かしこまり&パンディ、オリジナル曲を引っさげて過去最高のパフォーマンスを披露したMARism Vol.3ライブレポート

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VTuberのかしこまり(以下:ちゃんまり)&パンディが2019年3月23日(土)、渋谷WOMBにて『MARism Vol.3』を開催しました。Vol.2から約半年ぶりのライブとなったMARism Vol.3。半年前のVol.2はあいにくの雨、「今回も雨降ったら雨女だよな~」とぼやいていたら、見事今回のMARism Vol.3も雨。しかし、雨の冷たさも物ともしない熱いライブが『MARism』なんです。

今回のMARism Vol.3なんですが、今までのMARismとは一味違います。

“オリジナル楽曲”最高

ミニアルバム<from M/かしこまり>
01 : ココロロボット (作詞・作曲 かしこまり)
02 : 君と飲みたい夜 (作詞・作曲 かしこまり)
03 : ちいさくてもひまわり (作詞・作曲 かしこまり)
04 : ルーティン (作詞・作曲 かしこまり)

もちろん今までのMARismも最高のライブでしたが、オリジナル楽曲ってとてつもなく強大ですよね。3月19日(火)に配信されたミニアルバム「from M」は4曲入りで、全ての歌唱・作詞・作曲をちゃんまり本人が担当しています。可愛くて歌が上手くて作詞作曲ができるVTuberって最強すぎやしませんか。

ライブと言ったらグッズですよね。前回のMARismでは買えなかったグッズがあったので、今回は全部網羅してやろうと意気込んでいたのですが、

終了してました。え?いやもう、売り切れとかじゃないんです。そもそもグッズ販売が終了。スタッフさんに「あ、あの、グッ、グッズはッ…..!?」と鬼気迫るような焦り方で聞いたところ、ライブ終了後に再び販売するとのことで満面の笑みでお礼をして会場へと走りました。

会場では前回同様オリジナルドリンクが販売されていました。最初にこのメニューを見た時にチクタクまりんちゅが“チクチクまりんちゅ”に見えてしまい、何がチクチクしてるんだ…辛いやつでも入ってんのか…?Googleで「辛い グレナデン」と検索してしまい非常に無駄な時間を過ごしてしまいました。

バーチャルアルバイト
ユーティ・キューちゃん 天開司さん 西園寺メアリちゃん

こちら結構話題になった「バーチャルアルバイト」です。VTuberがオンラインでドリンク紹介をするというというシステムなんですが、かなり盛り上がってました。オンラインなのが熱いです。

ワンチャンあるんじゃないかと期待してたのは僕だけじゃないはずです(圧力)

 

最高の空気感

すげぇ~~~!!

会場の雰囲気は開演前から最高でした。これはVol.2の時同様に、ギラギラしたまりんちゅ(※かしこまりファンの呼称)達の熱気が会場全体に満ち溢れています。会場についてまず驚いたのが、女の子が多い!!!!!!!!

圧倒的に前回よりも多い印象。僕はですね、もっと女性にもVTuber文化が広まって欲しいと思っているんですよ。女の子のファンが増えればもっともっとイベントは盛り上がる。そして、イベントに女の子がいると、なんか嬉しい。

18時、ついにMARism Vol.3が開演しました。ダイジェストのような映像とオリジナル曲「ルーティン」のオルゴールの組み合わせは控えめに言って相当エモい演出でした。

僕は開演までに、”選曲と順番”を勝手に妄想するのが好きなんですが、

「1曲目はココロロボットでしょ!!!」

いやそうであってほしい。「ココロロボット」は、ちゃんまりのオリジナル曲で、爽快感あるロックナンバー。つかみ的にもオリジナル曲を持ってくるならこの曲しかないと思ってました。

僕は天才なのかもしれない

本当にココロロボットでした。あまりにもテンパりすぎて「これってココロロボットだよな?」と思わず自問自答してしまう始末。これはもう考察云々じゃなくて、“ちゃんまりとココロが通じ合った”と思わずにはいられません。

後日MARism Vol.3を振り返る「ヨルタマリ」(※ちゃんまりの生放送)で、ココロロボットはVTuberを始めたてのまだ全然人気もなくて動画も見られていなかった時期の曲だと語っていました。原点の曲という意味で、ココロロボットが1曲目になるのは必然だったのかもしれません。ココロが通じ合ったとちょっと上手いこと言った気になっていました。失礼しました。

「ココロロボット」→「ドラマツルギー」→「君と飲みたい夜」の流れから今日初のトークに移りました。

今日雨降ったらしいじゃん!?ガハハハ!

トーク早々シビアな話題が飛び出しました。しかしこれは解決しておかないといけない問題です。誰が雨を呼んでいるのか。

そうは言うものの、ちゃんまりは自分を”雨女”だともちろん認めてはおらず、パンディへ雨楽器となすりつけていました。パンディは「僕は、逆ですよ、燃やされてるんだから」と反論し、最終的にちゃんまりは自分を”雨女”だと認め、この件については無事解決されました。本当によかった!

セットリスト
1.ココロロボット
2.ドラマツルギー
3.君と飲みたい夜
~トーク~
4.ちいさくてもひまわり
~トーク~
5.青い蝶(蒼月エリ cover)
6.透明声彩(YuNi cover)
7.ルーティン
-アンコール-
8.HANABI
9.One more time,One more chance

VTuberオリ曲カバーは熱すぎる

作詞作曲を周防パトラちゃんが手がけ、蒼月エリちゃんが歌い上げる「蒼い蝶」が僕は大好きなのですが、その「蒼い蝶」を歌いたいとTwitterで呟いていたちゃんまり。

本当に歌っちゃうとかもう本当に最高

あまりにもテンション上がりすぎて、「ハ」と「ヤ」の中間みたいな声でました。この「蒼い蝶」という曲は、歌ってる蒼月エリちゃんと作詞作曲をした周防パトラちゃん2人の思い出が詰まった曲で、、、、、話しだすと時間かかってしまいそうなのでやめときます。たぶんFFXIIの裏ボス倒せるぐらいかかります。

 

そしてなんとなんとYuNiちゃんの「透明声彩」もカバー。演出だったりもインスパイヤされており、これもVTuberのオリジナル楽曲が増えてきたからこそできる演出なんだなと、嬉しすぎて隣の知らない人に握手したかったぐらいには高まりました。

 

最後はオリジナル楽曲「ルーティン」を披露。PVの背景をバックに歌い上げ、今日イチの盛り上がりを見せました。最後のサビで「1.2.3 ちゃんまりー!」というコールがあるのですが、ギリギリまで「ダー!」というか迷っていたとは口が裂けても言えません。

「ルーティン」は、ミニアルバムよりも先に配信された楽曲で、ファン視点からするとこの曲がかしこまりのオリジナル楽曲の原点です。恐らくほとんどのまりんちゅはオリジナル曲「ルーティン」が1番聴いた曲ではないでしょうか、僕は間違いなく「ルーティン」を1番ルーティンしました。

アンコール後

ここからはYouTubeでも配信されなかったアンコール後をレポートしていきます。

MARism Vol.3のパーカーに衣装チェンジしたちゃんまり、そういえば今回まだパンディとのデュエットやってないな~と思っていたのですが、それがアンコール後で披露されます。

デュエット曲は、以前ちゃんまりがYuNiちゃんとコラボした時に歌った「カカカタ☆カタオモイ-C」。このデュエット、ちゃんまりはちゃんまりパートを歌うのですが、そうするとパンディは自然とYuNiちゃんパートを歌うことになります。パンディは今まで聞いたこともないような高音ボイスを発していました。

表情もご覧のとおりです!楽しそう!

MARism恒例のデュエットですが、よく考えるとパンディはMARism Vol.1の「ライオン」でシェリルノームパートを歌っているので、もう大体なんでも歌いこなせるんですよ。

デュエット後に、「HANABI」→「One more time,One more chance」と歌い上げ、MARism Vol.3は最高の形で終了しました。オーディエンスの盛り上がりも、ステージパフォーマンスも、回数を重ねるごとに確実にパワーアップしています。そこにオリジナル曲も入ってくるんだから鬼に金棒状態です。行けなかった人は次回来てほしい!両親の許可が、、、という人は「カントリーマアムを届けなくちゃいけないんだ!!!!!」と鬼気迫ってみてください。

いや、とにかく1度来てみてほしい、と切実に思う。そのくらい最高のライブでした。

 

ヨルタマリWOMB店

特典付きプレミアムチケットを購入した人は、公演後「ヨルタマリWOMB店」へ参加することができました。ライブ後の興奮冷めやまぬままヨルタマリ見れるとか、昼飯に寿司食べて、夜飯に焼肉食べるみたいなもんですよ。ほんとどうかしてますよ。

ヨルタマリ開演してすぐに「カントリーロード」を熱唱。え?さっきまでライブで10曲熱唱してたちゃんまりさんですよね?

ちゃんまりさんのスタミナほんとすごいよ。

リスナーの声が届くヨルタマリは初なのでは?声が届くって本当にいいですよね。ライブ後ってことでみんなでライブ振り返ったり、ちょっとした裏話を聞いたり、30分程度でしたがあと3時間はいけました。「Bar貸し切ってリアルヨルタマリやりたいよね!」と言っていたんで今回参加できなかった人もいつか参加できるかもしれません。

ヨルタマリってことで最後に歌ってみたでも投稿している、Aimerさんの「カタオモイ」を歌って、ヨルタマリは終了。最後の選曲「カタオモイ」ってやばすぎませんか?

ということで、MARism Vol.3はこれにて終了しました。確実にパワーアップしていくMARismですが、Vol.4はいつ開催されるのでしょうか。

よく、「かしこまりはどういうVTuberなのか?どういうVSingerなのか?」と聞かれるのですが、僕は「歌うことが好きなVTuber」と答えています。日々の活動やMARismを見ていて、歌に対しての愛を感じます。ライブを見ているとなおさらです。ファンは、歌が上手いかしこまりよりも、歌うことが好きなかしこまりに魅了されているんじゃないかなと思います。MARism Vol.4が待ち遠しい。

(文 森山ド・ロ/編集 花茂未来

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