月額制動画配信サービスの利用率は「Amazon」が首位。「Netflix」が2位

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株式会社ジャストシステム

『動画&動画広告月次定点調査 2018年総集編【トレンド版】』

~10代の購買に最も影響を与えた動画広告は「Instagram」~
株式会社ジャストシステムが運営する、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」では、全国の17歳から69歳の男女1,100名を対象に『動画&動画広告月次定点調査』を、2017年6月から毎月1回実施しています。
このたび、そのときどきのトレンドに焦点を当てて調査を行っている設問について、2018年1月から12月までの調査データをまとめて分析し直し、『動画&動画広告月次定点調査~2018年総集編 【トレンド版】』 として発表します。 
調査データをすべて収録した298ページのレポートを、自主調査レポートページ(https://marketing-rc.com/report/)から、無料でダウンロード提供します。

【2018年の年間トピックス】
2018年、動画や動画広告関連分野におけるトレンドは下記のとおりです。

■約2割が、月額制動画配信サービスを利用
■月額制動画配信サービスの利用率は「Amazon」が首位。「Netflix」が2位
■動画広告が流れても、最も不快感を持たないのは「MixChannel」
■10代の購買に最も影響を与えた動画広告として「Instagram」が、昨年の約5倍に
■約3割が、レシピ動画アプリを利用
■10代の約2割が、動画をSNSへ投稿。昨年比で1.6倍に
■約半数が、電車内の動画広告を視聴
■約7割が、VRを認知。2年前から大幅に増加
■年末年始、10代が動画アプリを利用した時間は、1日平均106.3分
■スマートフォンで動画を視聴する人のうち、約4割がWi-Fiルータを所有

2018年は、月額制動画配信サービスの利用が着実に増加した年でした。最も利用されている月額制動画配信サービスは、他サービスを大きく引き離して「Amazonプライム・ビデオ」(56.9%)でしたが、2017年12月度調査(56.9%)と比べると、利用率は横ばいとなっています。次いで利用率が高かったのは「Netflix」(23.4%)で、利用率を順調に伸ばしており、今、一番勢いがある月額制動画配信サービスと言えそうです。
また、10代の購買に最も影響を与えた動画プラットフォームは「YouTube」でしたが、2位の「Instagram」も順調に影響力を拡大させてきています。今後「5G」の導入などにより、通信環境の向上によって動画アプリや関連サービスの利用がさらに進むことで、消費者の購買行動に影響を与えるアプリやサービスの種類や内容にも変化が起こるかもしれません。

■約2割が、月額制動画配信サービスを利用
月額制動画配信サービスの利用率は、2017年12月度調査の16.5%から、2018年11月度調査の20.2%へと増加しました。2018年11月度調査における月額制動画配信サービスの利用率を年代別に見てみると、10代は21.0%、20代は30.5%、30代は22.0%、40代は21.5%、50代は16.5%、60代は10.0%と、20代の利用率が他の年代よりも高いことがわかりました。

■月額制動画配信サービスの利用率は「Amazon」が首位。「Netflix」が2位
2018年9月度調査において、最も多くの人が「利用中」と回答した月額制動画配信サービスは、2017年に引き続いて「Amazonプライム・ビデオ」(56.9%)でしたが、2017年12月度調査(56.9%)と比べると、利用率は横ばいでした。一方、2番目に「利用中」と回答した人が多かったサービスは「Netflix」で、17.7%(2017年12月度調査)から23.4%(2018年9月度調査)と、利用率は増加していました。

■動画広告が流れても、最も不快感を持たないのは「MixChannel」
各プラットフォームで表示される「動画広告」について聞いたところ、「不快感を持つことはない、ほとんどない」と答えた人の割合が最も高かったのは「MixChannel」(55.0%)、次いで「その他のSNS」(40.0%)、「ニコニコ動画」(38.0%)でした。逆に「不快感を抱くことが多い」「不快感を抱くことがある」の合計が最も多かったのは、「インターネットのWebサイト」(80.4%)、「その他のスマートフォンアプリ」(77.6%)、「YouTube」(76.2%)でした。
※2018年2月度調査。

■10代の購買に最も影響を与えた動画広告として「Instagram」が、昨年の約5倍に
2018年11月度調査において、動画広告を見かけたプラットフォームの中で、「最も購買の参考にした」と一番多くの人から挙がったのは「YouTube」(36.5%)、次いで「LINE」(5.9%)、「インターネットのWebサイト」(5.7%)でした。
10代に限って見てみると、最も購買の参考にしたと一番多くの人から挙がったのはやはり「YouTube」(45.8%)で、2017年に引き続いて首位でした。また、2017年10月度調査では2.6%の人しか挙げなかった「Instagram」が、2018年11月度調査では12.5%となり、「Instagram」を参考にする10代が急増していることがわかりました。

■約3割が、レシピ動画アプリを利用
料理の手順を動画で紹介するレシピ動画アプリを利用している人は31.7%でした。利用しているレシピ動画アプリを聞いたところ、最も多くの人が挙げたのは「クックパッド」(59.3%)で、次いで「クラシル」(44.4%)、「DELISH KITCHEN」(41.3%)でした。
※2018年6月度調査。

■10代の約2割が、動画をSNSへ投稿。昨年比で1.6倍に
2018年11月度調査において、SNSを閲覧するだけでなく、自ら投稿すると答えた人に対して、投稿する動画と静止画の割合を聞いたところ、 「静止画よりも、動画の投稿を行うことが多い」と答えた人は11.3%、「動画もときどき投稿するが、静止画の投稿の方が多い」人は13.9%、「静止画と動画は同じ程度投稿する」人が7.9%、「動画はほとんど投稿せず、静止画を投稿することの方が多い」人は22.1%、「静止画しか投稿しない」人は35.3%でした。
「静止画よりも、動画を投稿することが多い」について年代別に見たところ、10代は20.3%で、2017年8月度調査の12.7%から大幅に増加していました。また、20代、30代、40代においても増加していました(20代は12.7%[2017年8月度調査]から16.0%[2018年11月度調査]、30代は9.9%から11.5%、40代は6.8%から7.4%)。

■約半数が、電車内の動画広告を視聴
2018年1月度調査において、電車の車両内で展開される動画広告を「見たことがある」人は51.0%で、2017年7月度調査時の48.0%から増加していました。また、駅構内で展開される動画広告についても「見たことがある」人は46.8%で、2017年7月度調査時の44.4%から増加していました。電車の車両や駅構内におけるデジタルサイネージ広告は、約半数に視聴経験があることがわかりました。
※「見たことがあり、内容に興味を感じたことがある」「見たことはあるが、興味を持ったことはない」の合計。

■約7割が、VRを認知。2年前から大幅に増加
2018年5月度調査において、VR(バーチャル・リアリティ)を「知っている」と回答した人は69.4%で、2016年8月度調査時の43.1%から大幅に増加しました。若年層ほど認知率が高く、10代では83.0%、20代では76.5%が認知していました。また、その他の世代でも30代は74.5%、40代は69.5%、50代は59.0%、60代は61.0%と高い認知率となっていました。
※「VR関連商品やサービスを利用したことがある」「利用したことはないが、興味はある」「知っているが、興味はない」の合計。

■年末年始、10代が動画アプリを利用した時間は、1日平均106.3分
2018年12月度調査において、年末年始における1日あたりの平均的なアプリ利用時間を聞いたところ、10代で最も利用時間が長かったのは「SNSアプリ」(107.9分)、次いで「動画アプリ」(106.3分)、「ゲームアプリ」(85.1分)でした。

■スマートフォンで動画を視聴する人のうち、約4割がWi-Fiルータを所有
2018年7月度調査において、スマートフォンで動画を視聴する人のうち、「Wi-Fiルータを現在、利用している」人は38.7%でした。2017年7月度調査では27.6%、2017年9月度調査では32.3%と、着実に利用が増加していることがわかりました。

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