デビューでいきなり24時間耐久!? 新VTuber事務所・FIRST STAGE PRODUCTION(いちプロ)の新人7名に刮目せよ【PR】

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VTuberといえば、ここ数年ネットで大きく注目を集めているジャンルだ。今なお新人が次々とデビューし、その才能を開花させて成長していくこの業界において、この3月、7人が所属する新たなVTuber事務所「FIRST STAGE PRODUCTION(以下:いちプロ)が誕生した(ニュース記事)。

プロデュースするのは、グリーの100%子会社であるREALITY Studios。グリーといえば、KMNZらが所属するREALITY、キングレコードと共同出資で生まれ、HACHIらが所属するRK Musicなどを生み出し、VTuberムーブメントの初期から業界を支えてきた存在だ。そのKMNZとRK Music、いちプロを有するのがREALITY Studiosになる。

歴史の最先端にいる「いちプロ」は3月10日に各タレントのデビュー配信を迎えたわけだが、なんといきなり24時間耐久という前代未聞の試練に挑戦! 各VTuberたちのYouTubeチャンネルで2時間ほど配信を行い、リレー形式で24時間をつないで、集まったファンを大いに楽しまさせていた。男子2人、女子5人のわちゃわちゃした雰囲気がまさにコラボ配信の醍醐味という感じでいずれも面白かったものの、今回はオススメの3つをピックアップして紹介していこう!

FIRST STAGE PRODUCTIONメンバー(以下、敬称略)
天廻てん(あまえ てん)
武者小路エリ(むしゃのこうじ えり)
ローズ・スイング!
ゆらぎりう
神頼シハイ(かみより しはい)
茜子(あかね)
Leta(レタ)


デビュー間もない「いちプロ」メンバーで「最強バカ」決定戦!?

まずオススメしたいのが、トップバッターとなった「学力テスト〜最強のバカ決定戦〜」だ。MCとなる神頼シハイ(シハイ)と武者小路エリ(エリ)以外の5人が回答者となり、シハイが作ったテストを受け、その点数で競う形となっている。本テストの範囲は小5〜中1の授業内容で、国語、社会、英語、総合の4テーマで基礎学力を問う内容であったが、タレントからの珍回答が連発してしまい終始笑いが絶えなかった。

そんな中でも突出した点数を叩き出したのが天廻てん(てんてん)。ケアレスミス以外はほとんど正解という成績だった。次点はLeta。コンスタントに点数を取っており、この順位は妥当なものであろう。そして3位はリスナー、タレント共に驚愕の茜子がランクイン! 事前の「最強バカ」予想ではダントツ1位だったのだが、赤点回避ギリギリの点数でこの順位となった。4位は「最強バカ」予想で2位だったゆらぎりう(ゆらぎ)が順当にランクイン。そして第一回目の「最強バカ」となったのは……。

ローズ・スイング!(ローズ)

事前予想では「バカではない」判定をされていたのだが、まさかの「最強バカ」就任! 以降の配信では「バカ」のプラカードを下げて参加することとなるのだった。


女子4名が死力(?)を尽くした料理バトル!!

リレー配信も後半に差し掛かろうとしている3月11日の12時から開幕したのは、いちプロ女子メンバーによる料理配信「女のプライドを賭ける料理対決〜見ただけ&聞いただけ〜」。こちらも非常にオススメな配信で、「写真を見ただけで料理をする自炊チーム」と「料理内容を聞いて料理する自炊しないチーム」に分かれて対決する。MCはてんてんで、彼女が事前に作った「ピエロギ」を2チームで料理してもらうこととなる。

まずは自炊をしていない「聞いただけ」チーム(卍最強卍)から料理開始。メンバーはシハイとエリで、15分ずつ交代で料理を行なっていく。本企画では指示役とコック役に分かれて作業を分担するのだが、コックは前情報は一切もらえず指示役のみ情報を得ている状態でスタートする。コック役はシハイ、指示役はエリ。エリは緻密なメモからグラム単位での指示を出すが、料理初心者のシハイはなかなか手がおぼつかない。じゃがいもの芽をとる指示も最初はわからない状態だったが、徐々に慣れて「面白い!」という様子はとても微笑ましいものだった(笑)。そしてあっという間に15分がたち、料理交代となる。

自炊をしている「見ただけ」(しめじ戦隊)チームのメンバーはゆらぎとローズ。そしてコック役はローズ、指示役はゆらぎで料理スタート。ふたりとも普段から料理をしているだけあり、ゆらぎの指示に迷いはなく、ローズの動きには無駄がない。料理する品物の写真を見ただけとは思えないほどテキパキと指示をするゆらぎ。その指示に応えつつ、何が必要かを即理解して行動するローズのタッグは見ていて驚嘆してしまった。とくにタマネギの微塵切りではローズのテクニックが炸裂し、てんてんも思わず「すごい!」と大絶賛。だが、本料理のベースとなる生地作成では分量がわからないことがネックとなり、少々手こずっていた。それが後半思わぬ展開になってしまうことに……。

後半戦、「卍最強卍」チームは生地作成から開始。分量通りに作った生地だったが、粘り気が強くサランラップに引っ付いてしまう。打粉をまぶし、引っ付かないようにして綿棒で生地を伸ばしていくのだが、サランラップにかなりの量が残ってしまっているのはご愛嬌(笑)。生地を伸ばし、料理ができていくことが嬉しいのかシハイは終始楽しそうにしていた。そしてソース作りなどは順調に進行し、料理が完成する。

続く「しめじ戦隊」チームはソース代わりとなるベーコンを炒めていく。その際、ニンニクで風味を出す指示をゆらぎが出すのだが、ここでもローズのテクニックが炸裂! ニンニクを包丁の腹で潰し、細かく切っていく。ニンニクは細胞を壊すことで香りが強くなるため、つぶすことでより風味を生かすことができる。普段から料理をしていなければなかなかできないことだろう。そしてベーコンを炒める傍ら、生地作りに着手するのだがこちらも生地の粘り気が非常に強く、生地作りに大苦戦。打粉を塗しても綿棒に引っ付いてしまう状態で、生地を包むときも苦労していた。だがローズが持ち前の対応力を発揮し、料理は完成する。

そしててんてんによる試食審査。「しめじ戦隊」チームからの試食となるが、味は良かったが「生地がもそもそしている」ということで首を傾げてしまう。「卍最強卍」チームの方は「味が薄いのと脂っこい(オリーブオイル入れすぎ)」とのことで、こちらも首を傾げてしまうのだった。結果、今回の勝負は「引き分け」! そのため全員で罰ゲームの苦茶を飲み、決着は次回以降へ持ち越しとなるのだった。


総額100万円!? タレントによる企画提案配信!

24時間配信最後の企画にしてイチオシの配信! それが「私たちに投資してください!!」だ。本企画はMCとなったエリとゆらぎ以外のメンバーがいちプロ運営に企画提案をし、総額100万円の活動資金を投資してもらえるかどうかを見るというもの。運営側からは社長である杉山綱祐氏、運営長のわくわくソーセージ氏、マネージャー代表のK氏の3名が参加。タレントの提案に対して、どのような判断を下すのかに注目が集まった。

 企画提案のトップバッターはローズ! 野球好きを生かして「日本一周野球修行の旅」と「ホームランボールの気持ちを味わいたい!」という企画を提案。「日本一周野球修行の旅」は全国のバッティングセンターを周り、ピッチングマシンと対決するというもの。ピッチングマシンは本当の選手同様、さまざまな癖を持っているためバッティング技術向上に非常に役立つとのことだ。また「ホームランボールの気持ちを味わいたい!」はマカオタワー・バンジーを行うというもの。この時の落下速度は約時速200kmになるとのことで、メジャーリーガーの大谷翔平選手の打球速度とほぼ同じとのこと(大谷選手の打球速度は191.5km)。はたしてこのプレゼンの結果は……?

「日本一周野球修行の旅」は残念ながら×判定が多かったが、「ホームランボールの気持ちを味わいたい!」は満場一致で「◯」! のっけから素晴らしい反応を獲得し、2番手へバトンが渡されるのだった。

2番手となるはLeta。彼の企画は「本気(ガチ)で家が欲しい」というもの。いちプロ全員が共通で気軽に使える事務所寮を用意することで、配信クオリティーの向上などが見込めるというもの。すでに事務所側で使用できる3Dスタジオもあるのだが、スタジオでは無茶なことはできず、NGもあるので気軽には使えないと訴える。同期メンバーからは絶賛の声で迎えられるこの企画だが、運営陣はかなり慎重にLetaに質問をしていく。この結果はいかに……?

やはり厳しい結果として、運営陣全員から「×」を出されてしまう。今回はあくまで「企画」にお金を投資する話であり、「施設」に投資するのではないと手厳しい意見も。まだ最終決定は出ていないと意気込むLetaだが、3人目のプレゼンへと移行する。

3人目のプレゼンターはシハイ! 彼女は複数の企画を持ってきたとのことで、全部で5つの企画を発表する。企画数が多いので羅列すると「ティラノサウルスレースに参加したい!!」「メンバーお化け屋敷対決をやりたい!!」「【リスナーに聞け!】全国夢の宝探し!!」「1週間無人島生活対決!!」「100万円競馬につぎ込んでみた!!」だ。すべて好評だったのだが、現実的に金銭面や安全面で厳しいのではという意見も。判定はどうなるのだろうか?

結果は「ティラノサウルスレースに参加したい!!」「メンバーお化け屋敷対決をやりたい!!」は満場一致で「○」! 「1週間無人島生活対決!!」「100万円競馬につぎ込んでみた!!」は「×」多めの結果となってしまう。「【リスナーに聞け!】全国夢の宝探し!!」についてはブラッシュアップが必要という結果となった。

4人目は茜子のプレゼンとなった。企画名は「〜あの青春をもう一度〜」。内容は撮影などで使われている学校を貸切り、3ヵ月間「文化祭」を開催するというもの。メンバーごとにクラス分けを行い、クラスごとに出し物を開催するという案は非常に好評だった。だが、費用面についての発表で2500万という金額に落胆してしまう面々。また企画内容についても運営陣から手厳しい意見も出てしまうが、結果は……?

運営陣全員から「×」が出てしまう結果に……。企画の甘さを指摘されるも、「今ではないが今後やる価値はある」という意見も出ていたため、ここからに期待したい企画だった。

5人目はてんてん。彼女の企画は「バーチャルメイドカフェ」。いちプロメンバー全員でメイドや執事となり、ファンとの交流やコラボメニュー、限定グッズ販売などを提案。かなり具体的な内容を列挙しており、いちプロメンバーや運営陣からの反応も上々だ。特にメンバーがメイド服になってお給仕することに熱意を持ってプレゼンしていたように思えるのだが、はたして結果は……?

見事運営陣全員から「○」をゲット! 具体的な話が出てきて検討される素晴らしい内容だったが、費用面や時期的なもので即実現できるものではないという厳しい判断も。最終的にはどう判断されるのだろうか。

5名のプレゼンが終わり、MCのエリから1期生全員での提案として「地上波にTVCMを1回だけ流す」という企画も出るが、最終判断はどのような結果に? 見事実現したのは……

シハイの「ティラノサウルスレースに参加したい!!」とローズの「ホームランボールの気持ちを味わいたい!」に決定!!

早速実現に向けて運営陣と話をするいちプロの面々。24時間企画の中で、次に実現される企画が決定するという素晴らしい内容となったのであった。


企画目白押しのいちプロ、始動!

24時間配信を終え、早速いちプロメンバー全員の歌ってみた動画を公開するなど精力的に動き出したFIRST STAGE PRODUCTION。最初から24時間配信や100万円投資企画など、リスナーを飽きさせない試みに溢れており、今後の動きが非常に気になるところ。彼らがどのように成長していくのか。彼らと共に歩み、見守っていきたい。

●関連リンク
REALITY Studios
FIRST STAGE PRODUCTION