娘の夢と、離れて暮らすパパの想い 「親子VTuberあいか&パパ」【パパママ向け版】

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「どうすればバーチャルYouTuberになれる?」

きっかけは単身赴任中のパパのスマートフォンに届いた小学生の娘からの何気ないメッセージだ。パパのことが大好きな娘は、幼い頃から父子が離れて暮らしたこともあってか、内向的な性格に育ったのかもしれないとパパは語る。そんな娘がバーチャルの世界を通じて、「外側」へと本気で羽ばたこうとしていた。

 
以下に紹介するのは、パソコンも持っていなかったパパが「バーチャルYouTuberになる」という娘の本気の夢を叶えるために、父子二人三脚でVTuberデビューするまでの奮闘をまとめた現実の記録だ。詳細は「親子VTuberあいか&パパのブログ」にまとめられているので、興味を持った人はぜひ直接ブログを読んでみてほしい。

 

「バーチャルYouTuberをやりたい!」

普段、恥ずかしがり屋な娘が「バーチャルYouTubeをやりたい!」と力強く語った姿は、パパにとっては「彼女の可能性を広げ、彼女自身に『何でもできる、何にでもなれる』と信じてもらえる」最初で最後のチャンスかもしれないと感じられたのだ。

パパは、今回の一連の出来事のきっかけにもなったマシーナリーとも子のブログ記事「実録!!!!!!!! 48時間でバーチャルユーチューバーになった男」を読み込み、娘の、そして親子の夢の実現を目指す。

VTuberを運用するに堪え得るパソコンを注文し、届くまでにできることを進めておくパパ。娘には「キャラのデザインやVTuberの名前が決まったら教えて」と伝える。すると、すでにデザインも名前もあるらしいことが判明。

「猫又愛怪(ねこまた あいか)」

それがVTuberの名前だ。さらに、VTuber活動に必要なYouTubeのチャンネル運営、Twitterのアカウント運営などをサポートるためにパパ自身も「あいかパパ」として一緒にデビューすることを伝えると「あいか」は快諾。こうして「親子VTuberあいか&パパ」の存在は具体性を増していった。

 

2人で進めるプロジェクト

ゴールデンウィークが終わっても、LINEを介した作戦会議は続く。そして、届いたパソコンと「あいか」の資料を活用し、休日を利用して一気に作りあげた「あいかパパ」による試作動画がこれだ。

 

▲「12時間で完成!どシロウトが手作りでバーチャルYouTuberに♪親子VTuber誕生!!」

 
しかし、パパの努力に「あいか」は「なんか変じゃね?」とバッサリ。

一度はショックを受けた「あいかパパ」だが、ここでひとつ大きなことに気付く。勝手に「あの子だけじゃ無理」と決め付けていたことだ。その思い込みを大いに反省し、イラストやアバター作りを改めて一緒に進めることになる。また、それからは「2人で進めるプロジェクト」「あいかが主役でパパは裏方」という意識をこれまで以上に強く持つようになった。

その後「あいか」によるデザインをしっかり活かし、本人からも「かわいい♡」とお墨付きをもらった「あいかパパ」アバターがお披露目された。

 

▲【手作りVTuber】小学生のオリジナルデザインでアバター完成♪

 
「(YouTubeの)再生回数がどんどん増えるね!! 嬉しいね!!」という「あいか」の発言に、「あいかパパ」は、またひとつ驚かされる。あんなにシャイだった娘が、動画の再生回数が増えることを嬉しいと言ったのだ。何気ない一言で、彼女の「自己表現」の本気さを改めて感じ、VTuberデビューをより強く意識するようになった。

 

小学生VTuberハッカソン

6月初めの週末。「あいかパパ」が赴任先から戻れる休日を使いつつ、「あいか」の学校行事の都合などから、限られた2日間弱の時間で「あいか」の自作アバター完成を目指す「小学生VTuberハッカソン」を実施。その模様はTwitterでも実況している。夕方から夜まで全力で挑む「あいか」の集中力と吸収力には「あいかパパ」も驚いていた。

翌朝。「あいかパパ」が起きると「あいか」は誰に言われることなく、すでに自らパソコンに向かって作業を始めていたそうだ。娘の成長に感動したパパ。

見学希望の仲良しのお友達も合流し、作業は順調に……脱線した。
 

しかし「現場」の盛り上がりは絶好調で、これから先「楽しい思い出」として今回のチャレンジが娘の中で残っていってほしいと願うパパの思いから「お遊びタイム」は止めず。しばらくして3人でランチに出掛け、結果的に「お友達」のお泊まり会となる流れに。関わってくれているすべてを「楽しい思い出」にしてほしい。パパの願いはそれだけだ。

それだけなのに「あいか」は夕食後、パソコンで作業を再開する。

「パパがいるうちに、最後までやりたい」
 

最後のLive2Dの作業は、昨日から今日にかけて全力で走り続けた「あいか」に代わって「あいかパパ
」が手伝った。2人は力を合わせて目標を達成したのだ。

翌朝の帰りのバスの中、パパにはさまざまな思いが込み上げた。この込み上げた「思い」は、今回のチャレンジの、ある意味では「すべて」だと感じたので、ブログからそのまま言葉を引用させてもらう。

僕らは、別に有名になりたいわけじゃないんです
お金を儲けたいわけでも、人気者になりたいわけでもないんです
ただただ、父と娘、心を繋いでいたいだけなんです
この「バーチャル」というキーワードを介することで
離れていても、本当に「手を繋ぐことができる」って知ってしまったんです

親子VTuberあいか&パパのブログ – 娘のチャレンジを「小学生VTuberハッカソン」なんて大袈裟に公表したけど、実はそんな次元の話じゃなかった件より

 

親子VTuberあいか&パパ

パソコンのトラブルなどに見舞われながらも、6月23日未明にデビュー動画が投稿された。

 

▲「念願のデビュー回!のはずが、あれ?動かない???」

 
今回、2人の挑戦、創作という自己表現を通じて生まれる「ポジティブさ」を改めて強く感じる機会となった。

トライ・アンド・エラーの繰り返しを親子で共有しながら学び、達成し、成長していく過程はきっと「心」に大きな財産が生まれていくように思える。今回紹介した2人の話は、手段として「バーチャル」で「デジタル」なものを扱ってはいるが、実のところ、もっとも「アナログ」なものを2人が手に入れ、また読み手に与えているようにも感じた。

2020年には小学校で論理的なプログラミング的思考を育む「プログラミング教育」の必修化が始まる。その最も大切な部分であるようにも思える。

「猫又愛怪(ねこまた あいか)」、そしてこれから誕生するかもしれない第2、第3の「あいか」の心の充実を強く願おうと思う。

 

 
(TEXT by 津久井箇人 a.k.a. そそそ/編集 花茂未来/協力 親子VTuberあいか&パパ

 
●参考ブログ 親子VTuberあいか&パパのブログ
【第1話】実録!!!!!!!! 12時間でバーチャルユーチューバーになったPCドシロウトのパパ(と娘のあいか)
【第2話】娘のチャレンジを「小学生VTuberハッカソン」なんて大袈裟に公表したけど、実はそんな次元の話じゃなかった件
【第3話】ほぼ10年近くSNSから離れていたトラウマ持ちの対人恐怖症がTwitterを始めたら、そこには愛しかなかった話
【第4話】密着72時間!!!ある親子がVTuberデビューするまでの完全ドキュメンタリー

 
●関連リンク
親子VTuberあいか&パパ YouTubeチャンネル
親子VTuberあいか&パパ 公式Twitter

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