【連載】神足裕司 車椅子からのVRコラム「VR PARK TOKYO その2」

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6年前にくも膜下出血で倒れた人気コラムニストの神足裕司さん。闘病中の氏が車椅子の上から隔週でお送りしているVRコラム第6弾です!

VR PARK TOKYO」渋谷にできた最先端エンターテイメント空間だ。そこでしか体験できない異次元な空間があった。取材のため訪れた平日の午後「一つ二つ体験して帰ればいいか?」そう思っていたが結局あれもこれもできるだけ体験したくなる。平日予約90分遊びたい放題で2900円。フリードリンクサービスつき。その価値はある。みんな体験に夢中でドリンクを飲んでいる暇もなさそうだった。前回に引き続きご報告。ボクは車椅子だったため一番体験しやすそうな「対戦! ハチャメチャスタジアムVR」を試してみた。野球版の世界に入り込む。だんだんVRがわかってきたような気がする。
昔、夢でアニメの世界に自分が入り込んで一緒に登場人物になったことはあったがそんな感じだろうか? 2次元ではなく3次元に感じるがアニメの中にもVRの実写の世界にもじぶんがポッと入り込むことができる。レース場だろうが、空の上だろうが、アニメの野球場だろうが自分がそこにいる。

まずはバッターボックスでHMDなどを装着!

今回もバッターボックスにボクは立っている。もう一人がモニター上でピッチャーを。ストレートなど球種を選ぶ。それもゴーグルをつける前にもブースは野球場のセットになっているのでなんとなく心の準備も出来上がっている。バーチャルの世界の入り口だ。なかなかヒットを打てないボクに係りのお姉さんはバッドを太いものに変えてくれる。「これでバントすれば当たりますよ!」おっしゃるとおりバント成功。ボクにできたんだ。小さいお子さんでも楽しめるんじゃないかな。バントに成功したときのずっしりとしたバットから(本当はコントローラーだけど)の感蝕は本物だ。「やった! 打った!」きっとそう思うはずだ。

バッターボックスに舞い降りる神足さん! キメ⭐︎

 

球すじを選んだりヤジを飛ばしたりとVR空間で2人対戦プレイも楽しめる。

最後に「VR PARK TOKYO」でも最新のアトラクション、「JOHN WICK CHRONICLES」を拝見した。言わずもがな映画「ジョン・ウィック」の世界をVRで再現。拳銃や、手榴弾、スナイパーライフルなどいろいろな武器を使って360度どこからやってくるかわからない敵を倒す。迫力満点だ。「え? 素人さん?」そう思うぐらい武器の入っている箱からいろいろな武器を持ち替え、リロードする!「あ!後ろから狙われてる!」すばやく後ろを向きやっつける。「映画の主人公に今この人なってるんだろうなあ、しかもものすごくかっこいい主人公に!」そうブースの後ろからわかる。これから映画のなかにはいって主人公の代わりになるなんているコラボVRが増えるかもしれない。カリブの海賊のジャック・スパロウにだってすぐなれてしまうからね。映画の宣伝にもなるしいいんじゃないかな。
とにかく「VR PARK TOKYO」では2900円分はあそびたおした90分でした。

 

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撮影:石川正勝

 

●著者紹介
神足裕司(こうたりゆうじ)
1957年、広島県出身。黒縁メガネ・蝶ネクタイがトレードマークのコラムニスト。「金魂巻(キンコンカン)」をはじめ、西原理恵子との共著「恨ミシュラン」などベストセラー多数。2011年にクモ膜下出血発症。1年の入院生活を送る。半身マヒと高次脳機能障害が残り、要介護5となったが退院後、執筆活動を再開。朝日新聞をはじめ連載も多数。最新刊は「一度、死んでみましたが」「父と息子の大闘病記」などがある。

 

 

●関連リンク
VR PARK TOKYO
朝日新聞デジタル 連載 コータリンは要介護5
神足裕司Twitter
還暦だョ!コータリさん~猛暑を乗り切る60歳の知恵袋

※車椅子でのご来場は事前に店舗へのご連絡をお願いいたします。

 

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