DMM Gamesブースで「刀剣男子」をゲット! SNS映えの今だから活きるARキャラ集めの魅力【TGS 2017】

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*ITジャーナリストの西田宗千佳氏にご寄稿いただきました。

 
東京ゲームショウ(TGS)といえば「行列」。今年もやっぱり行列がたくさんあるのだが、ほかとはちょっと様相が異なるブースもあった。DMM Gamesの「刀剣乱舞ONLINE」ブースだ。多数の女性が集まるこのブース、ちょっと面白い試みをしていた。TGSに土曜以降いらっしゃる方のために、ぜひ耳寄りな情報をお伝えしたい。

 

そこにいけば「キャラをゲット」 その後は自由に撮影

DMM Gamesの「刀剣乱舞ONLINE」コーナーは、スマホを掲げた女性でいっぱいだったが、声優さんが来るわけではない。彼女たち(もちろん男性もいらっしゃるのだが)がカメラのレンズを向けるその先にあるのはディスプレイ。そこに映された刀剣男子を、みな、あるアプリで撮影していたのである。

 

ブースでは女性ファンがスマホを掲げて、プレゼンテーションを撮影していた。

 
「刀剣乱舞ONLINE」ブースでは、アララの「ARAPPLI」というARアプリを使っている(App StoreGoogle Play)。カメラ内に映ったものをスキャンし、その中に特定の形状があれば、それにあったキャラクターをゲットできる……というものである。今回はブースの映像プレゼンテーションに登場する刀剣男子をゲットできる趣向だ。

 
一度ゲットしたキャラクターとは一緒にいつでも写真が撮れるので、ブースに集まったお姉様方は熱心に撮影していた……というわけだ。ちなみに公式サイトによれば、「67振の刀剣男士が登場するものの、6グループに分かれており、整理券は1グループずつ。すべてを1枚の整理券で撮影することはできない」とのことなので、ご注意を。

 

アプリでプレゼンテーションの写真を撮ると、そこに現れたキャラの撮影用ARキャラが手に入る

 

手に入れたキャラとは、好きな場所で好きな時に撮影可能。

 
DMM Games 刀剣乱舞ONLINE TGSブース 公式サイト

実は会場の外でも同じアプリが使われている。

 
バンダイナムコエンターテインメントが10月に発売を予定しているPlayStation 4用ゲーム「巨影都市」の看板が幕張メッセの入り口にあるのだが、この看板にARAPPLIをかざすと、「ゴジラ」「ガメラ」「ウルトラマン」「エヴァンゲリオン初号機」「イングラム一号機」をゲットできる。

 

幕張メッセ入り口付近にある「巨影都市」の広告。これもARAPPLIに対応している。

 

広告看板の前でアプリを使うと、ウルトラマンなどをゲットできる。

 
最近ではiOSで「ARKit」、Androidで「ARCore」とAR系の新技術が話題だが、このアプリ自体は別に新しいものではない(関連記事)。同社はもう3年に渡って同種のビジネスを展開しており、採用事例も多数ある。一方、技術的には比較的シンプルなもので、平板なキャラクターを実景に合成するだけ……といっていい。このアプリは技術的にも最新ではないため、iPhone・Android両方に対応し、しかも、最新の機種やOSでなくてもいいというメリットがある。

 
また、「特定の場所に行くとキャラが手に入る」という目的の分かりやすさは、多くの人にアピールするだろう。そこで撮った写真は、シェアして他の人々に自慢できる。「SNS映え」が重要な今、「好きなキャラと好きな場所で写真を撮るためにゲットする」行為はとても魅力的なことで、プロモーション効果も高そうだ。

 

アプリは事前に入手を! サービス側の不安定さも

とはいえ、現状のARAPPLIには注意点もある。

 
まず会場のネットワークは混み合っているので、アプリは事前にダウンロードしておいた方がいい。「刀剣乱舞ONLINE」ブースでは、プレゼン開始にダウンロードが間に合わず、残念そうにその場を離れて、次のステージイベントまで待つ人の姿が見られた。

 
また、どうやら22日午後にはサービス側でもトラブルがあったらしく、エラーが出て止まることもあった。本当に運悪く、筆者が「巨影都市」のARを体験しようとしたのがこのタイミングで、エラーによって撮影できなかった。非常に気になったものの、次のアポイントがあったのでその場を離れるしかなかったのが心残りだ。記事に掲載した写真は、同様にTGS会場に来ていたPANORA編集部メンバーに頼んで、別の時間に撮影してもらったものだ。

 
キャラときちんと「位置合わせ」するのも意外と大変だ。これは、技術的にシンプルであるがゆえの制約となる。特にウルトラマンなどの巨大なARキャラを出現させて、それを現実のビル群などと合成するとなると、大きすぎるがゆえに合わせるシチュエーションを選ぶのが難しくなる。「キャラと一緒に写真を撮る」タイプのARアプリにとって、位置合わせは意外なほどノウハウとセンスが問われる部分だな……と改めて思った。

 
土曜からの一般公開日にはより混み合うと思われるので少し心配だが、興味をもった方はぜひ、事前にアプリをダウンロードしてから幕張メッセに向かっていただきたい。

 
 
(TEXT by Munechika Nishida

 
*東京ゲームショウ2017まとめはこちら

 
 
●関連リンク
DMM Gamesブース出展情報
ARAPPLI(App Store)
ARAPPLI(Google Play)
ARAPPLI

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