「PlayStation VR×Unityコンテスト」の佳作2タイトル順調に開発中!【TGS 2017】

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9月21日より24日まで幕張メッセで開催中の日本最大のゲームの祭典「東京ゲームショウ2017」。インディーゲームを集めたインディーコーナー(9ホール)では気になる展示があった。それは「Made With Unity Contest with PlayStation VR」で佳作入賞したタイトルが製品化に向けた実機展示を行っていたことだ。

「Made With Unity Contest with PlayStation VR」はUnityを使用したPlayStation VRのコンテンツ企画を募集するコンテスト。2016年の7月に開催を告知し、入賞作品には開発機材の提供とパブリッシングサポートを行う、という触れ込みの物だったが、2月の発表では結果として入賞作品は出なかった。しかし同月、佳作作品の開発者に対しては企画をブラッシュアップした上で、期間限定での開発機材の貸与を決定したと追加発表が行われた。

さらに5月に開催された「Unite 2017 Tokyo」では、イベントの開催当時に、機材提供を行って開発が行われている佳作のタイトルが紹介された。

そして、今回の東京ゲームショウではそのうちの2タイトルのPS VRを使った実機展示が行われた。これらについてはパブリッシャーもほぼ決まりつつある。ここでは出展されたタイトルを紹介する。

 

SAT-BOXの「VOXEL SHOT VR」はすでにSteamで配信されているガンシューティングゲームのPS VR向け移植。3Dキャラクターをドットで描いたボクセルキャラのゾンビや敵戦車をピストルやマシンガン、ランチャーなどでやっつける、というもので、キャラクターはかわいいが、ゲーム内容はガチな作りになっていて骨太、というギャップも面白い。ガンシューティングということでPS VRシューティングコントローラ対応も期待したいところ。

本作は「ボコスカウォーズII」「LUNAXXX」などのインディーゲームを開発・発売するピグミースタジオがパブリッシングを予定している。なお、SAT-BOXは「VR Sports」「サムライソードVR」も同コンテストで佳作入賞となっているため、これらのタイトルも移植されそうだ。

 

ship of EYLNとマイクロビジョンの「メデューサと恋人」はメデューサと剣士を操り敵を倒していくアクションゲーム。今回のTGS出展バージョンでは砂漠ステージでのスコアアタックモードがプレイできた。PS VRを被ったプレイヤーが操作する「メデューサ」とテレビ(ソーシャルスクリーン)を見て操作する「剣士」の二人同時プレイで遊べるゲームとなっており、メデューサは敵の目を見て石化させることで敵を倒し、剣士は剣で敵を倒していく。

ただしメデューサは剣士の目を見ると剣士も石化させてしまうのでそれを回避するような立ち回りが必要となる。こちらは「クロワルール・シグマ」「アスタブリード」などでPS4ユーザーにもお馴染みのインディーゲームパブリッシャーのアクティブゲーミングメディア・PLAYISMが発売する予定。

PlayStation VRのタイトルラインナップを拡充するために開催された本コンテストだが、このように新たな才能の発掘が順調に行われているようだ。PlayStation VRのデベロッパー参入は個人や同人サークル(法人化されていない団体)では行えず、ピグミースタジオやPLAYISMのようなパブリッシャーがついて初めて開発機材が利用できる、というのが現状。そのため、新たなタイトル発掘コンテストの開催も期待したいところである。

 
 
(TEXT by Shogo Iwai)

 
*東京ゲームショウ2017まとめはこちら

 
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