インタニヤ、「Entaniya Fisheye」用のリグを発売
インタニヤは8日、360度動画の撮影に使えるカメラ固定具（リグ）を同社のオンラインストアにて発売した。ラインアップは、2台を背面合わせで固定する「Back to Back Rig」、「Entaniya Fisheye 280」専用となる「280 One Cam Rig」の2種類。価格はBack to Back Rigが1万5800円、280 One Cam Rigが2万1000円。
インタニヤでは、220度、250度、280度という3種類の超広角魚眼レンズ「Entaniya Fisheye」シリーズを今年1月から販売しており、GoProなどのカメラを改造して利用が可能だ（関連リンク）。
また、米Back-Boneのキット「Ribcage Mod Kit」でGoPro HERO4 BLACKを改造し、Entaniya Fisheyeを取り付けた「即撮セット」も販売している。価格は、改造済みGoPro＋Entaniya Fisheye 220が14万2000円、同250が16万5000円、同280が19万8000円（関連リンク）。
この改造済みのGoProで360度動画を撮影する際に役立つのが、今回発売されたリグになる。
Back to Back Rigは、220／250／280度のいずれにも対応し、カメラを付属のネジでセットするだけでレンズのセンターが揃うという。材質はジュラルミン製で軽量かつ堅牢とのこと。
250度の改造GoProを2台使った撮影サンプル。
280 One Cam Rigは280度の改造GoPro専用で、三脚などが映らないセッティングが可能になる。
カメラを上向きにして撮ることで、1台で水平360度、垂直280度の撮影が可能だ。
また、正面に向けて撮ることで撮影者が映らない撮影も可能になる。
上向きで撮った場合のサンプル。
なお、同時に360度写真用の一脚セット「Panorama Kit」も発表した。こちらの価格は未定。
