ミクつく生体験に大興奮! GOROman×加速サトウ×有野いく「VR×初音ミクステージ」レポ【超会議】

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29、30日に幕張メッセで開催されているniconicoの祭典「ニコニコ超会議 2017」のホール8では、ボーカロイドをテーマにした「超ボーカロイドエリア」が展開されていました。ボカロPによるDJ「超ボカニコステージ」や、グッズが購入できる「超ボカロストリート」などいくつかある企画の中から、今回は「初音ミク超会議ステージ」をピックアップ。

29日の13時からは、GOROmanさん、加速サトウさん、有野いくさんというVR業界でもおなじみの3人が出演し、初音ミクに関するVRコンテンツを体験したり、クリエイター論などについて語り合うトークセッションが行われました。その内容についてまとめていきます。

 

写真左から、有野さん、加速さん、GOROmanさん。GOROmanさんは「ぬののふく」を装着してますね。

 
最初に出演者を簡単に紹介しておくと、GOROmanさんは日本初のOculus Rift対応アプリ「Mikulus」をつくったクリエイターです。Oculus Japanの立ち上げにも深く関わっており、現在はOculusを退職して、VRエヴァンジェリストとして「Mikulus」をVROSに進化させるべく尽力しています(関連記事)。

 

 
加速さんは、Composition Inc.の取締役ディレクター。キャラクターのモデリングやアニメーションを手がけていて、彼によってモデリングされた初音ミク「加速式ミク」は、グリコ×初音ミクのコラボCMや、「ぶれないアイで」のMVなどに登場しています。

 
司会を務めた有野さんは、「いくちょん」の相性で知られる女性声優。から揚げ好きとしても知られ、日本唐揚げ協会から2016年のベストカラアゲニスト女性声優部門を受賞しています。PANORAでも、ホラーゲームドラえもんなどVRコンテンツの体当たりレポートをお願いしていますね!

 

 

トークセッションでは、まず加速さんの経歴が話題になりました。7年ほど前からセガのゲーム「ProjectDIVA」シリーズに影響を受けて、独学で3DCGやモデリングを勉強し始めたとのこと。そこからだんだん仕事やコラボの声がかかるようになり、本人曰く「いつの間にかプロみたいことをやるようにになっていた」そうです。

モデリングでは特に脇や太ももの造形にこだわっていて、加速さんの3DモデルをVRで体験したGOROmanさんも「これは7年の脇と太もも」と大絶賛でした。

 

*編注:niconicoで加速さんといえば、兄貴MADを始めとするMADの分野でも有名ですね。

 
続けては、GOROman氏と超会議の関係。2013年に「Miku Miku Akushu」というVRを使って初音ミクと握手ができるデバイスを趣味で制作したところ、ドワンゴから声がかかって2014年の超会議に「超ボカロキャラ握手会」というコーナーで出展したそうです。2日間で1700人という体験者の多さから、7台ものデバイスが壊れてしまったとのこと。

 

 

超会議2014の様子。

 
そしてこの展示がきっかけで、2015年の超会議「ロートデジアイ VR SPECIAL LIVE」ブースで加速さんと一緒に仕事をしたと語っていました。Oculus Riftをかぶって10人が初音ミクのライブを違う角度から同時に見られるというもので、現在は1人用のものがハコスコストアなどで公開されています。

 
さらにGOROmanさんが用意したOculus Rift向けアプリ「ミクつく」の体験コーナーに入ります。まずは、両手に持ったモーションコントローラー「Oculus Touch」を使って、バーチャル空間においてある初音ミクのフィギュアにポーズをとらせたり、照明やスピーカーといった小道具を飾り付けましょう。

 

ツリーを掴んで……。

 

ミクの後ろに設置! 3DCG初心者でも手を使って直感的にポーズをとらせたり、小道具を配置ができるのが特徴です。

 

最後に自分で飾りつけたステージで初音ミクがライブを披露してくれます。

 

ダンスを踊ってくれるミクの可愛さに有野さんも大興奮!

 

加速さんは光を巧みに使いこんな感じに仕上げていました。

 

実は「ミクつく」は、通常、Tda式ミクの3Dモデルを使っていますが、加速さんのときだけ特別に加速式ミクを採用。加速さんはバーチャル空間で「愛娘」と対面したということです。

 
「ミクつく」は、今年2月の「さっぽろ雪まつり」に合わせて開催された雪ミクのイベント「SNOW MIKU 2017」にて展示していました(レポート記事)。今後は、ネットワーク機能を搭載して他人のライブステージを閲覧したり、自分の作ったオブジェクトをアップロードできるようにしていくそうです。

 

最後に、デバイスや「Mikulus」のようなコンテンツの進化によって、誰もが簡単にVRコンテンツに触れたり、製作できる時代がくるのでは、と未来の話にふれてトークイベントは終了しました。

 
 
(TEXT by まぶかはっと、Edit by Minoru Hirota

 
 
*ニコニコ超会議2017の取材まとめはこちら

 
 
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