デル、Windows MR「DELL VISOR」を10月中旬に国内予約開始! Max-Qノートなども発表【TGS 2017】

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デルは9月22日、東京ゲームショウ 2017にて新製品発表会を行った。VR関連では同社Windows MRヘッドマウントディスプレイの「DELL VISOR」および同コントローラー、Max-QデザインとGTX 1060を採用したノートPC「New Inspiron 15 7000 ゲーミング」だ。

また、18コア/36スレッドのIntel Core i9-7980XEを搭載可能なデスクトップPC「New ALIENWARE Area-51」のほか、曲面ゲーミングモニタ2種を発表した。

 

登壇したのは、ALIENWAREグローバルマーケティングディレクターのクリス・サトフェン氏。同氏はデルに入社して12年。現在はALIENWARE製品の市場戦略および、エンゲージメントマネジメントチームを総括している。

 

ゲーミングPC市場は年間20億ドル規模で伸びており、日本におけるデルジャパンの出荷台数は前年同期比率で1.3倍になっている。

 

日本市場の成長を牽引している大きな要素のひとつがクロスプラットフォーム。ダークソウルやメタルギアソリッド、Fallout 4などの大きなタイトルはほとんどがクロスプラットフォームであり、こうしたゲームをPCでプレイすることに重きを置くユーザーも増えている。なぜなら最大限のパフォーマンスと高精細なグラフィックス、最新のテクノロジーやイノベーションを得られるからだ。加えてオンラインプレイの充実度も影響しているという。

もうひとつのトレンドとしてe-Sportsのマーケットも伸びており、年間視聴者は4億人という数字からも、世界的なブームとなっていることは間違いない。ただ、e-Sportsの選手にとってどのPCで試合を行うかというのはとても重要。一貫して高いパフォーマンスを出し続けられる安定性と信頼性のあるマシンも試合を左右する要素になってくる。

そして3つめのキーワードがVRだ。VRの登場によりハードウェア面、ソフトウェア面でイノベーションが生まれ、新しい体験ができるようになった。ALIENWAREはこのVRにおいても、協力パートナーのおかげでリーダーとしての立場を維持し、様々なイノベーションを起こしてきた。そして、VR業界を牽引していき、技術の進化を促進することで、今までにないエキサイティングなコンテンツを届けていく。これはゲーマーにとっても大きなメリットになるので、積極的に取り組んでいきたいとした。

 

さて、そのALIENWAREは21年の歴史があるブランドとなっており、昨年からさらに強化すべく戦略を打ち出している。まずALIENWAREを特徴付けるハイパフォーマンス、デザイン、品質、イノベーションの提供。

そして今年から周辺機器にも力を入れており、ALIENWAREブランドを冠した一貫性のあるデザインやパフォーマンス、クオリティを目指しており、PCと組み合わせることでひとつのエコシステムを構築できるとのこと。また楽しく快適にゲームを楽しめる事を目指し、Inspironゲーミングブランドも展開。こちらはコストパフォーマンスの高さも特徴となっている。クリス氏によれば、将来的にはDELL VISORとPCのバンドル販売も考えているとのこと。

VRにおいては、HTC VIVEとOculusがリーダーとして君臨しており、すばらしいハードウェア、革新的なソリューション、膨大なタイトルを提供している。これらとデルが共通している点としては、ゲーミング業界で新境地を開拓し、新しい体験を提供していることをアピール。

 

DELL VISORはコントローラー同梱。10月中旬に先行予約開始

 

そしてWindows MRヘッドマウントディスプレイの「DELL VISOR」を紹介。位置づけは前述のInspironゲーミングと似ているが、よりメインストリーム向けとしている。

タイトルについてはマイクロソフトのファーストパーティ、サードパーティ、ユニバーサルWindowsアプリケーションに対応。また、マイクロソフトからWindows MRはSteam VRにも対応していくことがアナウンスされており、来年早々から対応をしていく予定。

そのほか、同製品の特徴として同氏は、エルゴノミックデザインであること、クッション性の高いパッド、調節可能なバンド部分、背面へと誘導できるケーブリング構造、重量バランスなど、快適性を強調した。

 

ケーブルを背面に誘導できるようになっている。

 

バンド後部にあるダイヤルで、締め付け具合を手軽に調節可能だ。パッドは柔らかく、クリス氏によれば長時間付けていても痛くなりにくいとのこと。

 

DELL VISORコントローラーも展示されていた。

提供形態は、DELL VISORと同コントローラーのバンドル販売となる。先行予約は量販店経由で10月中旬、直販サイトであるDell.comでは11月上旬から受注を開始する予定。なお、価格は未定であり、グローバルでの販売と同時期になるかどうかも検討中とのこと。

DELL VISORの主なスペックは、2.89インチのLCDパネルを採用。解像度は1440×1440ドットで、視野角は110度。サイズは幅170.5×奥行き270×高さ130.5mmで、重量は0.59kg。コントローラーはBluetooth接続で、バッテリーは単3電池4本。サイズは幅152.7×奥行き119×高さ119mmで、重量は0.34kg

 

Max-Qデザイン採用の新Inspiron

 

続いての紹介はMax-Qデザインを採用したノートPCのNew Inspiron 15 7000ゲーミング。同デザインにより静音性と高性能の両立を目指した製品で、3モデルを展開する。CPUにCore i7-7700HQとグラフィックにGTX 1050Tiを搭載した「プラチナ・GTX1050Ti」、Core i5-7300HQとGTX1060搭載の「プレミアム・GTX1060 VR」、ここからさらにCPUをCore i7-7700HQにした「プラチナ・GTX1060 VR」だ。

液晶ディスプレイは非光沢のIPSパネル。サイズは15.6インチで、解像度は1920×1080ドット。無線LANはIEEE 802.11ac,a/b/g/nに対応。本体サイズは幅389×奥行き274.7×高さ24.95mmで、重量は約2.65kg〜。バッテリー駆動時間は約8時間となっている。

 

本体デザインもゲーミングを意識したものに一新。USB 3.1兼Thunderbolt3端子も1口備えている。

 

価格は、プラチナ・GTX1050Tiが14万4980円、プレミアム・GTX1060 VRが16万4980円、プラチナ・GTX1060 VRは20万9980円。本日から販売を開始する。

 

曲面ディスプレイも登場

 

ALIENWAREブランドを冠する周辺機器として、曲面ディスプレイの「ALIENWAREシリーズ34インチ曲面ゲーミングモニタ」も登場。解像度3440×1440ドットでリフレシュレート120Hzの「AW3419DW」、解像度2560×1080ドットでリフレッシュレート160Hzの「AW3418HW」の2モデルを用意する。

本製品はベゼルを薄くすることでマルチディスプレイ環境にも配慮。NVIDIA G-SYNCにも対応している。応答速度は4ミリ秒(GTG)。映像入力はディスプレイポートとHDMIを各1基備えている。

 

発売は解像度3440×1440ドットのAW3419DWが先となり、10月4日から販売開始予定。価格は15万9980円。解像度2560×1080ドットのAW3418HWは11月下旬予定で価格は未定。

 

18コア/36スレッドCPU搭載のモンスターPC

 

先月Intelが発表したばかりの18コアCPUであるCore i9-7980XEを搭載したデスクトップPC「New ALIENWARE Area-51」。CPUはCore i7/i9を選択可能。

 

三角形の筐体が特徴的。CPUの水冷ユニットを標準搭載しており、パーツ構成によるがGPUの水冷にもオプションで対応する。

 

Core i9-7980XE搭載モデルの発売は9月29日を予定。価格は未定となっているがCPU単体価格が2000ドル近いので、プレミアムな価格設定になるだろう。

 

ここでインテルの執行役員 クライアントコンピューティング事業本部 営業本部長の大塚桂一氏が登壇。最新CPUの魅力を紹介した。

 

黄文字で強調されているとおり、コア数の増加、スマートキャッシュやターボブーストマックステクノロジーの改善、そして4チャンネルのDDR4 2666への対応がなされている。

 

目指したのは妥協のない創造性、比類のないPCゲーム体験、限界を押し広げる自由さの実現。

 

PCゲームにも注力しており、昨今のゲーム実況などに要求される高負なマルチタスクにも十分な性能を発揮することを目指している。

 

こちらは10コアモデルの性能になるが、DirectX 11および12のベンチマークスコアは従来より10%以上向上。

 

動画編集にも威力を発揮する。

 

ゲーム実況の高負荷マルチタスク性能も30%高速化したとしている。

 

前代未聞の最強セールを開催!

 

 

最後にデルのセール情報を。ALIENWAREの21周年を記念して同ブランドが21%オフなど3つの超お得なセールを開催中。9月25日までの期間限定なので、特にVR向けにハイエンドな機種を考えているなら今がチャンスだ!

 
*東京ゲームショウ2017まとめはこちら

 
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