VR ZONE「ドラゴンクエストVR」体験記 冒険の世界に入ったら協力バトルが楽しすぎた!

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ついに……! ついにこのときがやってきた……!

ドラゴンクエストの世界にダイブする日が!

 

 
新宿の歌舞伎町に昨年オープンし、様々なVRアクティビティを楽しめるVRエンターテインメント施設「VR ZONE SHINJUKU」にて、4月27日よりスタートした「ドラゴンクエストVR」。戦士や魔法使い、あるいは僧侶となり、パーティーを組んでドラゴンクエストの世界を冒険することができるという、ドラクエファン垂涎のVRアクティビティーで、幸運にもそちらを先行体験することができました!

RPG(ロールプレイングゲーム)の本来の意味が「役割を演じる遊び」とするなら、このドラゴンクエストVRはまさにドラクエが30年かけてたどり着いたRPGの到達点といえるでしょう!

 
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……冒頭から興奮してちょっと飛ばしすぎましたが、気を取り直して遊んでいきたいと思います。

 

全身を使って体験するVRアクティビティーなので、荷物などはロッカーに収納。

ドラゴンクエストVRは4人1組のパーティープレイとなります。友だちと参加してもいいし、他の参加者とパーティーを組んでもOK。え? 見ず知らずの人とゲームできない? 大丈夫です。終わる頃には昔からの仲間のような一体感に包まれていますから。

 

プレイ前には職業と名前、性別、利き腕、身長などを入力します。職業は戦士が2人、魔法使いが1人、僧侶が1人です。今回、僕は僧侶となりました。名前や性別、身長などはそのままゲームに反映されます。たとえば親子で遊ぶ場合、現実の身長を入力しておけば、ドラゴンクエストVRの世界でも同じ身長差が再現されるので、よりリアルです。性別はあえて異性を設定してもOKです。

 

こちらが僧侶で遊ぶための装備。それなりに重さはありますが、体験時間は約15分ほどなので、疲れて動けなくなることはないでしょう。

 

ドラゴンクエストVRは「フリーローム」というタイプのアクティビティーで、広い空間を自由に歩き回って遊びます。この部屋がそのままVR空間と連動しており、パーティーメンバーの位置も現実と同じ場所に再現されています。

 

いよいよ体験スタート! 周囲の光景は見慣れたドラゴンクエストの世界そのもので、これまでどんなに大画面のTVでプレイしても味わえなかった没入感が得られます。

 

王様から大魔王ゾーマ討伐の依頼を受け、旅立つ一行。ゲーム中の解説や案内はホイミスライムのホミリーが担当します。

 

そして楽しみにしていた戦闘。これが本当にすごい!

ただ剣や杖を振っていればいいというものではなく、それぞれの職業に応じた役割をこなさなければいけません。盾でガードできる戦士は最前線で味方を守り、魔法使いは攻撃や補助呪文で攻撃の要となり、僧侶は攻撃の他に回復や蘇生魔法で味方をサポートするのです。

特にパーティーを支える柱となるのが僧侶。今回、僧侶をやることになったときは「なんか地味っぽいし、ハズレかな」と思っていたのですが、とんでもない! やってみると、むしろ一番楽しい役割ではないかと思いました。

 

ドラゴンクエストVRではHPの概念がなく、1回攻撃を受けると瀕死、2回受けると死亡してしまいます。回復できるのは僧侶だけなので、僧侶はつねに味方の状態に気を配る必要があります。とはいえ気づくことができない場合もあり、そんなときはヘッドホンから聴こえる「回復お願い〜!」という声で慌ててホイミを唱えることになります。

基本はホイミで味方を回復しながら、すきをみてバギで敵を攻撃! 万が一味方が死んでしまったらすかさずザオリク! というのが僧侶の基本的な立ち回りです。魔法は左手を掲げることで陣が発生し、右手の杖をかざすことでエネルギーをためて撃つことができます。MPを消費することもないので撃ち放題。魔法を撃つ際の“手応え”もしっかり感じられてとにかく気持ちいい!

なお僧侶自身が死んでしまったらそれ以降の回復役がいなくなってしまうので、僧侶は自分自身の状態にも気を遣わなければいけません。忙しいし大変だけど、とにかく楽しい職業でした。

ほどよい緊張感の続く戦闘をこなしながら、物語は進んでいきます。最後に一行を待ち受けているのは何者なのか。驚きのラストバトルはぜひ皆さん自身で確かめてみてください。

 

今回の体験で感心したのは、ドラゴンクエストらしさとVRアクティビティーとしての面白さを両立させていること。

たとえばドラゴンクエストVRには、ウインドウ表示やコマンド入力などがありません。どちらも「ドラクエらしさ」として語られる要素ではありますが、あくまでそれらはインターフェース。実際に自分がその世界に入ったとしたら……そこにウインドウやコマンドはない方が自然ですよね。

また、「魔法はどんなふうに発生するのか」といった演出部分についても検討を重ねたといいます。「メラ!」など叫ぶことで放つのか、魔法陣を描くのか、手をかざすのか……そういった細かい部分をスクウェア・エニックスと相談しながら作り込んだからこそ、しっかりと「ドラクエらしさ」が再現できたというわけですね。

今回のドラゴンクエストVRは、VR ZONE SHINJUKUがオープンする前から構想していた一大企画だったとのこと。たしかにそれだけの価値がある体験でした。ちなみに体験チケットは3200円で、別途VR ZONE SHINJUKUへの入場料などが必要です。

今後、さらなるコンテンツの拡充に期待したいと思います。

 
 
(TEXT by 山田井ユウキ

 
 
●関連リンク
ドラゴンクエストVR
VR ZONE SHINJUKU

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