「ミニスーパーファミコン」10/5発売 幻の未発売作品「スターフォックス2」を初収録!

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任天堂は、10月5日に「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」を発売する。価格は7980円(税抜)。手のひらサイズにスーパーファミコンを完全再現。懐かしの20タイトルのほか、未発売作品「スターフォックス2」を初収録。計21タイトルが手軽にプレイできる。

 
昨年11月に発売された「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ(以下、ミニファミコン)」は、大好評につき売り切れ続出。現在は生産を一時的に停止している状態だが、ミニファミコンに続く「ニンテンドークラシックミニ」シリーズの第2弾として、スーパーファミコンが手のひらサイズになった「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン(以下、ミニスーファミ)」の発売が決定した。

 
気になる収録タイトルは以下の通り。概ねファンの期待を裏切らない、スーパーファミコン全盛期を彩った名作たちがバランス良く収録されていると言えるだろう。

 
●ミニスーファミ 収録タイトル
・スーパーマリオワールド(任天堂)
・F-ZERO(任天堂)
・超魔界村(カプコン)
・ゼルダの伝説 神々のトライフォース(任天堂)
・スーパーフォーメーションサッカー(ヒューマン ※現在はスパイク・チュンソフトが権利を取得)
・魂斗羅スピリッツ(KONAMI)
・スーパーマリオカート(任天堂)
・スターフォックス(任天堂)
・聖剣伝説2(スクウェア ※現スクウェア・エニックス)
・ロックマンX(カプコン)
・ファイアーエムブレム 紋章の謎(任天堂)
・スーパーメトロイド(任天堂)
・スーパーストリートファイターII(カプコン)
・スーパードンキーコング(任天堂)
・スーパーマリオ ヨッシーアイランド(任天堂)
・パネルでポン(任天堂)
・星のカービィ スーパーデラックス(任天堂)
・がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻(KONAMI)
・ファイナルファンタジーVI(スクウェア ※現スクウェア・エニックス)
・スーパーマリオRPG(任天堂)
スターフォックス2(任天堂)

 

▲「スターフォックス2」のパッケージイラストはこのために新たに書きおろされたものらしい(引用元:任天堂ウェブサイト)

 
●気になる2本をピックアップ
特筆すべきなのは2点。上記タイトルの多くは、人気作や定番作ゆえに、これまでにダウンロード配信やリメイク作品の発売などが複数回行われてきたものがほとんどだ。その中で、一度もダウンロード配信などが行われて来なかったタイトルが「スーパーフォーメーションサッカー」である。

 
スーファミが全盛期だった1990年代は、Jリーグの発足やワールドカップでの躍進など、日本にとってサッカーが大きく発展した時代だ。もちろん、当時はJリーグを題材にしたゲームなども多数発売され、ヒット作も多数生み出された。しかしながら、実名の選手が登場するなど、権利関係で現在再配信や再発売するためのハードルは高い。

 
「スーパーフォーメーションサッカー」は、Jリーグ発足前年の1991年にオリジナル版が発売された。それっぽい選手は登場するが実名の選手は登場せず、主に欧州を中心とした国々が登場する世界を舞台にしたサッカーゲームだ。縦スクロール(奥に進むような描写)をはじめ、非常に前衛的なサッカーゲームだったが、現在のサッカーゲームに通じる点も多い。また対戦モードや協力モードも搭載されている。

 
SNSでは「なぜこのタイトルが?」と疑問の声もあがっているようだが、1990年代という時代の思い出とともに甦るミニスーファミのテーマとして、対戦・協力プレイができ、権利関係がクリアなサッカーゲームは1本入っていても良いのではないかと思う。また現在、配信やリメイクが一切なされていない貴重なタイトルとなっていることも忘れてはいけない。

 
 
もう1点はもちろん「スターフォックス2」だ。ポリゴンを使った3Dシューティングゲームをスーファミで実現した革新的なタイトル「スターフォックス」の第2弾にあたるソフトだが、当時はほぼ完成していたにも関わらず、開発期間が長期化したことなどを理由に発売されなかった幻の作品である。

 
ニンテンドウ64で発売された「スターフォックス64」の原型となったとも言われている。このことに関しては、任天堂のウェブサイトに掲載されている「社長が訊く スターフォックス64 3D」で少し触れられているので、興味がある人はぜひ読んでみてほしい。

 
社長が訊く『スターフォックス64 3D』 4.幻の『スターフォックス2』

 
20年ほどの時を超えて正式に発売されるこのタイトルをプレイするために、ミニスーファミを購入しても良いと言っても過言ではないだろう。任天堂ファン、ゲームファン、シューティングゲームファンは見逃せないトピックと言える。

 
 
ミニファミコンが1980年代の思い出を蘇らせてくれるガジェットであるならば、ミニスーファミは1990年代の思い出を蘇らせてくれるガジェットだ。思い出のゲームタイトルをぜひ手軽にプレイしてみてほしい。

●関連リンク
任天堂 ウェブサイト トピック ファミコンに続いて、スーパーファミコンが小さくなって再登場!

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