フジテレビとグリーがVR分野で業務提携 新プロジェクト「F×G VR WORKS(仮)」発足

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フジテレビジョンとグリーは、双方の強みを生かしたVRに関するサービスおよび事業開発に向けた業務提携に合意。VRコンテンツ創出プロジェクト「F×G VR WORKS(仮)」の発足を発表した。

 
「VR元年」と言われる2016年、すでに出荷が開始されているOculus RiftやHTC Vive、さらに10月に発売予定のPlayStation VRなど、VR市場全体が盛り上がりを見せている。日本におけるVR市場の拡大のためには、VRならではの良質なコンテンツの増加と利用者の体験機会の創出が重要として、フジテレビが持つ企画・キャスティング力と映像コンテンツ制作力、グリーが持つVRコンテンツ開発力とWeb・アプリ開発力を結集することで、良質なVRコンテンツの製作提供体制の構築を目指す。

 
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提携プロジェクトの第一弾として、良質なVRコンテンツの製作を希望するクライアント企業に対して、VRコンテンツ制作に関わる企画・キャスティング、撮影・編集、アプリ・機能開発、イベント運営、配信、プロモーションなど、全ての領域をワンストップで提供する予定。

 
フジテレビは昨年、「FOD(フジテレビオンデマンド)」内に、次世代の映像配信技術を活用したコンテンツを提供する研究開発コーナー「FOD LABO」を新設し、「360°水中パノラマ水族館」「360°パノラマ花火大会」などのVR動画コンテンツを提供。また、音楽番組「Love music」におけるアーティストのライブパフォーマンスの360度VR動画収録など、積極的にVRコンテンツの制作・研究開発を進めてきた。

 
グリーは「東京ゲームショウ2015」において、初のVRタイトル「サラと毒蛇の王冠」を出展。GREE VR Studioを立ち上げるなど、自社開発によるノウハウの蓄積を積極的に行っているほか、2016年4月には北米VRスタートアップを中心に投資するファンド「GVR Fund」を組成して北米での投資事業も開始している。また、国内外のVR関連企業のキーパーソンが登壇する「Japan VR Summit」を東京で開催するなど、市場の拡大に積極的に取り組んでいる。

 
●フジテレビ コンテンツ事業局長 山口真氏 コメント
「今、フジテレビは先端テクノロジーとエンターテインメントを融合させるべく取り組みを強化しています。その中でVR市場は今後最も豊かな成長が期待できる分野のひとつであり、今般のグリーとの戦略的なアライアンスにより、互いのノウハウを活用して、これまでにない新たなユーザー体験を提供していきたいと考えています。特に、スポーツや報道、音楽ライブといったジャンルでのコンテンツ制作とVRの親和性は高く、テレビ局のノウハウを最大限活用して、これらのジャンルを中心にユーザーに支持されるサービスを開発していきます」

 
●グリー 取締役 執行役員常務 青柳直樹氏 コメント
「グリーではVRを次世代プラットフォームになりうるものと位置づけて、ゲーム開発を中心に積極的に取り組んできました。今後VR市場が拡大していくためには、より多くの人にVRならではの良質な体験をしていただくことが最も重要だと考えています。VRはゲームだけに限らずあらゆる領域で利用が可能であり、今回、日本を代表する映像コンテンツ技術、サービスの実績とノウハウを持つフジテレビとの提携により、良質なVRコンテンツを全方位的に制作できる体制を作り、市場全体の拡大に貢献していくことを目指します」

 
今回の業務提携により、フジテレビとグリーは今後急拡大が期待されるVR市場において、VR体験の機会の創出と、市場全体の発展に貢献していきたいとしている。

 
●関連リンク
F×G VR WORKS(仮) 公式サイト

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