タッチ入力可能なスマホ装着型VRゴーグル「MilboxTouch」発売！アプリ開発キットも提供

2016年04月26日 21:122016年12月20日 12:38 sososo291 スマホxR, ニュース

WHITEは、4月26日より、ゴーグル外部からのタッチ入力でスマートフォンを操作できるスマホ装着型VRゴーグル「MilboxTouch」と、VRゲームアプリ「MilboxTouch ver. VR PAC-MAN」を発売する。価格は「MilboxTouch」が2500円（税抜）、アプリ「MilboxTouch ver. VR PAC-MAN」が300円（税込）。また、アプリ開発者向けに「MilboxTouch」用のSDK（開発キット）の提供、外部メーカー向けにタッチ操作技術のOEM供給を開始する。

「MilboxTouch」は、明治大学の宮下芳明研究室の研究成果である「ExtensionSticker技術」を応用し、WHITEと明治大学が共同開発した「Touch Interface Module」搭載のスマホ装着型VRゴーグルだ。ユーザーは「MilboxTouch」筐体側面に導電性インクで印刷されたTouch Interface Moduleを触ることで、ゴーグルの上からゴーグル内に設置したスマートフォンのタップ、スクロール、スワイプといった操作を行える。

従来のスマホ装着型VRゴーグルは、「首を振ることでの操作」が基本だったが、「MilboxTouch」は指でのタッチ操作が可能となり、VRの映像体験に加えてゲーム体験の幅を大きく広げることに成功。外部から入力操作ができるスマホ装着型VRゴーグルは、「MilboxTouch」が世界初となる。

●MilboxTouch 製品概要
・価格：2500円(税別)
・サイズ：約 85x108x150mm
・対応端末：最大サイズ高さ150x幅76x厚さ10.5mm
　-Apple iPhone 6/6s
　-Samsung Galaxy S6 edge/S6/S5
　-Sony Xperia Z4/Z3
　-Sharp AQUOS Compact(SH-02H)/Xx2(502SH)/ZETA(SH-01H)/EVER(SH-04G)/SERIE(SHV32)
　-京セラ URBANO V02(KYV34)/INFOBAR A03(KYV33)
　-LG Electronics isai vivid(LGV32)
　-HTC J butterfly(HTV31)
　-ASUS ZenFone2 Laser(ZE500KL)

「MilboxTouch」の発売にあわせて、対応スマホアプリ「MilboxTouch ver. VR PAC-MAN」がAndroid向けに配信開始された。同アプリをダウンロードしたスマホを「MilboxTouch」に装着することで、往年の大人気ゲーム「パックマン」を立体的かつ360度視野で楽しめる。iOS版も5月末頃にリリース予定。

「パックマン」は、頭上から迷路全体を俯瞰して操作するトップビュー形式ゲームだが、「MilboxTouch ver. VR PAC-MAN」では自身が「パックマン」の世界に飛び込み、パックマン目線で迷路を進んでいく。VRゴーグルならではの深い没入感により、あたかも自分自身がゴーストに追いかけられているような臨場感を味わえる。「ノーマルモード」を選択すれば、スマートフォンのみで360度視野プレイも可能（ただし立体視には非対応）。

●MilboxTouch ver. VR PAC-MAN 概要
・価格：300円（税込）
・対応機種：Android4.2以上搭載
・配信サービス：Google Play
※iOS版は5月末頃リリース予定

VRアプリ開発者向けには、3D開発環境のUnityを利用して、「スクロール」「スワイプ」「タップ」入力を利用したVRアプリが制作できるSDK（開発キット）の提供を開始する。今回はβ版の提供となり、正式リリースは5月末頃を予定。今後は順次、iOS、AndroidのSDKも配布予定。

さらに、Touch Interface Moduleが、すべてのスマホ装着型VRゴーグルの入力方式のスタンダードになることを目指し、Touch Interface ModuleのOEM供給を開始する。OEM供給の方法は、WHITEにて各ゴーグルに合わせてTouch Interface Moduleの取り付け方法や回路図面の最適化のための設計を行った後に製造・販売する方法と、製造方法を含めて販売する方法の二通りを用意する。

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