Tokyo VR Startups、第3期プログラム開始 HTCとVR/AR産業促進を目的とした基本合意書も締結

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gumiの連結子会社であるTokyo VR Startupsは、第3期インキュベーションプログラムを開始した。参加者は10社。またこれにあわせて、同社とHTCが、VR/AR産業の成長促進を目的とした基本合意書を締結したことも発表されている。

 
VRやARを利用したプロダクト・サービスを開発すためのインキュベーションプログラムである「Tokyo VR Startups」は、専用のインキュベーションセンターを通じて、日本でのVR・ARのオープンイノベーションを加速させ、日本から世界を目指すプロダクト・サービスを産み出すことを目標としている。第3期では、VRに加えてAR/MR分野の開発企業も積極的に支援。参加者は、期間中にVR/AR/MRプロダクト・サービスのプロトタイプ開発を行う。

 
●プレプログラム
参加者である採択チームには無償でTokyo VR Startupsインキュベーションセンターのスペースが貸与され、プレプログラムとして6月~7月までの間、最大2か月間プロジェクトのチームビルディングおよび開発計画作成に取り組むことになる。プレプログラムには、最終選考が設けられ、通過した5チーム(予定)がメインプログラムに進む。

 
●メインプログラムとDemo Day
メインプログラムでは、各チームにTokyo VR Startupsから500~1000万円程度の出資が行われ、8月~11月までの間、VR/AR/MRプロダクトやサービスのプロトタイプ開発が行われる。各チームはTokyo VR Startupsインキュベーションセンターの無償利用に加えて、開発機材レンタルやメンタリングなど、さまざまなサポートが受けられる。各チームはプロトタイプ開発後、「Demo Day」(11月末から12月初めに開催予定)にて、資金面や事業面での支援を獲得すべくVCや投資家、事業会社などに向けて発表を行い、更なる成長を目指す。

 
●メンター紹介
プログラム参加者向けにアドバイスを行う各業界の経営者、専門家がメンターに就任。以下に、第3期メンター就任者を紹介する。

 
・秋山貴彦(4Dブレイン 代表取締役)
・足立光(電通 デジタルプラットフォームセンター企画調査部 部長)
・稲見昌彦(東京大学大学院 情報理工学系研究科 システム情報学専攻 教授)
・鵜木健栄(日本マイクロソフト デベロッパー エバンジェリズム統括本部 テクニカル エバンジェリスト)
・大前広樹(ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン 日本担当部長)
・加藤欽一(ソフトバンク サービスコンテンツ本部 VR事業推進室室長)
・加藤龍人(TBSテレビ メディアビジネス局 局次長)
・佐々木瞬(ヒストリア 代表取締役)
・清水宏泰(フォーミュレーション 代表取締役社長)
・清水亮(UEI 代表取締役社長 兼 CEO)
・白井暁彦(神奈川工科大学 情報メディア学科 准教授)
・Mike Chi(HTC Corporation Head of Vive X VR accelerator program APAC)
・Tipatat Chennavasin(The Venture Reality Fund General Partner)
・野田耕平(博報堂 ビジネス開発局 テクノロジービジネス推進部 ビジネスディベロップメントディレクター)
・橋本和幸(NVIDIA Japan シニアディレクター・エンタテインメントテクノロジー)
・林田奈美(サードウェーブデジノス BTO事業部 スペシャリスト、クリエイター向けPC「raytrek」シリーズ プロダクトマネージャー)
・山口真(フジテレビジョン コンテンツ事業局長)

 
●HTCとのMOU(基本合意書)締結について
Tokyo VR StartupsとHTCが協力のうえ、VR/AR産業の成長を促進することを目的としたMOU(Memorandum of Understanding、基本合意書)を締結。今後、インキュベーションプログラムとHTCが展開する「VIVE Xプログラム」が連携し、プログラムに参加するVR/AR分野のスタートアップ企業によるグローバルな事業展開を支援していくことに合意している。これまで世界5拠点で「VIVE Xプログラム」を展開してきたHTCだが、日本国内のVR/ARスタートアップのインキュベーションプログラムと連携するのは今回が初めてのケースとなる。

 
今後はHTCからTokyo VR Startupsに対し、VIVE Xが有するVR/AR産業についての知見や経験を伝えるワークショップや世界各地で開催するイベントへの参加権利、「VIVE Xプログラム」へ参加するための支援およびVIVE Xが有するネットワークを通じたマーケティング支援などが提供される予定だ。さらに、HTCのVIVE X ManagerであるMike Chi氏がプログラムのメンターにも就任している。

 
Tokyo VR Startupsは、「de:code」で発表されたマイクロソフトとの協業(関連記事)や、今回発表されたHTCとのMOU締結などによって、日本のVR/AR/MRスタートアップをより強固な体制で支援し、グローバル展開を強化していきたいとしている。

 
●関連リンク
Tokyo VR Startups ウェブサイト

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