富士通がWindows MRヘッドセット「FMVHDS1」発表、実機を体験レポート

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富士通グループは10月17日、メディア向け発表会にてWindows Mixed Realityを体感できるヘッドセット「FMVHDS1」と、個人向けパソコンの「LIFEBOOKシリーズ」や「FMVシリーズ」の新型製品の発表を行った。

コントローラーが付属したMRヘッドセット「FMVHDS1」はノートPC「LIFEBOOK AH-MR/B3」に同梱する形で販売。価格は26万4384円(税込み、以下同)で12月14日に発売予定となっている。FMVHDS1単体購入も可能で価格は5万7024円となっており11月下旬に販売開始予定。

今回発表したパソコンの内、Core i7/Core i5のCPUと8GB以上のメモリを搭載した一定のモデルであればオプションとしてFMVHDS1をセットでの購入も可能となる。

今回の発表会では富士通クライアントコンピューティング代表取締役社長の齋藤邦彰氏や日本マイクロソフト執行役員常務コンシューマー&デバイス事業本部長の檜山太郎氏、DMM.com執行役員動画配信事業部/電子書籍事業部事業部長の山本弘毅氏など6人が登壇し、コメントを残した。

 

富士通クライアントコンピューティング代表取締役社長の齋藤邦彰氏。

 

日本マイクロソフト執行役員常務コンシューマー&デバイス事業本部長の檜山太郎氏。

 

DMM.com執行役員動画配信事業部/電子書籍事業部事業部長の山本弘毅氏。

その中でDMM.comの山本氏は「去年11月からVRコンテンツの販売を開始し、約3億円の売り上げも出た」とVRビジネスへの期待感を話した。また日本マイクロソフトの檜山氏は「富士通とは約1年ほど前から協業の準備をしており、これらの製品が体験できるよう400以上の店舗に設置する予定」と今後の展開を語っていた。

富士通代表取締役社長の齋藤氏はMRヘッドセットの発売タイミングについて「以前からMRヘッドセットの販売は考えていて、マイクロソフトの協力で本日発表することができた」とコメントしていた。

 
 

軽くて動きやすい「FMVHDS1」

 

会場では以前に筆者が取材したVRコンテンツ「ウルトラマンVR」(関連記事)を実機で体験することができた。

本体は415gと軽く、辺りを見回す際の頭の重みは感じられず、頭上で戦っているウルトラマンを見上げていてもほとんど疲れは感じなかった。また、ディスプレイの解像度は片目で1440×1440dpiとなっており画質はとても綺麗なものに感じ、爆発シーンでは舞い上がる炎や砂埃、飛び散る石の破片などよく見ることができた。

そして今回筆者が体験したウルトラマンVRについては先着400名のMRヘッドセットを購入した人にプレゼントをするキャンペーンを行う予定だ。

 

MRヘッドセット「FMVHDS1」。

 

ゴーグル部分を跳ね上げることが可能で、ヘッドバンドを外さずに飲み物を飲むことができる。

 

ゴーグル部前面の両サイドにはトラッキングカメラがあり、光沢感のあるデザインとなっている。

 

ヘッドバンドは後部のボタン一つで長さを調節することが可能。

 

下部にはイヤホンジャックの穴も確認。ゴーグル内側には厚さ1cmほどのスポンジのようなクッションがあり、ソフトな感触であった。

本体は以上の画像のようなものとなっている。FMVHDS1とセットのLIFEBOOK AH-MR/B3にはCyberLink社製のプラットフォーム「CyberLink Power Media Player MR for FUJITSU」を搭載しているので、市販の360度カメラで撮影したものや、Youtubeの360度動画をすぐに楽しめるようになっている。

 
●FMVHDS1製品概要
ディスプレイ:2.89インチ×2
解像度:2880×1440ドット(1440×1440ドット×2)
視野角:Windows Mixed Reality Ultra相当のPCに接続した場合100度以上、それ以外は90度
リフレッシュレート:Windows Mixed Reality Ultra相当のPCに接続した場合90Hz、それ以外は60Hz
センサー:加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、トラッキングカメラ
インターフェース:USB3.0、HDMI
オーディオ:マイク・ヘッドホン兼用端子(Φ3.5mmステレオ・ミニジャック)
ケーブル長:USB3.0 Type-A/HDMI Type-A コンボケーブル 4mケーブル先端から25cmはUSB3.0
HDMIコネクタ分岐
サイズ:約 幅182×奥行き290×高さ138mm(ヘッドバンド含む)
本体質量:約415g(ケーブル含まず)

 
(TEXT by まぶかはっと

 
●関連リンク
富士通 ウェブサイト

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