【連載】神足裕司 車椅子からのVRコラム 「ジャンプVRさん初訪問!」編

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ブック型のHMD「ジャンプ美術館」。以前からコミックの中にはいってみたかったとジャンプVR初訪問を楽しみにしていた神足さんです。

 

PANORAでもおなじみのジャンプVRチーム(集英社)におじゃました。
チームが開発したいろいろなVRコンテンツを拝見するためにジャンプ編集部に伺ったのだ。

VR業界のなかでは美術館にいって画家の作品をじっくり眺めるというのが本流の一つでもあるらしい。
画集と違ってペンタッチも細部まで見られる。もちろん作品の近くまで自分で歩み寄って好きな作品がみられる。
ジャンプVRでも立派な美術館が出来上がっていた。飾ってあるのはジャンプでおなじみの漫画の原画たち。
ジャンプイベントなんかでもかなり盛り上がるであろうゴーグルの部分が実際のジャンプをもってみているかのような仕様になっている。

 

見ている姿がとってもジャンプ! イベントでは頭まですっぽり覆われているドーム状の回転椅子でより没入感が味わえます

“ジャンプ美術館”は「DRAGON BALL」「ONE PIECE」「NARUTO-ナルト-」「僕のヒーローアカデミア」の原画が部屋ごとの別れている。みたい部屋を選んで、自分で近寄って、原画をじっくり見られる。
イベントでは卵型のクルクルまわる椅子に座って360度映像をみることができるらしい。子どもたちが自由に楽しめるいいアイディア。意外に360度楽しむのはわかりづらいし、むずかしい。見ている本人もクルクル椅子をまわしているのは楽しいが、ジャンプをまるで見ているかのようなゴーグルをつけてクルクルまわっている姿は周囲がおもわずほ微笑んじゃうんじゃないかな? ボクは車椅子を回してもらって360度を堪能。

VRコンテンツをいろいろ拝見させていただきました。左から藤田さん、原田さん、タケダさん。(残念ながらマツモトさんは不在!)

コミケ関係の仕事をしている知人に聞いたら「原画がみられるなんていうのは、神様に出会う感じなんだよ」そうなんだよなあと納得。
ジャンプ美術館のバージョンアップ版ともいえる“ジャンプCUBU”はOculus Riftを使用し、より没入感が味わえる。さらに「銀魂」や「ハイキュー」もみられた。ジャンプVRのチームがリアルな美術館同様、VR空間に設置する原画を数ある中、どれを選ぶか、どう並べるか相当悩んでみごとに陳列された美術館だ。見ごたえが有る。いまのところイベントでしか試せないらしいが、ソフトがあったらいいのになあとも思った。

 

「最新の技術をとりこむより、幅広い層に楽しめるVRをつくりたかった」技術を担当している藤田さん。コンテンツのバランスがすばらしい。

 

 

●著者紹介

撮影:石川正勝

神足裕司(こうたりゆうじ)
1957年、広島県出身。黒縁メガネ・蝶ネクタイがトレードマークのコラムニスト。「金魂巻(キンコンカン)」をはじめ、西原理恵子との共著「恨ミシュラン」などベストセラー多数。2011年にクモ膜下出血発症。1年の入院生活を送る。半身マヒと高次脳機能障害が残り、要介護5となったが退院後、執筆活動を再開。朝日新聞をはじめ連載も多数。最新刊は「一度、死んでみましたが」「父と息子の大闘病記」などがある。

 

 

●関連リンク
ジャンプVR
朝日新聞デジタル 連載 コータリンは要介護5
神足裕司Twitter

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