ブロックおもちゃの間取りシミュレーター「GRID VRICK」がついに製品化 SXSWにも出展

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ネクストは4日、間取りシミュレーター「GRID VRICK」(グリッドブリック)を4月4日より発売すると発表した。ブロックおもちゃを差してつくった間取りをスキャンして3DCG化し、その中をウォークスルー体験できるというソリューションになる。販売に先駆けて、3月13日より米国テキサス州オースティンにて開催されるクリエイティブビジネスの見本市「South by Southwest 2016」(SXSW)に出展する。場所はStand 1830

 
ネクストは、不動産情報サービス「HOME’S」を手がける企業。GRID VRICKは、同社の技術研究・開発部門であるリッテルラボラトリーユニットが2014年11月に発表したデモがルーツだ(ニュース記事

 
例えば、壁はピンク、イスはオレンジといったように建材や家具でブロックが色分けされており、置く場所を変えることでリアルタイムで3Dグラフィックに反映される。マウスなどを操作することなく、ブロックで直感的に修正しながらさまざまなパターンを手軽に試せるのがメリットだ。指定された場所にブロックを置くことで、最大3階までフロアを足していける。

 
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置いたブロックおもちゃが……。

 
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3DCGに変換される。

 
できあがった間取りは、3D空間を移動しながら見えかたを確認できる。その際、壁、床、窓など内装イメージ、季節や時間ごとの日照なども変更してチェック可能だ。さらに今夏には、3Dの家をよりリアルに体験できるように、VRゴーグルへの対応も予定しているとのこと。

 
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家具リスト。

 
ネクストは開発の経緯について、下記のように解説している。

 
「これまで注文住宅や住宅のリノベーションなどを行う際には、施工主と施主がイメージを共有するツールとして、3Dデザインソフトや、外観や室内を立体的な絵にしたパースなどが多く用いられてきました。しかし、平面図でのパースでは完成後のイメージの共有に限界があり、また3Dデザインソフトは制作の時間やコスト、何度も作り変えることは困難など、様々な課題がありました。そこでこのたび、リアルタイムに3DCGの家をつくり出し、誰もが簡単に本格的なシミュレーションができるツールとして、家づくりのリアルタイム3Dシミュレーター『GRID VRICK』を開発し、発売を決定しました。

 
現在予定している価格は、初期費用が38万円、月額費用が20万円。導入などに関する問い合わせ先は、gridvrick-info@next-group.jpまで。

 
 
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