【VR ZONE SHINJUKU】F岡教授の「 攻殻機動隊 ARISE Stealth Hounds」体験レポート

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自他共に認める攻殻ファンであり、押井監督や神山監督とも交友のある元週刊アスキー編集長、そして現在デジタルハリウッド大学の教授である福岡さん(以下、F岡教授)。12月9日にサービスインとなったVR ZONE SHINJUKUのチーム対戦型フィールドVRアクティビティ「近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds」に挑んで頂きました。

 

 

『GOHST IN THE SHELL/攻殻機動隊』を22年前映画館で観たときの衝撃を尋ねられたとしたら、「ちょっと3日間ほど身体を空けてもらってもいいかな、そのくらいあれば語れると思うので覚悟するがよい」と応えるくらいには“攻殻世界”に夢中になったことは先に言っておこうと思う。公開直後にリリースされた『Windows95』の狂騒と相まって、これからやってくるだろう未来へのときめき感はハンパなかったし、パソコン雑誌に関わっていた当時は預言の書にすら思えたほどだ。

が、『Win95』はその後、マインスイーパーをプレーするだけのインターフェースに堕し、少佐に会える未来も電脳化も夢のまた夢という「失われた20年」が過ぎた。もう無理なのか、無理ならティアマト彗星にでも当たって滅べばいいのに! と厨二的な呪詛を吐いていたところ、なんとVRでARISEをナニするのでとりあえず新宿まで来いという。新宿・歌舞伎町。公安9課を再現するのにこれほど相応しい場所があるだろうか? そんなわけで、遠足前日の子供ですらそこまでははしゃがないだろうという興奮状態でVR ZONE新宿に向かった。


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「神山監督も誘えばよかった!」ひとりでも楽しそうなF岡教授。

 

“VRゴーグルを装着し大空間を自由に動き回る「フィールドVR」で、日本で初めて人対人のチーム戦を行なうアクティビティを展開します”

プレスリリースによるとこういうことらしい。まずは早速体験だ。ちなみに空間内を歩き回りながらバトルするVRとしては、お台場ジョイポリスの『ZERO Latency』は何度かプレイした。毎回ゾンビにやられ放題やられ、いつも参加者中最低のスコアを記録している。が、今回は人間が相手だという。

 

 

……勝てる

根拠なき自信は、ニックネームエントリーのとき確信に変わった。ニックネームと身長に加えて、仮想空間内の性別が選べるのだ。もちろん「女」を選択。かつて“春麗”遣いとしてならした者として、この設定なら無敵(のはず)である。

 

アリーナ(体験スペース)に移動前にブリーフィングとプロフ作成があります。

 

指令1:まずは敵を倒すこと!

 

指令2:ブリーフケースに手を置き、情報を奪ってコンプリート!

 

プレイ空間は20×11メートル。見た感じ、かなり広い。まずは左右のスネにレガースを装着する。次に腰のセンサー、利き腕でない側の腕にもレガースを着ける。ベストは背負うようにして装着、重さはさほど気にならない。最後にHMD、ヘッドフォンをつけて武装完了。ここで仮想空間内で使用する銃を渡される。3D化されたビジュアルとして見えてるだけだけど銃身がわりと長め。トグサになった気分になるが、あ、さっき女性のアバターを選んだんだっけ。で、ふと視線を下に落としたところ……

ああーーー!、お、おっぱいがある!!!

「私たち入れ替わ(自粛)!!!」と叫びそうになるのを必死に堪えたものの、沸き上がる大興奮。いや、なんですかこの感情の昂ぶり。

 

国内最大級の専用アリーナ。最大8人が全身モーションキャプチャシステムで自由にVR空間内を動き回ることができる。

 

防具や機材の装着もスタッフの方がフォローしてくれるので、初めてでも安心。

 

 

ほどなくセッションが開始される。永遠のヨメ、草薙素子様が目の前に現われ、ミッションの説明をしてくれる。しっかりやれ、とかなんとか。さもないと電気あんまよ、みたいなことを言われるのを全裸(ウソ)で聞くといよいよバトルのスタートだ。

 

電脳空間でのブリーフィングや自身を透明化する「光学迷彩」など、攻殻ならではの近未来戦闘を実際に体験出来る。

 

銃撃戦は競技性が高く、まさに新感覚のサバゲーだ

 

最初に赤いボックスを撃って爆発させ壁を破壊。すると正面にはもう敵が! 一瞬で狙撃され早くも戦闘不能に。リスタートサークルを探しその枠内に入る。リチャージがすぐに開始され、視界に表示されるインジケーターがフルになったら戦闘に復帰可能。充電されるスマホになった気分だ。チャージ時間はわずか5秒くらいかな? オレは蘇ったぞー! とサークルを出たところでまたまた出会い頭に狙撃を受け、二度目の戦闘不能。

 

写真右がF岡教授。テロリストから身をかわしつつ攻撃中。

と、そんなことを繰り返すこと7、8分。夢のような時間はいつもあっという間だ。夢中になって銃を撃ち、逃げ、隠れ、待ち伏せし、何度も死んで同じだけ蘇って。気がつくと額にはじんわりと汗が。『光学迷彩』の機能とかもあったのだけど、すっかり忘れてたりとか。本気で遊んじゃいました。はしゃぎすぎました、すいません。

ちなみにバトルの結果はVR ZONEのwebサイトで確認できる。で、確認してみたら、スコアはやっぱり3人の仲間で最下位。11回も死んでるとか弱すぎでしょ、自分。

 

プレイ後にサイトからDLしたF岡教授の成績……。お疲れ様でした!

 

【施設概要】
VR ZONE SHINJUKU
住  所:東京都新宿区歌舞伎町 1-29-1
(JR新宿駅東口 徒歩7分/西武新宿駅 徒歩2分)
入 場 料: 800 円/こども(6~12 歳)500 円/5 歳以下無料
1day4 チケットセットは4,400 円
営業時間:10:00~22:00 ※最終入場時間 21:00

 

【アクティビティ概要】
近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds
・体験料:2800円(税込)
・体験人数:最大8名(対戦型)
・所要時間:30分(ブリーフィング時間含む)
・対象年齢:13歳以上
・機材協力:HTC Corporation, MSI

 

●関連リンク
近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds

 

(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会 (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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