TGS2018、メインビジュアル公開 出展申込は6/1まで
コンピュータエンターテインメント協会（CESA）と日経BPは、9月20日～23日に幕張メッセにて開催する「東京ゲームショウ2018」のメインビジュアルを公開した。2010年から引き続き、イラストレーターの形部一平氏が担当している。
初夏から秋にかけて、国内外ではさまざまなゲーム系コンベンションが開催される。中でも「東京ゲームショウ」は国内最大のイベントだ。xRに着眼すると、当時「Project Morpheus」と呼ばれていた「PlayStation VR」のタイトル「サマーレッスン」が、あまりの注目度の高さから出展を延期した「東京ゲームショウ2014」以来、毎年「VRゲーム」も大きな存在感を示している。もちろん今年もさまざまな企業や開発チームが、VRをはじめとするxRタイトルを出展することだろう。
「今年も東京ゲームショウの季節が来たか！」という気分になるのが、そのメインビジュアル発表だ。TGSのメインビジュアルは2010年以来、イラストレーターの形部一平氏が手掛けており、そのときのゲームのトレンドを取り入れたイラストになっていることも特徴と言える。今年は「eスポーツ」をイメージしたイラストになっているとのこと。
▲東京ゲームショウ2018 メインビジュアル
制作者である形部一平氏のコメントも届いているので以下に紹介する。
●形部一平氏 コメント
「2010年から東京ゲームショウのメインビジュアルという大変名誉なお仕事に携わる事が出来て本当にありがたく思っております。僕はフリーになって今年で18年ですが、それ以前はSNKというビデオゲーム会社に在籍しておりました。初めてメインデザイナーを担当して東京ゲームショウ2001に出展したときの晴れがましい気持ちは今でも特別な思い出です。
1997年の大友克洋さんのメインビジュアルも大好きなポスターで、当時大変憧れました。そのお仕事をやらせていただいているという事は自分にとって大きな自信になっていますし、そして何より、ゲーム会社当時にお世話になった先輩方に見ていただける事を毎年本当に誇らしく思っております。
改めて今年で東京ゲームショウのメインビジュアルを担当させていただいて9年目になります。その間にゲームを取り巻く環境は一変し、遂にはゲームが“eスポ－ツ”と呼ばれるプロスポーツの仲間入りをする。そんな時代が到来するとは、9年前は予想だにしませんでした。
この先ゲームはどんな驚きを見せてくれるのだろう、どんな世界を見せてくれるのだろう。そんな期待を胸に、今回のビジュアルは今熱いeスポーツをテーマに描かせていただきました」
【プロフィール】
イラストレーター。イラスト、キャラクターデザインを中心に国内外を問わず活動。近年は「星と翼のパラドクス」「ガンダム Gのレコンギスタ」「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」などにおいて多数のメカデザインを担当しているほか、「甲鉄城のカバネリ」「ガンダムビルドダイバーズ」「ダーリンインザフランキス」「セイクリッドセブン」などにも参加している。
尚、「東京ゲームショウ2018」への出展申込の締め切りは6月1日（インディーゲームコーナー＜タイプA＞の締め切りは6月8日）までとなっている。出展を考えている企業やチームは公式サイトなどを早めにチェックしよう。
東京ゲームショウ2018
・開催日時：
- ビジネスデイ 9月20日～21日 10:00～17:00
- 一般公開日 9月22日～23日 10:00～17:00
・会場：幕張メッセ 展示ホール1～11 / イベントホール / 国際会議場
（千葉県千葉市美浜区中瀬2-1）
・入場料：
- 一般（中学生以上） 前売 1000円（税込） / 当日 1200円（税込）
- 小学生以下 無料
・主催：コンピュータエンターテインメント協会（CESA）
・共催：日経BP
・特別協力：ドワンゴ
・後援：経済産業省（予定）
【出展社募集スケジュール】
・出展申込締切日：6月1日
・小間位置選定会：
- 40小間以上（隣接小間がない形状）の出展社 6月22日
- 40小間未満（隣接小間がある形状）の出展社 7月3日
・出展社説明会：7月3日
（TEXT by 津久井箇人 a.k.a. そそそ）
●関連リンク
・東京ゲームショウ 公式サイト
