E3でも存在感を示していたHTC Vive ゲームと現実のリアルタイムMR合成デモもスゴかった!!

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HTC Vive
少し時間が空いてしまったが、14〜16日に米国サンフランシスコにて開催されたゲームの祭典「E3 2016」についてのレポートをお届けしよう。

 
HTC Vive」といえば、台湾HTCと米国Valveが共同開発したPC向けのVRゴーグルだ。開発を発表したタイミングこそOculus RiftやPlayStation VRに遅れたものの、「VR元年」の2016年を迎えて4月にリリースされて以来、Oculus Riftと比べて入手が容易だったり、コンテンツを入手する「SteamVR」がもともとPCゲームユーザーと親和性が高かったこともあって、徐々にアメリカでも浸透しつつある。

 
12日に開催した「Bethesda E3 Showcase」では、HTC Viveを使用した「Bethesda VR」を発表(関連記事)。E3の期間中は、会場外の黒いテントを、さらにサウスホールの入口にブースをそれぞれ展開して、空間を歩けるという「ルームスケール」を含めたSteam VRならではのVR体験をアピールしていた。

 
HTC Vive
E3の3大ハードメーカーが出展するウェストホールの手前にHTC Vive印のテントが出現。雨のほとんど降らないロスならではの展示方法だ。

 
このHTC Viveの体験はE3の来場者だけでなく、一般人も可能になっていた。E3会場のLos Angeles Convention Centerに隣接するLA Liveでは、E3 Liveという一般向けのイベントを併催。そこにもHTC Viveのテントが設けられ、VR体験ができるようになっていたのだ。体験タイトルは「Space Pirate Trainer」など。スマホアプリを使った予約制のHTC運営ブースとは違って、列に並んでいれば遊べるのが嬉しい!? ちなみにこのE3 LiveにはAlienwareも出展していた。

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シールドで敵の攻撃を防ぎつつショットで敵を撃つ、というアーケードスタイルのゲーム。現在Steamのアーリーアクセスで発売中だ。

 

 
VR普及に立ちはだかる問題として、まずは体験しなければそのよさがわからない、ということがある。一応、米国では大手ゲームショップチェーン「GameStop」の一部店舗で体験会を行っているのだが、需要に対して少ないのが現状だろう。アメリカは国土が広いため、タッチポイントが多数必要になるのがメーカーとしても頭の痛いところではあるが、ここはHTCさんには頑張っていただきたいものである。

 
もうひとつ注目したいのが、サウスホールの入口にあったMR(複合現実)のデモだ。下記のHTC Viveの公式動画を見たことがある人ならわかると思うが、ゲームの世界の映像とリアルの世界でプレーしている人物を合成した分かりやすい映像となっている。

 

 

実際にE3でデモしていた様子はこんな感じ。

 
HTC Viveのコントローラーを一眼レフの上部に装着することで、カメラを移動してもきちんとアングルが合成映像に反映しているのがわかる。先月実施された台湾のITトレンドショー「Computex Taipei」でも同様のデモを実施していたが、実際に目の前にすると、この手法ならVRの楽しさがより分かりやすく伝えられると実感した。やり方については、HTC Vive向けパズルゲーム「Fantastic Contraption VR」をリリースするNORTHWAY GAMESのページが詳しいので、興味のある方は参考にしてみよう。

 
(TEXT by Shogo Iwai & Minoru Hirota)

 
 
●関連リンク
Space Pirate Trainer
Steamのゲームページ
HTC Vive

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