Oculus自身が解説する「Oculus Home」とは何か?【Unite】

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3月28日に製品出荷が始まったPC向けVRゴーグルの「Oculus Rift」。直近では、日本でもソニー・インタラクティブエンタテインメント ワールドワイドスタジオのプレジデント、吉田修平氏が受け取りを報告したことが話題になっていた。

 

 
そんなOculus Riftを手に入れたら、必ず使うことになるのが、ソフトウェアプラットフォームの「Oculus Home」。一体どういうものなのか。4月4日、Unity開発者向けイベント「Unite 2016 Tokyo」の「実践!Oculus Rift – VR開発テクニック」という講演で、Oculus VRの井口健治氏が語った内容をまとめていこう。

 
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主な機能。井口氏によれば、このOculus HomeはUnityでつくられているとのこと。

 
Oculus Riftをかぶると現れるOculus Homeでは、アプリの購入、ダウンロード、起動といった一連の流れをヘッドセットを外さないまま実現できる。もちろんアプリからホーム画面に戻って、ほかのアプリに切り替えることもVR内で完結。ほかにフレンドリストの管理や、ヘッドセットやセンサーの微調整もかぶったままで実行可能だ。

 
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通知やヘッドセット音の調整などは、ゲームを遊んでいる最中であっても、コントローラーやOculus Remoteのホームボタンを押すことで、白い空間のユニバーサルメニューを呼び出せる。このユニバーサルメニューからアプリに戻ったり、アプリを終了してOculus Homeのメインメニューに移動することも可能だ。井口氏は「家庭用ゲーム機のように簡単にインターフェースを使える」と解説。

 
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Oculus Riftを装着していないときも、Homeと同様の機能がPCの画面で使えるようにWindows用アプリも用意。

 
Windows用アプリでもVRアプリの閲覧、購入、ダウンロードが可能だ。さらに購入直後のセットアップウィザード、ドライバー/Runtime/ファームウェアなどのアップデート機能なども統合されている。

 
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コンテンツストアである「Oculus Store」はローンチしたばかりだが、ゲームで30タイトル、動画や写真のビューワーなども含めると50以上になるとのこと。

 
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ストアに並ぶタイトルは、快適度について、Comfortable、Comfort: Moderate、Comfor: Intenseという3段階でレーティングしている。

 
VRコンテンツは、どんな人でもまったく酔わないで遊べるものもあれば、ダイナミックに動くけど酔いを引き起こしやすくてやや人を選ぶものなどさまざま。一方で体験する人も、酔いやすかったり、そうじゃなかったりと個人差が大きい。

 
買ってから「酔いまくりで遊べない……」という惨状を防ぐために、各コンテンツに快適度を表示している。井口氏は、「特にComfortableのものはVR酔いを引き起こすカメラの動きがほとんどないので、誰でも安心して楽しめると思います。初めてVRに触れる方は緑のComfortableから入っていただいて、だんだん慣れていただいてからステップアップするのをお勧めします」と解説していた。

 
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なお、現状、ストアに並んでいる国産VRタイトルはコロプラの「Fly to KUMA」と「VR Tennis Online」の2本だが、ほかにもさまざまな会社がタイトルを開発しているとか。井口氏は「VRコンテンツを開発しているデベロッパーさんはぜひOculusプラットフォームに出していただければと思いますので、お声がけください」と語って、自身の発表パートをしめていた。

 
ちなみに講演では触れられていなかったが、Oculus Riftの各アプリはOculusのウェブサイトでも見られるようになった。製品を注文しようかどうか迷ってる方は、どんなソフトがあるのかぜひチェックしてみよう。

 
(Text by Minoru Hirota
 
 
●関連リンク
Oculus Rift
Unite 2016 Tokyo

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