VRで観光案内も 鳥取・倉吉に20万冊のマンガが読める「ふるいち 関金温泉まんが王国」がオープン

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トラベルシリウスとテイツーは4月7日、鳥取県倉吉市のホテル「グリーンスコーレせきがね」にて、約20万冊のマンガが読めるサービス「ふるいち 関金温泉まんが王国」をオープンした。トラベルシリウスが運営する同ホテルに、古書店チェーン「古本市場」を展開するテイツーがマンガを提供。企画には、自衛隊 岡山地方虚力本部の萌えPRキャラを手がけたインクが協力した。利用料は、日帰りが温泉・フリードリンク付きで12時間1000円。宿泊が5000円から。

今後、インターピアの業務用VRソリューション「KANTAN VR」を活用した、近隣観光地を360度で視聴できる案内コンテンツの体験コーナーも日帰り客・宿泊者の両方を対象に無料で開催予定だ。

 

ホテル内1〜3階のロビーや廊下、旧宴会場などに約280台の書棚を用意して、少年・青年・少女・大人の女性向け・歴史・スポーツ・巨匠といったジャンルごとに分類している。なお、約20万冊というのは表に出ているものだけで、バックヤードも含めると26万5000冊ほどの数になっているとのこと。

 

特に力を入れているのは女性向けで、3階の3室を男子禁制としてボーイズラブ作品などを含む3万冊を展開している。

 

今後、ホテル周辺の観光スポットをVRで体験可能にする予定。観光スポットをVRで提供するは非常に有用な手段で、例えば、新緑や紅葉、雪景色など、四季によって大きく変わる風景を360度映像で記録しておけば、いつでもベストな状態で体験できて、実際の場所に興味を持ってもらうきっかけにつながる。

 

7日に開催したオープニングイベントには、マンガ好きで知られる衆議院議員・石破茂氏(中央)や、「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」を手がける小説家・柳内たくみ氏(左から2番目)らが出席し、テープカットを行なった。

 

石破氏はあいさつにて「若い方のみならず、おじさんにもウケるような、『そういえば昔こんなマンガ読んだよね』という作品があるんだろうと思います」と施設に対する期待をコメント。さらに「我々の世代が集まると、『伊賀の影丸、読んだよね』とか、『0戦はやと、面白かったよね』とか、多分誰も知らないと思いますけれど(笑) 『いやゼロ戦レッドのほうが面白かったよね』とかそういう話になるわけです。やはり時代を超えて、年齢を超えてあの頃こうだったよね、あのときこんな夢があったよね、これからまたこういう日本にしたいよねといった話が出るといいと思っています」とマンガとの思い出を語っていた。

 

館内には「ゲート」の等身大パネルを揃えた特設コーナーも用意。本に限らず、館内にはアニメやマンガ、ゲームなどの関連グッズが多数飾られている。

 
 
●関連リンク
ふるいち 関金温泉まんが王国
グリーンスコーレせきがね
KANTAN VR(PDF)

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