日本無線ら、超高速近接無線通信「IEEE802.15.3e」国際標準規格化を完了

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日本無線は、ソニー、NTT、東芝らと協力し、米国に本部を置く電気電子学会「IEEE」において規格化活動を行い、10Gbpsを超える超高速近接無線通信を実現する「IEEE802.15.3e」の国際標準規格化を完了したと発表した。

 
本規格によって、ISO/IEC 17568に登録されているTransferJet規格と比較して10倍以上の超高速転送を実現。4K解像度やVRの映像をはじめとする大容量データを瞬時に転送できる。通信開始までの接続時間は2msec以下と大幅に短縮され、1対1の双方向通信における超高速なリンク確立を実現した。

 
改札ゲート通過時のタッチにより瞬時に大容量コンテンツを入手する、イベント会場のKIOSKなどで限定配布の大容量映像データを瞬時に入手する、高速モバイルネットワークと連携し移動体設置のゲートで乗降時に大容量コンテンツをタッチで送受信するといった使用方法が考えられる。また、個人の動画や画像データをタッチで高速アップロードしクラウド上のサーバーに転送するといった、新しいユースケースの創出や広がりにも期待できる。

 
尚、本規格をベースにした新たな高速近接通信規格「TransferJet X(トランスファージェット エックス)」の策定は「TransferJetコンソーシアム」が進める。また、日本無線は「TransferJet X」に対応した「SoC(System on a Chip)」を開発中で、新しいサービスやアプリケーションを創出し、産業や生活のさらなるスマート化に貢献していきたいとしている。

 
●関連リンク
日本無線 ウェブサイト
TransferJetコンソーシアム ウェブサイト

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