「Oculus Connect 3」基調講演ダイジェスト Touchの価格やソーシャルVR対応など盛りだくさん

LINEで送る
Pocket

oc302
米国カリフォルニア州サンノゼにて現地時間の5〜7日に開催しているOculus開発者向けのイベント「Oculus Connect 3」。その基調講演が6日朝に実施された。新要素満載だったので、時系列順に並べた写真でダイジェストでお届けしよう(1日目の記事はこちら)。

 
oc301
会場の様子。

 
oc303
同社CEOのブレンダン・イリーベ氏。

 
oc304
冒頭で親会社であるFacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグ氏が登壇。

 
oc305
10〜15年後に目指すべきメガネ型のヘッドマウントディスプレーを目標に、今はハードが出てきた始まったばかりの段階と強調。

 
oc306
次のフェーズは、素晴らしいソフト体験。

 
oc307
そうした可能性のひとつとして、アバターを使ったソーシャルVRのデモを披露。豊かに表情を反映したり、周囲の光景を一瞬で買えたり、トランプやチェスで遊んだり、メッセンジャーの映像と一緒に自分のアバターで自撮りしてみたりと、リアルとバーチャルが融合した体験を見せつけていた。

 
oc308
さらにもうひとつ、モバイル型と据え置き型のいいとこどりをした一体型ヘッドマウントディスプレーの制作も示唆。

 
oc309
Riftからケーブルをちょん切ったような開発機のビデオを流していた。ここでザッカーバーグの出番は終わり。

 
oc310
VR向けウェブブラウザー「Carmel」も開発中。

 
oc311
VR内で使うアバターを、すでに用意された項目を組み合わせることで手軽に制作できるOculus Avatars。Rift向けはTouchのローン時に、モバイル向けは2017年の早期にリリース予定。

 
oc312
ソーシャルVR向けの機能として、グループを作成して最大8人でボイスチャットできる「PARTIES」と、専用の部屋を作成してゲームや「ROOMS」を発表。Gear VR向けに数週間以内にリリース予定。

 
oc315
PARTIESはちょっとAltspaceVRっぽくもある。

 
oc317
Rift向けのSDKとして、非同期スペースワープ(Asynchronous Spacewarp)を用意。45fpsで動作しているアプリを90fpsにフレーム補完して見せるという、おそらくPlayStation VRの60→120fpsと同様の機能と思われる。

 
oc318
この要素により、今までグラフィックカードでGeForce GTX 970以上だったPCの最低動作条件が、960以上とさらに引き下げられた。

 
oc319
ゲーミングPCの「CYBERPOWERPC」では、499ドルという低価格を実現した。960が使えるとなると、日本で売られるPCでもさらに選択肢が広まりそうだ。

 
oc320
「Oculus ready」の認証を受けたノートPCも、ASUS、ALIENWARE、Lenovo、AORUSから登場する。日本でもリリースされるか気になるところ。

 
oc321
Riftのヘッドホンパーツを付け替えるイヤホンパーツが発表。外部からのノイズを遮断して、より没入感の高い体験が得られるとのこと。

 
oc322
価格は49ドル。10月10日よりOculus.comでプレオーダーをスタートし、12月6日に出荷予定。

 
oc323
ヘッドホンやフェイスパッドといったパーツの制作もサードパーティーに開放していく模様。

 
oc324
そしていよいよOculus Touchの登場だ。こちらも10月10日から199ドルでプレオーダーを受け付け始め、12月6日に発送する。プレオーダーすると、「VR Sports Challenge」と「The Unspoken」の2本がバンドルされる。

 
oc327
3本目の赤外線センサーを背後に置くことで、より広い部屋レベルでの位置トラッキングを可能にする「ルームスケール」にも対応。

 
oc328
追加センサーの価格は79ドル。Touchと同じ12月6日に出荷予定だ。

 
oc329
「Arktika.1」「Lone Echo」「Robo Recall」といったTouch対応タイトルも新たにお披露目された。

 
oc330
話はモバイルに変わって、Gear VR向けのビデオSDKには、ダイナミックストリーミングサービスなどを含むとのこと。

 
oc331
9月に発表したBluetooth接続のXBoxワイヤレスコントローラーが、Gear VRでも利用可能に。

 
oc332
コンテンツ方面では、ディズニーとのコラボも明らかになり……。

 
oc333
ブレードランナーVRの制作にも触れられた。

 
oc334
基調講演の最後は、Oculus Researchに所属する伝説的プログラマー・マイケル・アブラッシュ氏によって、ハードのスペックや視線トラッキングなどの5年先の未来予測が展開されていた。

 
 
(TEXT by Minoru Hirota

 
 
●関連リンク
Oculus Connect 3

LINEで送る
Pocket

のじゃロリLINE公式スタンプにじさんじLINE公式スタンプ猫宮ひなたLINE公式スタンプにじさんじ2期生LINE公式スタンプときのそらLINE公式スタンプ
        
バーチャルYouTuber
のじゃロリLINE公式スタンプ
にじさんじLINE公式スタンプ
猫宮ひなたLINE公式スタンプ