360度ライブ配信の本命か!? VideoStichが4つのレンズを備えた「Orah 4i」を発表 

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Orah4i

仏VideoStitchは現地時間の6日、360度ライブ配信向けカメラ「Orah 4i」を発表した。4つのカメラと4つのマイクを利用して360度映像と3Dサラウンドを収録し、インターネットで生放送をしたりSDカードに収録することが可能だ。価格は3595ドル(約39万円)で、4月30日まで1795ドル(約20万円)で販売中。出荷は7月の予定だ。

 
VideoStitchは、複数台のカメラで撮影した映像を統合して、360度動画の標準的なフォーマットである「正距円筒図法」(エクイレクタングラー)として書き出してくれるソフト「VideoStitch Studio」を手がける企業だ。近年では、「Vahana VR」という360度ライブ配信用ソフトもリリースしている。

 
Orah 4iは、カメラ部と撮影した映像と音を統合するスティッチングボックス部の2つに分かれている。接続方法はEthernetで、カメラの電源もEthernet経由で供給する。両者をわけることで、カメラの小型化と発熱の低減を実現したという。カメラとスティッチングボックスは100mほど離して、例えばバックステージに隠すことも可能だ。

 

同社がYouTubeで公開しているビデオでは、東京の渋谷と思われる場所で撮影しているシーンも含まれている。

 
4台のカメラで撮った映像は、正距円筒図法として統合される。正距円筒図法はYouTubeやFacebookなど360度映像に対応したネットサービスでも採用しているので、録画したものをそのまま投稿も可能だ。今まで複数台のGoProなどで撮影していたカメラマンにとっては、後処理で統合しなくて済むようになる上、「THETA S」よりも高解像度な360度映像を撮れるというのがメリットになる。主な仕様は以下のとおり。

 
 
●カメラ
・ビデオプロセッサー:Ambarella製プロセッサー×2基
・イメージセンサー:ソニー「EXMOR」(2048×1536ドット)×4基
・レンズ:f2.0の魚眼
・露出:オート
・ホワイトバランス:オート
・センサー間の同期:ハードウェアで同期
・電源:48V(PoE)
・本体サイズ:80×70×65mm
・重量:約482g

 
●スティッチングボックス
・ライブ配信時の解像度:4K/30fps
・最大解像度:4800×2400ドット
・映像形式:H264(High、Main、Baselineのプロファイル)
・映像のビットレート:5〜25Mbps
・出力プロトコル:RTMP、HLS
・オーディオフォーマット:4チャンネル Ambisonic @ B-Format
・電源:110/220V
・本体サイズ:27.4×13×26.4mm
・重量:約2.72kg

 
 
●関連リンク
ニュースリリース(PDF)
製品情報
VideoStich

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