「Japan VR Summit Nagoya 2017」参加受付が開始 トヨタやホンダのVR/MR活用が学べる

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VRコンソーシアムとグリーは、5月30日・31日に名古屋国際会議場にて、日経BPと共同開催する「Japan VR Summit Nagoya 2017」におけるセッション内容を発表し、参加申込受付を開始した。早期割引の適用は5月12日までとなる。

 
「Japan VR Summit」は、これまでビジネスが先行して立ち上がっているエンターテインメント業界のテーマを扱ってきたが、今回は名古屋開催という地域性を活かし、初めて製造業におけるVRの活用方法や最新トレンドなどを中心としたプログラムで開催する。展示会場ではVR関連ソリューションや製品を展示する専用ブースを設置。VR機器やコンテンツの体験なども行われる。

 
今回発表された有料の「プレミアムセッション」の内容を含む詳細は以下の通りだ。

 
●Japan VR Summit Nagoya 2017
・開催日時:
 - 5月30日 プレミアムセッション(10:25~19:00)、JVRSショーケース(10:30~17:30)
 - 5月31日 スポンサーセッション(10:00~17:00)、JVRSショーケース(10:30~17:30)
 ※「Cloud Days 名古屋 2017」と同時開催
・会場:名古屋国際会議場
 (名古屋市熱田区熱田西町1-1)
 - プレミアムセッション 白鳥ホール
 - スポンサーセッション イベントホール
 - JVRSショーケース イベントホール

 
・参加費:
 - プレミアムセッション 3万円(税込)
 ※早期割引(5月12日12:00まで)およびVRC会員 特典価格 2万4500円(税込)
 - スポンサーセッション 無料(Cloud Days 名古屋 2017 参加の方)
 - JVRSショーケース 無料(Cloud Days 名古屋 2017 参加の方)
 ※「Cloud Days 名古屋 2017」の参加費は、事前登録無料、当日3000円(税込)
・参加申込方法:
「Japan VR Summit」公式サイト「お申し込み」より「Cloud Days 名古屋 2017」チケット販売ページよりチケット申込み。

 
・主催:VRコンソーシアム、グリー
・共催:日経BP

 
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【プレミアムセッションスケジュール】
[10:25~10:30]開会挨拶

 
[10:30~11:15]セッション1
・タイトル:VR2.0の世界
・講演者:廣瀬通孝(東京大学大学院 情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻 教授)
・講演概要:
VR技術のこれまでについて解説したうえで、今回注目を集めている新世代VRであるVR2.0はどこが違うのかについて紹介。この技術が今後どう進化し、どうわれわれの考え方や産業や社会に影響を与えていくのかについて、いろいろな角度から考えていく。

 
[11:15~12:00]セッション2
・タイトル:これが世界だ!VR/AR × 製造業の最新事例
・講演者:筒井鉄平(GREE VR Capital CEO and Managing Director) 
・講演概要:
日本ではあまり知られていないが、シリコンバレーではVRゴーグルだけでなく、Atheer、ODG、Meta、DAQRIなどのARグラスメーカーが積極的に製造業へのビジネス展開を行っている。現在、市場にあるプロダクト、技術を俯瞰すると共に製造業への最新事例を紹介予定。

 
[12:00~13:00]昼休憩(軽食あり)

 
[13:00~13:45]セッション3
・タイトル:都市開発デベロッパーが考える都市と車とVRの使い方
・講演者:矢部俊男(森ビル 都市開発本部 計画企画部 メディア企画部 部長)
・講演概要:
車づくりの視点から都市を視るか、都市づくりの視点から都市を視るか。エンジニア達は自分の世界中心の視点から語りがちだ。未来の街づくりを常に考えている森ビルでは長い間、一緒に考えるパートナーとして自動車会社と共に研究を進めてきた。両者の視点を共有するにはVRが有効である気付き、またVRを制作する際に大事なことは「シナリオ」であると経験した。今回はデベロッパーの森ビルが20年前から取り組んで開発したVR技術とVRを使いこなすための「シナリオ」の作り方の実例を紹介する。

 
[13:50~14:35]セッション4
・タイトル:Mixed Realityで働き易い工場を作る ― 大規模3Dモデルによる検証の実際
・講演者 :
 - 榊原恒明(トヨタ自動車 エンジニアリングIT部 主幹)
 - 鳥谷浩志(ラティス・テクノロジー 代表取締役社長)
・講演概要:
トヨタ自動車では、組付け性や保全性の作業負担の観点で、物がないタイミングで軽量3DのXVL技術とMixed Realityを用いて、工場現場作業者が設備や配置の評価を行っている。この結果、設備製作のやり直し削減と「より働き易い工場作り」に貢献している。

 
[14:40~15:25]セッション5
・タイトル:安全教育へのVRの展開と普及に向けた取り組み~デジタルで災害を無くす~(仮)
・講演者:竹川徳雄(明電舎 常務執行役員)
・講演概要:安全教育へのVR導入の背景や社内・社外の反響、教育による効果についてを紹介。また、利用にあたっての課題や注意点、改善点を紹介する。最後にVRビジネス展開の普及に向けた取り組みとして現状と今後について語る。(※内容変更の場合あり)

 
[15:40~16:25]セッション6
・タイトル:MR技術を活用した流体解析シミュレーションの3D体感システム(仮)
・講演者:福森幹太(三機工業 技術研究所 建築設備開発部 建築設備2グループ マネージャー)
・講演概要 : 建築業界における空調設備の温度・気流速・圧力・濃度の数値流体シミュレーション(CFD)とMixed Reality(MR)を活用した手法と事例を紹介。オフィスや病室、自動車シャシーダイナモ試験室といった実際の空間にシミュレーション結果を表現する。(※内容変更の場合あり)

 
[16:30~17:15]セッション7
・タイトル:四輪車開発・生産準備におけるヴァーチャルリアリティ活用状況
・講演者:西川活(本田技術研究所 四輪R&Dセンター 鈴鹿分室 開発推進BL 主任研究員)
・講演概要:VE(Virtual Engineering)環境と設備を用いた開発・ものづくりの一例として「四輪車開発・生産準備におけるヴァーチャルリアリティ活用状況」を、生産現場導入、データ構築等の説明と大画面/没入型VRの使い分けも合わせて説明する。

 
[17:30~19:00]ネットワーキングパーティ

 
 
*Japan VR Summit Nagoya 2017まとめページはこちら

 
●関連リンク
Japan VR Summit 公式サイト

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