VR動画ジャンル需要は世界と日本でかなり違う デジタル動画に関する調査を世界7カ国で実施

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AOLプラットフォームズ・ジャパンは、デジタル動画に関して、生活者行動並びに広告主やパブリッシャーなどの業界動向に関するグローバルリサーチ「2017 State of the Video Industry Global Research Study(2017年動画業界グローバル実態調査)」の結果と考察を発表した。

 
【2017 State of the Video Industry Global Research Study(2017年動画業界グローバル実態調査)】
・調査対象:
 - 月1回以上オンライン動画視聴用にデバイスを使用する7カ国/地域の16~54歳の一般生活者
 - デジタル動画広告に携わる7カ国/地域のバイヤー(代理店、広告主)および販売業者(パブリッシャー、アドネットワーク、アドテク)
・有効回答数:一般生活者1264サンプル、バイヤー・販売業者1609サンプル
 (日本 一般生活者153サンプル、バイヤー・販売業者201サンプル)
・調査方法:オンライン上でのアンケート調査
・調査地域:7カ国/地域(日本、米国、カナダ、英国、フランス、オーストラリア、東南アジア)
・調査期間:2016年10月~12月
・主な調査内容:
 - デジタル動画の視聴頻度・使用デバイス
 - デジタル動画への投資状況
 - 生活者が視聴する動画の長さ・種類
 - 広告主やパブリッシャーが認識するデジタル動画の課題

 
さまざまな調査結果が発表されている中で、PANORAではやはりVRに着目。「どのような動画コンテンツをバーチャルリアリティ(VR)で見たいか」という質問に対して、以下のような結果となった。

 
【質問】どのような動画コンテンツをVRで見たいか?
【グローバル(7カ国総合) 回答】
・エンターテイメント(映画・TV):45%
・バーチャルツーリズム(仮想旅行):38%
・科学や自然に関する動画:34%

 
【日本 回答】
・エンターテイメント(映画・TV):54%
・ニュース:38%
・スポーツ/コンサート:35%

 
世界共通の認識としてVRでは映画をはじめとするエンタメを楽しみたいという結果が導き出されている。しかし、2位以下では、グローバルと日本で回答の割合が大きく異なる。仮想旅行は、じゃらんと乃木坂46のコラボレーション企画が展開するなど(関連記事)、日本国内でも注目されているコンテンツだが、この調査結果では数字に表れていない。グローバルでは、旅行や自然などやや夢のある結果であるのに対し、日本では、ニュースやスポーツなどやや現実的な結果であるとも捉えられる。良く言えば、日本ではより実用的なVRの使い方を求める傾向が強いと言えるのかもしれない。

 
このほかにも、VRだけに限らずデジタル動画全般に関してさまざまな調査結果がまとめられている。興味がある人はAOLプラットフォームの当該コラムに目を通してみてほしい。

 
●関連リンク
AOLプラットフォーム コラム デジタル動画の新たなムーブメント

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