3軸回転ライドマシン「GYRO VR」を体験! 体を360度揺さぶられる圧倒的な重力感【TGS2017】

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東京ゲームショウ2017で、韓国SANGWHAとスホは「GYRO VR」を展示した。GYRO VRの国内出展はTGS 2017が初となるので、体験できたアトラクション内容とGYRO VRの概要について紹介する。

GYRO VRは韓国のSANGWHAが開発した回転型VRアトラクションだ。幅3.6×奥行き3.6×高さ3.3mほどの大型の筐体で、体験者がVRHMDを装着しながら筐体ごと360度回転することによりかつてない臨場感と重力感を実現しているのが特徴。回転についてはロール、ピッチー、ヨーの3方向に対応している。

東京ゲームショウ2017のVR・ARコーナーでは特に注目されたブースだったので人だかりも多く、筆者もビジネスデイでブースの列に並んでから体験するまで1時間かかったほどだった。今回出展していたGYRO VRの座席は2人分で、アトラクション1回につきセッティング含めて体験時間は6分ほど。

ちなみに、SANGWHAはROBOT VRというVRアトラクションも製造しており、そちらはロボットアームによる回転と移動の両方に対応しているようだが、TGS 2017での出展はなかった。

 

ROBOT VRのティザー動画。

さて、GYRO VRのコンテンツは、宇宙での戦闘と、ボブスレーを題材にした2つを用意しており、筆者は前者を体験できた。

まずGYRO VRの座席に着席し、ジェットコースターのように安全バーでしっかりと体を固定。続いてVRHMDを装着すると、プリレンダリングの非立体視360度ムービーがスタートし、映像に合わせて筐体が回転し始める。コンテンツ内容としては、戦闘機のコックピット内からSF映画のような戦闘シーンを体験するというもの。

ムービーと座席の回転が連動しているのでどのような事になるかは予想していたが、機体を真横にして崖の間を抜けたり、急に止まって後ろに方向転換したり、機体がほぼ直角に急上昇したりするシーンでの重力感が予想以上に凄まじくリアルに感じられた。座席のヘッドレスト付近にはスピーカーを仕込んでいて爆発音などのサウンドも迫力があり、非立体視の360度動画でも臨場感たっぷり。体験後は興奮して心臓の鼓動が少し早く感じられたほどだ。

ムービーと座席が連動しているおかげか、かなり激しい動きの中でも酔うことはなかったのもうれしいところ。

なお、GYRO VRは複数人での同時搭乗であり、座席が激しく回転して逆さ状態になることもあるため、その状態で体験者が操作をしたり、各人の操作を反映することは難しいと思われる。今回出展していた仕様では、どちらかというと受け身系のVRコンテンツと相性がいいように感じた。ただ、1人乗りで、自身の操作を映像と回転運動に反映してくれるようなバージョンも考えられるので、今後の展開に期待が高まる。

 

GYRO VRの紹介動画。

ちなみにGYRO VRの座席は今回2人乗りだったが、仕様上は最大3人まで対応している。また、この出展で用いていたVRHMDはGear VRだが、Oculus Riftを含めたPC用VRにも対応しているらしく、スホの担当者によると「PC用VRHMDを採用した場合はリアルタイムレンダリングによる立体視に対応する」とのこと。非立体視でも十分に臨場感あふれる体験だったので、立体視に対応したGYRO VRの登場も楽しみだ。

 
 
(TEXT by ぱソんこ

 
*東京ゲームショウ2017まとめはこちら
 
 
●関連リンク
SANGWHA
SANGWHAのカタログ
株式会社スホ

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