セガ、大阪・阿倍野に「SEGA VR AREA ABENO」を開設！現地で「ZOMBIE SURVIVAL」を体験レポ

2017年08月04日 12:53 PANORA レポート

セガグループでアミューズメント施設を運営する「セガエンタテインメント」は本日8月4日、大阪・阿倍野の「セガあべのキューズモール」に「SEGA VR AREA ABENO」をオープン、フリーウォークVR「ZERO LATENCY VR」の稼働を開始した。「SEGA VR AREA」は6月にオープンした「AKIHABARA」に続く2施設目。

コンテンツは今年7月まで東京ジョイポリスで運営していた「ZOMBIE SURVIVAL」。カウンターでの当日予約制で価格は一人2000円。6人までのプレイが可能となっている。筆者はメディア向けのプレビューに参加してきた。

あべのキューズモールはJR阿倍野駅至近、地下鉄の天王寺駅・谷町駅からは直結となっている。

セガのロケーションは3階に

同モールの3階にはビックカメラもある

受付はこちらから。

在阪のメディアと合同で参加。写真右上で待たせたな、と言ってゴーグルに手をかけるのが筆者（いやそれセガじゃない）。

追加参加したロケーションのスタッフ、あれ、銃じゃなくて大根……思わず「死ぬのは怖くないか？」と思いました（編注：ゾンビサバイバル…ではなく「ゾンビリベンジ」の台詞）。

稼働エリアは15m×15mの225平方メートル

「ZOMBIE SURVIVAL」の基本的なゲームルールは、ゾンビの襲い来る閉鎖空間で約12分生き残る、というもの。生き残るためにはゾンビの頭部を撃つヘッドショットが重要となる。武器も4種類あるが、東京ジョイポリスで稼働中の「SINGURALITY」と違うところはショットガンだけでなく、スナイパー銃でもショット後のポンプアクションが必要になることだ。また、装備するアイテムによってスコアが大幅に違い、連射性の低い武器ほどスコアが高い。

ゾンビの入場エリアにはバリケードが設置されており、プレイヤーは修理マークをポイントすることでそれを修理することができる。バリケードが破壊されてしまうと大量のゾンビがなだれ込み、死亡の危機になる。死亡すると「SINGURALITY」同様10秒間のペナルティなので注意が必要だ。

大阪ではまだこうした大掛かりなVRを遊べる施設は珍しい。ただ、過去には「機動戦士ガンダムダイバ強襲」がエキスポシティのガンダムカフェで稼働しており、現在は梅田ジョイポリスに「エニグマスフィア」もある。今回同席した在阪メディアの記者のなかには初めてのVR体験という人もおり、コンテンツのクオリティの高さに感動しながら和気あいあいとした雰囲気で話をしていた。

……のもつかの間、女性スタッフが大量のゾンビに襲われ、悲鳴がヘッドセットを通じて伝わるといった阿鼻叫喚の状況に参加者の緊張感も高まる。事前にスタッフから参加者に「ダメージを受けるとゾンビの咀嚼音まで聞こえますよ」と伝えられていたが、まさか当のスタッフが食べられてしまった。

VRメディアの意地を見せるべくなんとか1位を死守。

プレイ料金は冒頭の通り2000円（価格もオープンぎりぎりまで検討していたとか）だが、ゾンビを倒す爽快感やゾンビに360度囲まれる恐怖感を価格以上にばっちり楽しめるので、関西近郊でフリーロームVR初体験の人や、ZOMBIE SURVIVALをもっと遊びたい猛者は是非とも阿倍野に足を運んでほしい。

結構汗もかくので体験が終わったら、店内併設のデザートショップのフローズンヨーグルトやタピオカドリンクでクールダウンもおすすめ。

おまけ。なぜに109？と思ったらこちらのキューズモールはデベロッパーが東急系とのこと。

マスコットキャラクターの「アベーノアベーノ」。こ、これはツッコミ養成ゲーム「ナイス★ツッコミ」のポーズなのか!? さすが大阪……ってそれもセガじゃないやないかーい！

●ZOMBIE SURVIVAL
・アトラクション：ZERO LATENCY VR
・プレイ時間：約30分（ゲーム前ブリーフィング含む）
・プレイ人数：1～6人
・プレイ料金：2000円
・受付方法：
　- 来店時にカウンターにて注意事項説明
　- 係員よりプレイ可能時間を案内
　- 券売機にてチケット購入し、受付完了
　- チケットに記載されたプレイ予定時間に受付集合
※13歳未満は体験不可

●SEGA VR AREA ABENO
・オープン日時：8月4日 10:00～
・場所：セガあべのキューズモール
　（大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1 あべのキューズモール 3F）
・営業時間：10:00～22:00
※風営法により保護者の付き添いのない16歳未満の方は18:00以降の入場禁止

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