デモの時代は終わり、具体的な使い方にフォーカス?「GTMF 2017」で展示のVRで使える開発技術+αを紹介!

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14日、東京・秋葉原のUDXにてゲーム・アプリ開発者向けイベントの「Game Tools & Middleware Forum 2017」(GTMF 2017)が開催された。「Unity」や「Unreal Engine」、「Orochi」、「ADX」、「Sprite Studio」、「Maya」といった、コンテンツ制作をより加速してくれるツールが一堂に会する内容になっている。

去年はVRでの実機展示も多かったが、今年はやや減っていた。これはミドルウェアやツールはVR開発でも使えて当然で、それを使ってVRで何ができるのか、というところに焦点が当たっている模様。今回はVRで使えるツールを中心に主だったものを紹介したい。

 

モノビットは「Monobit Unity Networking 2.0」のデモを展示。簡易的なものだが「Tilt Blush」のような立体お絵描きができる。システムをほぼ1から作り直していることもあって、機能も大幅に強化されているのが特徴。

 

WiseはPlayStation VRで発売中の「眠れる魂」を中心とした360度映像のデモを展示。同社は博報堂の「風神雷神図屏風」のデジタルトランスフォーメーションの製作も担当している。

 

 

シリコンスタジオは「新次元ゲイムネプチューヌVIIR」で採用されたミドルウェアを中心に紹介。MIZUCHIのHDRデモにEIZOのHDR対応モニター(参考出展で予定価格は「現行のHDR対応マスターモニターよりは安い」とのこと)での展示も

 

マッチロックのエフェクトミドルウェア「Bishamon」もVRに対応。「乖離性ミリオンアーサーVR」でも使われています!

 

 

サウンドミドルウェア「Wwise」のAudio Kinetic社は同ミドルウェアを採用した「Airtone」を出展。同タイトルの開発ポストモーテムセッションも行われた(詳細は後日掲載予定)。

 

 

神奈川工科大学 VREAKプロジェクトは「Real Baby – Real Family」という赤ちゃんをあやすVR体験を出展。赤ちゃん人形がVRの中ではプレイヤーの顔をベースにしたリアルな赤ちゃんに!?

 

ボーンデジタルの書籍物販で気になるものを発見、といっても女児向けアイドルコンテンツの方じゃなくて「VR/AR医療の衝撃」という医療向けxRについて書かれた書籍。誰かお医者様はいませんかー!(レビュー書ける方、という意味で)

 

 

 

TSUKUMO、ドスパラは開発向けのマシンを展示。NVIDIA VRworksのデモも。東京ゲームショウなどイベント向けのレンタルも開始している。

 

 

Unityブースでは一部で話題になったフォトリアルデモのPC版を展示。PSプラットフォーム向けの開発者イベントでPS4で動作させたものだ。また、HoloLensや遊技機向けのデモも。

 

 

CRI・ミドルウェアは「CRI ADX2」の機能拡張を中心に展示。Nintendo Switch・携帯モードでの立体音響サウンドも参考出展されていた。

 

SIEは子会社のフォワードワークス、ソニー本体と連動して開発中のスマートフォン向けNFCプラットフォーム「Project FIELD」のプロトタイプを展示。実稼働していたが、残念ながらプロトタイプは撮影禁止でした。

 

 

ウェブテクノロジは「OPTPiX Sprite Studio」の最新バージョンを展示。毎度のことながら担当者の暴走が著しいロゴステッカーはウィなんとかドリィ風のものが。しかもTシャツまで作って売ってました……(笑)。

 
●関連リンク
Monobit Unity Networking 2.0
Wise
シリコンスタジオ
マッチロック
Audio Kinetic
神奈川工科大学 VREAK
ボーンデジタル
サードウェーブデジノス
TSUKUMO
CRI・ミドルウェア
Project FIELD(ソニー ニュースリリース)
ウェブテクノロジ

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