痴漢されるのはVRでも気持ち悪い──10/22「例のカノジョ ハッカソン展」で痴漢再現VRを体感すべし

LINEで送る
Pocket

いよいよ10月22日の今週末に迫って来た「例のカノジョ ハッカソン展」(関連記事)。VRは話を聞くだけでなく、自分で体験しないとその魅力を実感できないため、ぜひ現地で体験してほしいところです。

 
*チケットはこちらから → 例のカノジョ ハッカソン展(Peatix)

 
その展示の中から「再現VTRメーカー」で最優秀賞を受賞した「夜のくまさんチーム」の金春根氏に直撃インタビューして、ハッカソンの雰囲気を振り返っていただきました!

 
 

やるならとことんやりたかった

 
──ハッカソンの雰囲気はどうでしたか?

 
金氏 非常に和気あいあいとした雰囲気で、チーム全員で楽しみながら参加できました! また飲食のサポートも手厚く、開発中のUnityラーメンの味は忘れられません(笑)

 
さらに会場に居る全ての人が、VRやAR、例のカノジョを好きな人達ばかりでしたので、仲間でありよきライバルである、といった空気感を終始感じていました。もしまた2回目が開催されるなら、同じチームメンバーでぜひ参加したいと思います!

 
──「再現VTRメーカー」をつくるにあたって、どんなコンセプトを考えましたか?

 
金氏 まず第一に「現実では絶対できない体験」として「痴漢」という題材がメンバーから挙がりました。次に「女装した男性が痴漢される」という絵面が絶対に面白い、という話になりメンバー内で大盛り上がり(笑)

 
個人的にやるならとことんやりたかったので、

 
・柔らかパッド付ブラ
・女性用ウィッグ
・女性用デオドラントスプレー

 
を僕の方で用意し、痴漢している側に女性だと錯覚させる工夫をしたりしました(本当はVAQSOを使って匂い体験させたかったのですが、開発が間に合わずに断念……)。

 
男性が痴漢される、という体験も現実ではなかなかない体験なので、その点も男女間での意識共有に役立つ良いコンテンツになったと思っています。

 
また痴漢という題材である以上、「第三者視点」も重要な要素として捉えていたため、第三者の証言を元にした映像を、VR空間上で再現できるコンテンツならば、「TVのゴールデンタイムでも流せる」ものになるのでは……?

 
ということで、撮影用にトラッカーカメラも用意し、痴漢事件現場をあらゆる角度から確認できるようになった「再現VTRメーカー」というコンテンツ名になったという経緯があります。

 

 
 
──実際の制作にあたって苦労した点は?

 
金氏 最大3人同時にオンラインVR空間へログインする、というコンテンツを目指したため、それらの位置同期で非常に苦労しました……。

 
現実世界とVR空間での距離感がなかなか合ってくれず、最終的には力技で1キャラずつ目視で位置調整して何とかしてました。ちなみに22日の展示では、位置キャリブレーション機能をいれたので、この問題は解決済みです!

 
「痴漢の怪しい手の動き」も再現したかったため、使い慣れてないモーションキャプチャー機器の「Perception Neuron」を使ったのですが、実際の身体とアバターの回転軸などを上手く合わせることができず……。こちらは何とか「指の動き」はきれいに同期できたので、「腕の同期はコントローラー」「指の同期はパーセプションニューロン」という力技で解決しました(笑)

 
*なお、22日の展示では諸事情によりコントローラでの展示となります。

 
 
──当日の体験者からはどんな感想をもらいましたか?

 

金氏 「痴漢されるのは、VR空間での疑似的なものでも気持ち悪い」という声が多かったです。痴漢する側のアバターをヒゲ面の怪しい男性モデルにしたのも効果的だったようです。

 
ブラの上からとはいえ、実際に触られる(触ってる)触感がありつつ、視覚的にも同様の映像が見えていると、本当に痴漢されている(している)ように感じてもらえたようです。

 
当日は女装した男性を別の男性が痴漢してるシチュエーションもあって、はたから見たときに面白い絵面になったのもあって、周りで見ている人達も楽しめるコンテンツになったのかな、と思っています。

 
 
●関連リンク
例のカノジョ ハッカソン展

LINEで送る
Pocket