「Shadowverse」も「SEIYA」もモリサワフォント! ゲームを彩る「文字」の威力に驚き【Unite】

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5月8、9日に東京国際フォーラムで行われた「Unite 2017 Tokyo」にフォント業界の大御所モリサワのブースが出展していたので取材した。

フォントを作っている会社が、なぜゲーム制作ソフトのイベント「Unite 2017 Tokyo」に出展しているのか疑問に思う人もいるかもしれない。モリサワは2016年10月に、アプリ・ゲーム制作者向けフォント製品「MORISAWA App Tools ONE」を発売していて(参考記事)、今回はそのフォントを実際に使用したゲームをお披露目しているというわけ。

 

MORISAWA App Tools ONEはこれまで個別の契約が必要だったアプリへのフォント組込みと、アプリのプロモーション用デジタルコンテンツの制作に必要な書体を、好きなだけ利用できるのが特徴。モリサワフォントを中心とする341書体の豊富なラインナップを、PC1台につき、1年間7万2000円(税抜)で利用することができる。

もう一つの契約形態である「MORISAWA App Tools」ではアプリごとに書体を選択する組込みフォント製品となっており、契約時に50万円(税抜)を支払えばアプリの配信期間中は契約の更新が不要で、1アプリに1書体が利用可能となる。

 

そして今回、モリサワブースではCygamesの対戦型カードゲーム「Shadowverse」とワンドブイのVRリズムアクションゲーム「SEIYA」が展示されていた。

 

Shadowverseの随所で使用されているフォントはモリサワ製だったのである! 高品質な有料フォントは小説などの書籍でよく使われる文学的なイメージ、という個人的な先入観があったので、恥ずかしながらまさかゲームで使われているとは思わなかった。しかもゲームの雰囲気にピッタリ。

ワンドブイのSEIYAはプレイできる状態で展示してあったので、実際に体験してみた。使用しているVRゴーグルはOculus Riftで、装着すると目の前にはライブ会場のようなステージが広がっている。表示されているメニュー画面の文字はもちろんモリサワフォント。

 

ゲームはシンプル。星に囲まれた歌詞が次々と打ち出され、それをOculus Touchでタイミング良く打ち返すという内容だった。腕を動かしながら歌詞を打ち返していくため、自然と体がリズムを刻んでいるように楽しめる。

飛んでくる歌詞はもちろんモリサワフォント。ちなみに歌詞の打ち返しに失敗すると、その部分の歌声が聞こえなくなる仕様。これは打ち出す歌詞に合わせてひとつひとつ音声を切り出すことで実現している。ワンドブイVR事業責任者の近藤氏は「苦労の結晶です」とのこと。SEIYAは今年の秋頃に2000円前後で販売する予定だ。

 
 
(TEXT by まぶかはっと

 
 
*Unite 2017 Tokyoまとめページはこちら

 
 
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モリサワ
Unite 2017 Tokyo
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