アクセンチュア、VRモバイルアプリケーションでGLOMO賞を受賞
児童福祉ケースワーカーのための仮想現実による体験型研修ツール「AVEnueS」
アクセンチュアが開発した仮想現実(VR)による体験型研修ツール「Accenture Virtual Experience Solutions (以下、AVEnueS)」が、「Global Mobile Awards(グローバル・モバイル賞、通称Glomo Awards)2019」で「モバイルVR/AR最優秀賞」を受賞しました。授賞式は、スペイン・バルセロナで開催されたモバイル・ワールド・コングレス(MWC19)の初日に行われました。
アクセンチュア公共サービス・医療健康本部で社会保障領域を統括するライナー・バインダー(Rainer Binder)は次のように述べています。「VRテクノロジーは日々進化を続けており、社会福祉の分野においても、市民サービスを大幅に改善する潜在的可能性があります。研修や育成にVRを活用することで、ケースワーカーやそのほかのソーシャルワーカーたちが現場で必要とされる高度なスキルをより短期間で身につけ、現場での働きかけ、観察、判断などをより効果的に行えるようになります。」
AVEnueSに必要なものは、Oculus®ワイヤレスヘッドセット、ダウンロード可能なアプリ、そしてWi-Fi接続の3点のみです。児童福祉モジュールには、家庭における児童の安全性を判断するため、研修者が家族にインタビューする学習も含まれています。このソリューションの目的は、ケースワーカーが家庭環境の複雑さを見極め、訓練の積み重ねによって自信を高め、より短い期間でスキルを修得できるよう支援することです。リアルな学習体験を通じて、ケースワーカーのスキル向上に新たな方法をもたらすAVEnueSは、政策立案者や他の児童福祉関係者の理解を深めることにも役立ちます。
AVEnueSはまた、米国South by Southwest®(SXSW®)の「インタラクティブ・イノベーション・アワード」(デジタル分野で最も先見の明のある進化を称える賞)のファイナリストにも選出され、2019年3月9日のファイナリストショーケースで展示されました。
行政サービスにおけるVRの活用に関する詳細はこちらをご覧ください。
https://www.accenture.com/jp-ja/insights/public-service/caseworker-virtual-reality
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