファレンスである2017 Vive Ecosystem Conference(VEC 2017)を開催した。
 
 
主な発表内容は以下の通りだ。
 
・Viveport Developer Awards Chinaと支援プログラムのVive Xの受賞者が発表された。Awards Chinaは受賞者には賞金10万元が贈られ、受賞したアプリはViveportで配信された。Vive Xの審査を通過できるとHTCから資金や技術的なサポートの支援を得ることができ、8ヵ国から30社以上が選出された。
 
・深セン政府と協力して深センにVRの研究と開発を行うグローバルセンターのInternational VR Research Institute(IVRI)を設立することを発表した。IVRIの学長にはVR研究の第一人者であるワシントン大学のTom Furness博士を招く。
 
・現時点で中国限定で展開されているモバイルVRプラットフォーム「Viveport M」の利用者が昨年末の時点で1000万人を突破した。Viveport Mは現在6つのメーカーと契約を結んでいる。
 
・HTC Vive専用のVRプラットフォーム「Viveport」の定額サブスクリプションを開始する。月額29.99人民元(約500円)で5つのアプリを利用でき、契約して最初の月の利用料金は無料となる。現在申し込みはViveport Subscriptionで受け付けている。
 
・Viveport用の開発ツールのViveport SDKの配信を開始した。VRコンテンツ開発者の持続可能な収益モデルの課題と言われてきたVR広告機能やアプリ内課金、マルチユーザーサービスの機能を搭載している。Viveの開発者用ページからUnity、Unreal Engine4とモバイルVR用の3つのViveport SDKをダウンロードできる。
 
ワーナーブラザーズと提携し、米国で2018年3月に公開されるスティーブン・スピルバーグ監督の映画「Ready Player One」(邦題「ゲームウォーズ」、原作はVRを舞台にしたSF小説「Ready Player One」アーネスト・クライン著)のあらゆるVRコンテンツをViveで独占リリースすることを発表した。
 
・中国の家電小売会社のGOME(国美電器)と提携し、HTCは主要技術パートナーとしてGOMEの100以上のロケーションベースのアーケードVRをサポートする。
 
・中国の出版社である青島出版と提携することを発表した。VRで読書ができるソフトのVivepaperを基盤としてVRの教育コンテンツとサービスを主要都市の学校や図書館、中国の国営書店の新華書店に展開する。
 
・中国向けにVive10台セットを4万9999人民元(約80万円)で購入できるVive Group Editionを発表した。Vive GEはエンターテインメント、企業、教育市場に向けたバンドルで、映画館やアーケード、学校での利用を想定している。現在は中国語の予約ページが用意されているが、他国でも同様のバンドルを販売するかは不明だ。
 
 
(TEXT by ぱソんこ

 
 
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