キズナアイ、「超音楽祭」大トリで熱唱! 小林幸子との「千本桜」共演に新時代の幕開けを実感【超会議】

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4月28、29日に幕張メッセにて開催されたniconicoの祭典「ニコニコ超会議2018」。PANORAでもファンによるコスプレ、「バーチャルYouTu”BAR”」、電脳少女シロちゃんのゲーム実況ステージと会場におけるバーチャルYouTuberの話題をまとめてきたが、さらに「超音楽祭」に出演したキズナアイちゃんの様子をレポートしていく。

 

なかなか出てこないと思ったら、まさかの大トリ!

超音楽祭は、アニメ、ゲーム、アイドル、声優、歌ってみた、陸上自衛隊とさまざまなジャンルから人気のアーティストを集めた超会議における最大のライブステージになる。その超音楽祭に今年2月、キズナアイちゃんが出演することが発表された際には非常に話題になった。

しかし、それまでアイちゃんといえば、ゲーム実況などYouTuberとしての動画投稿が中心で、「歌ってみた」はあまり目立っていなかった(アイちゃんの「歌ってみた・踊ってみた」リスト)。名だたるアーティストに並ぶ大舞台で生のパフォーマンスを披露して、万が一にも「大惨事」にならないだろうか……? はたしてそんな心配は、当日のステージを目の当たりにするとまったくの杞憂だったことがわかった。

アイちゃんの「超音楽祭」出演は2日目にあたる29日だったが、詳細なタイムテーブルは事前にわからなかった。この日は他に「超踊ってみた」ブースへの参加もあって、多忙なスケジュールの中、いつアイちゃんが出てくるのか注目していたが、待てども待てども出てこない……。

ついにはアイちゃんと、niconicoでも『ラスボス』と呼ばれて親しまれている歌手の小林幸子さんという2人だけになった。筆者としては「さすがに大トリは小林さんだから、次がアイちゃんかな」と予想していたろころ、まさかの小林幸子さんが登場。そう、niconico運営は大トリにアイちゃんを持ってくるという、バーチャルYouTuberにかける本気の采配を見せたのだ。

そして、小林幸子さんの歌とアフタートークが終わった後に「みなさんお待ちかねの時間がやってまいりました。いよいよ大トリでございますよ!」と呼び込みがかかる。巨大スクリーンにアイちゃんのイラストと名前が映し出されると、会場から大歓声が上がり、生放送のコメントでも「きたーーー!」とコメントが重なる弾幕状態になった。

 

「はいどうもー! バーチャルYouTuberのキズナアイですー。超音楽祭のみなさん元気ですかー?」と挨拶して、ステージ中央の透明スクリーンに姿を表すアイちゃん(生放送では5時間11分あたりから)。

「さっちゃん、小林幸子さんスゴかったですね。そのあとで緊張しているんですけど、大きなステージに立たせていただけるので、みなさん最後まで盛り上がってくださいー! ピンクのサイリウムありがとうー!」と、HoneyWorksの「金曜日のおはよう」を歌い始める。率直に言って、とにかく歌い方のアレンジがかわいく、生放送でも「かわいい」「うまい」というコメントが絶えず流れていた。

続いてのMCでは、「ありがとうございましたー! ちょっと緊張ほぐれてきました。ちょっと、こういう大きな会場にきたらやってみたかったことがあるんですが、みなさんつきあってくれますか?」と呼びかけて、「みんなー、今日は誰見に来たのー?」「アイちゃーん」とコール&レスポンスを楽しんでいた。

2曲目は、初音ミク初期の神曲のひとつであるsupercellの「メルト」で、またしてもかわいいボイスでサビの高音部もきれいに歌い上げる。表情もとても素晴らしく、サビの心を込めている感じがとても伝わってくる。ラストのサビ前では、「初音ミク先輩のメルト、みなさんよかったら一緒に歌いましょう」と呼びかけて、「らーららーらーらーらーらー」と会場一体になって合唱していた。

 

アイちゃんカラーに合わせたピンクのライトが揺れる。

 

続けてのMCでは、「なんと、次で最後の曲なんです」「ええええーーーー!」「あはー。それ言ってもらいたかった」というやりとりがあったうえで、「超ウルトラスペシャルゲスト」として小林幸子さんをステージに呼び込む。まさか(予想通り?)の展開に、会場もコメントも大盛り上がり。

「初めましてアイちゃん、本当に会いたかったんです。歌も上手だし、可愛いし、とっても素敵です」と語りかける小林さんに、「いやー、恐縮です」とアイちゃん。さらに「恐縮なんですが、『さっちゃん』って呼んでいいですか」とアイちゃんが尋ねると、小林さんが「どうぞー、さっちゃん大歓迎!」と快諾していた。

 

ラストに歌ったのは、niconicoでも不動の人気を誇る黒うさPの「千本桜」。先ほどのかわいさとは打って変わって、小林さんによせた「こぶし」を効かせる歌い方に、会場もコメントも驚いていた。 

歌った後には、小林さんは「とってもアイちゃん素敵でした」と絶賛。「色々なコラボとかやりたいですよね。動画出したりしたいです」「どんなことできますかね」と話を振った後に、「今日、アイちゃんにならってYouTubeのチャンネルを開設しました。バーチャルグランドマザーとして活動していこうと思っているんですが、どう思いますかアイちゃん」「いいと思いますー」と、先にニュースとして取り上げたコラボ動画を紹介していた。

最後に「以上、小林幸子とキズナアイがお届けしました、今日は本当にありがとうございました」と、5時間30分に渡る超音楽祭のステージに幕を下ろしていた。

 
 
筆者的には、初音ミク10周年を経て、彼女以外のバーチャルキャラクターが舞台で「メルト」を歌うというシチュエーションだけでとても胸が熱くなった。そこにniconicoの「降臨してみた」で新たな若年層のファンを獲得した小林幸子さんとの大型コラボも合わさったわけで、これがエモくないわけがない。バーチャルYouTuberの歴史を大きく動かしたであろうこのステージ、ぜひタイムシフトでチェックしてほしい。

 
© Kizuna AI

 
 
(TEXT by Minoru Hirota

 
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