「マジ魔笛」と話す女子高生バッハなど、多数の新人が生まれた「第1回 VTuberハッカソン」詳細レポ

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2018年2月24、25日の2日間、「第1回 VTuberハッカソン」をPANORA主催、SVVR JAPANが共同主催・運営協力のもとに開催した。16チーム37人が参加し、熱気に満ちた2日間の激闘を詳細にレポートしていこう。 

速報として「【速報】第1回 VTuberハッカソン動画リストと受賞結果 #VTuberHack」にて、参加全チームの成果物である動画と会場審査の受賞チームをお届けしているので、手早く結果を知りたい方はそちらをご参照いただきたい。バーチャル審査員による審査結果は「シロ、ミライアカリ、ねこます、輝夜月が選ぶ新人は!? 第1回VTbuerハッカソン、オーディエンス・バーチャル審査員賞発表」を参照のこと。

なおハッカソンとは、広い意味では主にはソフトウェアのエンジニアリングを差す「ハック(hack)」いう単語と、「マラソン(marathon)」を組み合わせた用語だ。ある開発テーマに沿って、複数のチームが決められた期間内で、マラソンのように一斉に開発を行って成果物を競い合う活動のことを指す。

 
 

いきなり参加募集が埋まるほどの注目度

1月25日に参加者の募集を開始した本ハッカソンだが、あまりの大人気で一瞬で30人の枠が埋まってしまい、募集枠を30人から50人に増やしたが90人近くの応募があったため、さらに抽選で52人を選んだ。

2月9日には審査員を発表(2/24、25開催「VTubeハッカソン」審査員発表! GOROman氏&にゃるら氏ほか、「四天王」もバーチャル審査員に)。会場審査員をGOROmanさんとにゃるらさん、バーチャル審査員をシロさん、ミライアカリさん、ねこますさん、輝夜月さんにお願いすることが決定。あわせて見学チケット枠が若干数が用意された。

追って2月16日には玉置氏も会場審査員として参加が決定(「VTuberハッカソン」審査員にサマーレッスン・玉置Pも参加! 2/22には無料3Dスキャン会も開催)し、当日に向けて日増しに注目度があがっていった。

 

手厚いパートナーのサポートを会場で受けられた!

会場はアカツキの目黒の「oak maguro」オフィスをお借りした。9時に受付・入場が始まり、9時30分から開会式・ルール説明が実施された。

 

事前にイベントページにて発表されていたタイムテーブルとレギュレーションの確認に続き、スポンサー賞、会場審査員・バーチャル審査員、会場の設備、諸注意などが紹介された。

事前に決定していたのはスポンサー賞と最優秀賞のみだったが、バーチャル審査員と同様に「一番お気に入りのコンテンツを決めてもらう」3名分の会場審査員特別賞もその場の勢いで追加された。

 

大まかな流れは、1日目の19時に企画を中間発表をして、2日目の17時までにYouTubeへの動画のアップロードを完了させてハッカソン終了となる。あとは最終発表の資料を準備して16チームがプレゼンして、審査となる。

 

最優秀賞のチームには、4月の先端コンテンツ展にPANORAと共同出展していただくとともに、ねこますさんと共演できるという副賞(?)もこのタイミングで明らかになった。開会式の終了後、すでにハッカソン参加時点でチームを組んでいたメンバーはそのまま開発スタート、それ以外の参加者はアイデアソン&チーム編成に移る。

 

アイデアソンはアイスブレイクからアイデアラッシュを実施、Twitterのハッシュタグで募集したテーマなどから具体化を行っていった。

 

テーマ一覧の「圧倒的な強さ」からは、チーム「マッスルラビット」の力強い動画が誕生した。スケッチからは、チーム「肉1.5倍」の「高所VTuber」「自撮り」「360度動画」といったキーワードとコンセプト絵が読み取れる。当日初めて顔を合わせたメンバーがお互いの担当範囲を相談した上で協力して成果物を仕上げていくことも、事前にチームを編成した上で十分に作戦を練ってきて完成させるのも、両方ハッカソンの醍醐味といえる。

 

モーションキャプチャデバイスのPerception Neuronは、代理店であるアユートのサポートつきで借りられるという、初めてチャレンジするのに絶好の機会となっていた。特に床面の磁場の影響を受けやすいデバイスのため、なんとか床面の底上げを試してみたり、ダウジングがごとく磁場の影響の少ないところを探して、Neuronを装着したアクターがうろうろ歩き回ったりする光景があちこちで見られた。

 

VR関連の展示会やハッカソンなど、一箇所に複数のHTC VIVEが集まる際にお馴染みの光景。位置トラッキングに使うベースステーションが干渉して誤動作を起こすので、早いタイミングからホワイトボードで空間の隔離を試みたり、暗幕が設置されたり、離れの会議室にこもって干渉を回避したりと、各チームが対応していた。ここでもHTCのサポートを受けられたので、スムーズに干渉問題が解決していった。

 

ポッキーとトッポの差し入れがあれば、みんな当然のようにポッキーゲームで「ブォン」を始めたりと、同じ趣味の仲間たちが数十人集う場として、2日間はあちこちで盛り上がっていた。

 
 

サプライズのねこます氏動画に会場全員が感動

2日目の17時を持って開発は終了し、各チームの成果発表へと移る。各チームの発表持ち時間は5分という中で、レギュレーションにそって1分30秒〜3分の動画を再生する必要があったが、映像・音の再生系統の切り替えでトラブルが起こってしばしば進行が滞るケースが見受けられた。この辺は第2回以降に向けて、運営・参加者側双方で工夫やノウハウの共有が必要だと感じた(編集註:ご迷惑をおかけして申し訳ありません……)。

各チームの成果発表の後は、審査員によるチームのヒアリングと、来場者の試遊が同時に実施された。会場審査員・スポンサー賞の審査担当の方々が一団となり、限られた時間の中で大名行列のように各チームのテーブルを回って説明を受けて、成果発表を捕捉した。

技術のプロトタイプではなく、動画の投稿が最終成果物となる本ハッカソンだが、映像や発表資料を見るだけでは伝わらないテクニカルなチャレンジをしたチームも多かった。MRとしてハプティクス(触覚フィードバック)要素を含んだり、ゲーム要素を含むプレイアブルなシステムを組み上げたり、VRChatプラットフォームを採用しりと、「その場で体験しないと動画だけではもったいない」ケースも多く、少々無理をしてでも審査員チームには各テーブルを回っていただくこととなった。

今回は第1回目として、色々模索しつつの開催となったが、「VTuberハッカソン」という枠では、テクニカルな面を押し出した「体験前提でのVTuberシステムハッカソン」も可能ではあるし、テーマ発表からよーいどん!で完全にインターネット上で完結させるようなコンテスト形式のハッカソンも実施可能であると思われる。第2回目以降、どうやって素敵な「VTuberハッカソン」を開催すればいいかについて、アンケートを実施しているのでぜひ回答してほしい。

 

そして、審査発表後、サプライズでねこますさん(@kemomimi_oukoku)からハッカソン参加者へ向けたメッセージ動画が上映された。

 

 

本ハッカソンに参加したかった話から始まり審査員を依頼されたこと、審査員として選ばれたからには全作品にコメントをせざるを得ないという決意を語るなど、ねこますさんらしさにあふれた素敵な動画で、会場全体が暖かさに包まれた瞬間だった。約4分の映像が終了すると、自然とあちこちから拍手が上がって2日間に渡るお祭りで最高の盛り上がりを見せていた。

 
 
*次ページでは、受賞作品を中心に見所をレポート!!

 

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