米軍、研究開発中のARヘッドアップディスプレイ「タクティカルAR」を公開

LINEで送る
Pocket

 
米軍はARヘッドアップディスプレイである「Tactical Argumented Reality」(TAR)を発表した。

 

TARはHoloLensと同じシースルー型のディスプレイ(HUD)を搭載したメガネ型端末で、ディスプレイは1インチ(2.54cm)四方の接眼レンズを使っている。

TARは兵士が腰につけているタブレットと無線で繋がっており、TAR単体で暗視機能やGPS機能を搭載しているので暗視ゴーグルを使用したり地図を確認するためにタブレットの画面を見る必要がなくなる。また、ディスプレイには同時に複数の視界を映すことができるので他の兵士と視界を共有可能だ。

また、TARは兵士のライフルやカービンのサーマルライトとも無線で接続されているため、ライフルを後ろに向けてディスプレイに前後の視界を同時に表示したり、ライフルを壁の向こうへ持ち上げることによって頭を露出させずに壁の向こう側の視界を確保するといったこともできる。

TARは2008年から米国陸軍の研究所や産業界の共同開発が始まり、2010年頃には白黒だけでなく緑のモノクロームを実現した。すでにモノクロ版は昼間でも見えるほどのディスプレイの明度を実現しており、現在はフルカラー版を開発しているという。具体的な生産時期は決まっていないものの、すでに米軍兵士へのテストは行っているそうだ。

 
 
(TEXT by ぱソんこ

 
 
●関連リンク
Heads-up display to give Soldiers improved situational /awareness
米軍公式ウェブサイト

LINEで送る
Pocket