キャラカスタムが超お手軽なVTuberツール登場 アダルトゲーム「カスタムオーダーメイド3D2」に新機能

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KISSは19日、2月23日に発売したアダルトゲーム「カスタムオーダーメイド3D2」(COM3D2)の無償追加アップデート(バージョン1.10)として、プレイヤーが美少女キャラクターになりきれる「バーチャルアバタースタジオ」機能を追加した。動作にはOculus RiftかHTC VIVEが必要。VIVE Trackerにも対応しており、VRゴーグルの代わりに頭に載せたり、足や腰に装着することで体の位置をキャラクターに反映できる。

 

 
バーチャルアバタースタジオ機能のデモ動画。なお、COM3D2自体の価格は9800円。

 

キャラクターや撮影場所を好みにカスタマイズし……。

 

バーチャル空間に仮想カメラを設置した上で本機能を起動すると、ゲーム画面のウィンドウに仮想カメラの視点が映し出される。このウィンドウを別途録画したり、配信ソフトでキャプチャーすることで、バーチャルYouTuber(VTuber)として動画の投稿や生放送の配信が可能になる。

 
先週ドワンゴとインフィニットループが発表した「バーチャルキャスト」やスマホアプリの「ホロライブ」など、このところVTuber配信ツールが続々と出てきているが、COM3D2のバーチャルアバタースタジオはキャラクターや撮影スタジオを手軽に深くカスタマイズできるのが特徴になる。

 

撮影機能としては、仮想カメラは自撮り棒で移動可能で、タイマー機能も備えている。キャラクターの表情は、事前に割り当てた上で手元のコントローラーのスティックやパッドで指示可能だ。リップシンクは、VRゴーグルや汎用のマイクの音を拾って、自動で口を開閉してくれる。

 

利用できるシーンは、「エディットシーン」と「スタジオモード(旧撮影モード)」の2種類。エディットシーンでは、メイドになった状態のまま自分自身の顔や髪型、アクセサリー、服装、下着など、DLCも含めてゲームで使えるすべての項目をカスタマイズできる。なお、前作である「カスタムメイド3D2」との互換設定を行うと前作のDLCなども引き継いで利用可能だ。

 

スタジオモードでは、光源や背景などのほか、椅子やテーブルなど、ゲーム中の小道具をVR空間で配置できる。

 

背景は、ルームカスタマイズ機能で作成したものを利用可能だ(非VRモードの制作を推奨)。

 

ほかにも背景は、クロマキー合成につかえる単色や……。

 

VR内でリアルタイムでコメントを見ることなどに使えるPCのデスクトップ画面を表示することが可能だ。

 
COM3D2は現状、書き出しには対応していないため、作成したキャラクターを別のソフトに持って行って利用することはできない。一方で、公式はサポートしていないが、ファンの手によって作られたキャラクターMODが豊富なことでも知られており、例えば、二次創作の3Dキャラクターになりきることもできるわけだ(ネットへの動画投稿には別途、利用規約の確認などが必要になるだろうが)。

アダルトソフトなので、残念ながら18歳未満が購入できないというのが現時点では難点だが、VTbuerのお手軽化を非常に推し進めてくれそうな要素なので、ぜひVTuberになりたい人はチェックしておこう。

 
 
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