錦織選手のサーブを打ち返そう!NTT超未来研究所「NTT ULTRA FUTURE MUSEUM 2017」レポ【超会議】

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29、30日に幕張メッセにて開催している「ニコニコ超会議2017」から、ホール2にある「NTT超未来研究所episode4『NTT ULTRA FUTURE MUSEUM 2017』」ブースのレポートをお届けする。

超会議では恒例となっているNTTブースだが、毎年じわじわと拡大している印象で、歴史から最新の技術、ハードからソフトまでNTTグループ総結集の幅広い内容となっている。

NTTグループの技術展示について少し見解を述べておくと、後述の「VRでテニス体験してみる」がお披露目された研究発表の場「NTT R&Dフォーラム」がメインであるが、こちらは基本的には関係者向けとなる。旧来、エンドユーザー向けには「CEATEC JAPAN」がメインの機会であったと思われるが、同展示会は昨年からBtoBに舵を切っている。実際にサービスを利用するエンドユーザーに向けてNTTグループの未来をアピールするために昨今、超会議に注力しているという流れがあるのではないだろうか。

配布されたパンフレットによるとブース全体では17の展示があるが、本レポートはVR関連を中心にピックアップしてお届けする。

 
 

気分は「ウインVRドン」 VRでテニス体験してみる

VRで錦織圭選手のサーブを受け取れるというデモ。公式動画にはOculus Riftが登場するが、実際にはHTC Viveを利用している。Viveのコントローラーにラケットと振動ユニットが装着されているものを渡され、さらにお腹に振動ユニットをまきつける。最後にヘッドマウントをかぶるとそこはテニスコートだ。

 

錦織選手のサーブを2本受け、スイートスポットで打ち返せた・当てるだけ当てた・空ぶったの3段階(と思われる)評価が表示される。サーブの球の速さと同様に、体験もサーブ2本と速やかに終わってしまうので少々寂しいが、VRならではの体験の再現として素直に楽しめる。

 
 

超未来式体験型スマホ

「Kirari for Mobile」という、スマートフォンを格納し、ハーフミラーを利用して前景と後景を多層に表示した3D表現と、複数のバイブ素子を用いて様々な触感を再現した箱型デバイスシステムを用いたコンテンツを閲覧できる。

 

複数のコンテンツは、壁に埋め込まれたNFCタグを利用していると思われる非接触タッチにより切り替わり、魚やキツツキ、温泉といった様々な映像と触感を楽しめる。同じスマートフォンを用いたものとして、透明アクリル板をハーフミラーに見立てたプロジェクションマッピングを楽しめるハコビジョンや、覗き込みVRデバイスであるハコスコ一眼と同じ点、違う点などを考えながら閲覧するとより面白いはずだ。

 
 

プロジェクター26台を駆使して すごい立体映像を超映してみる

こちらは中央のスクリーンに、まわりから前後13台ずつ視点を回転させた映像を投影することにより、視差を発生させて裸眼での立体映像表現を実現している。

普段見慣れているVRゴーグルベースの3D感と比較してしまうと、カンバンの通り左右に移動しながら映像の変化に集中した上で「確かに3Dに見える」という、少々閲覧難易度が高いコンテンツだ。どちらかというとその結像のための精度が必要なプロジェクターの配置や、それらのプロジェクターにはすべてPCが1台1台接続されているとのことで、計26台のPCで映像投影タイミングを完全に同期させているというセットアップ側の苦労を想像して楽しめるだろう(編注:それは玄人過ぎますw)。

 

なお、映像は超歌舞伎衣装の初音ミク、Candy Rock Star ライブステージのユニティちゃん、NTTの呼称として古くから有名である、かなキーボード読みからそのまま命名のNTT擬人化キャラ、みかかちゃん(CV:洲崎綾さん)の3キャラが順番に再生されている。

 
 

その他

その他、「万事がうまく行きマッスルショーwithファナック」としてファナック社のコーポレートカラーである黄色い産業用ロボットが米(?)俵を運ぶパフォーマンスや、環状のフレームにLEDを並べタ内側にドローンを設置し、表示内容を変えつつ回転させることにより空中に球体ディスプレイを浮遊させる「浮遊球体ドローンディスプレイ」など、通りすがりに眺めるだけでも楽しい展示がされている。

なお、バッテリーや安定性の問題なのか、ドローンは決まった時刻(29日は毎時15分と45分)で数分間のフライトとなるため、狙って行く場合は注意が必要である。

 
 
(TEXT by ようてん

 
 
*ニコニコ超会議2017の取材まとめはこちら

 
 
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