【連載】集英社 ジャンプVRが行く! 特攻野郎 VRチーム‼︎ 海外渡航への道のりVol.2

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ワールドツアーが終わって、ゴルフ三昧のタケダです。誰かスライスを直す薬があったら教えてください。

さて、降り立ちましたよ、ロサンゼルス! しかし電線がない、高速入り口に料金所がない、その高速は6車線ある、という以外、日本と変わらないよね、というのが武田のアメリカに対する今回の感想であります。

20年位前に来たときはもっとこう「がいこく~!」という感じだったわけですが、今回はどうにもその海外に来た感がない。街並みもそんなに日本と変わらず、滞在期間中「おっかあ、オラもとうとう外国に来たずら!」という感慨は、ついに浮かびませんでした。
それもそのはず、なぜなら我々はアニメエキスポに来ているからなのでした。

アニメエキスポ(AX)、それは北米最大のアニメの祭典。アニメといってもアメコミ一切なし。オンリージャパン。すべてが日本のものなんです。つまりアメリカにおける日本オタクたちの祭典、会場すべてが日本の漫画、アニメ、ゲーム、グッズで埋め尽くされているんです。そして何といってもロスは東洋系の方々が比較的多く、脳内で醸成されていたアメリカ感が薄かったのはそのせいなのかもしれません。

そんなAXに乗り込む際「日本人が、またつまらねぇVRもってきやがったぜ」というVR先進国からのさげすんだ視線をあびせられるんじゃ、と心配だったわけですが、蓋を開けてみればみなさん、日本のお客様と同じ、面白そうなVRを見つけてはきゃっきゃ言いながら列に並び、体験後は「とっても面白かった」と満面の笑みを見せてくれたのでした。

一緒に行った仲間のMy Dearestさんの「FullDive Novel」はつい先日Oculus Storeで発売が始まりました。VR空間でライトノベルを読むという、文字にすると一見地味なこの行為は、しかし「没入感」が最大の売りであるVRとの相性が非常に良くて、会場でも異彩を放っていました。静かに順番を待つ人々が、がやがやうるさいブースの中で、まるでそこだけ奇跡の到来を待つ敬虔な信者たちの列に見えましたもの。

桜花一門さんの「ChainMan」はひっきりなしに悲鳴が上がっていたし、ハイドレンジャーさんの「ガンナーオブドラグーン」からは称賛の「アメージング!」という声が聞こえていました。講談社さんの「Hop Step Sing!」にいたっては、本物の追っかけたちがHMDをかぶってペンライトを振るう一方で、コスプレした女の子たちが「かわい~」と声をあげているカオスぶり(これ褒め言葉です)。「カバー」さんの「Avatar Cast」は、VR空間内で自分の分身が自分と同じ動きをするアイデアにみな驚愕していたし、ship of EYLN + 株式会社マイクロビジョンさんの「メドゥーサと恋人」は、満面の笑みでサークルの中を走り回っていました。BabyFaceさんの「Real Baby – Real Family」で、若者が父や母の顔になり(VR上で赤ん坊をあやすわけです)、神奈川工科大学 白井研究室 + Progmind Inc.さんの「Manga Generator JUMP VR」で、みんな漫画の登場人物になりきっていました。

こうやって振り返ってみると、実に個性豊かな日本製VRがそろったものです。面白いものは万国共通、日本のコンテンツは海外でも通用するのでは、と確信した瞬間でした。言葉や文化の壁はそこにはほとんどなくて、あるのは面白いかつまらないかの壁だけ。

で、肝心のジャンプVRはどうだったかというと、あ、もう文字数が足りないや。誰か後で補足しておいて。


【ハラダ兄さんのジャンプVR補足だよ】

かしこまりました! 不肖ハラダが説明させていただきます。

一番行列ができていたのはデスノートだったのですが、これは我々としてはちょっと複雑な気持ちでした。と言うのも、デスノートを作った後に「他のコンテンツと差別化を図るために、ゲーム寄りのコンテンツを作るのはやめよう」と思って作ったのがジャンプCUBEをはじめとする美術館系のコンテンツだったからです。

CUBEに関しては、VRならではのイラスト鑑賞と評価してもらえたようです。しかし、類似コンテンツがないので、CUBEがどんなコンテンツかわからないので、とっつきにくかったようです。いい意味での、やる前とやった後の落差が大きかったです。これは徳島の時も同じでしたが。CUBE2面目にはもれなく全員大興奮。みんなで組み立て時間のタイムアタックに挑戦してました。チョッパー組み立てでは、なんと17秒というお客様が現れました。普通は1分以内に組み立てられるお客様は30%くらいなのですが。

ジャンプ美術館は通行人の人たちにも体験していただいたのですが、興奮した人がぐるぐる回転して、中のタブレットが放り出されて割れてしまいました。うれしい悲鳴です。

結果として体験者には大好評でした。今後はもっととっつきやすさを追求していく所存です。以上、ご報告終わります!

 

●関連リンク
集英社
ジャンプVR

 

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